メインメニュー

ルイのひとりごと 星の王子さま(Le Petit Prince)


「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。 かんじんなことは目には見えないのさ」

「星の王子さま」(原題Le Petit Prince原作サンテ=グジュぺリ 日本語訳 内藤濯)
に登場するキツネが小さな王子さまに語りかけた台詞です。


別に自分が占い師という職業をしているから言うのではなく、歳をとればとるほど、経験を
つめばつめほど、人間は目先のものだけにとらわれ本当に大事なものが見えなくなって
いるような気がする。
それはある意味仕方のないことかも知れない。
僕だって、この歳になって色々世間の荒波にもまれ、「目に見えて価値のありそうなもの」
地位とか名声とかお金とか、そういったものばかりに目を向けそうになったり、仕事に
おける人間関係のしがらみに縛られたりもしている。


だから僕にとってこの言葉は、自分が自分を見失いそうなときに元気を与えてくれる
魔法の言葉なのだ。


他にも小さな王子さまが、自分の故郷の小さな星B-612で椅子を動かし一日に最高44回も
夕日を見るシーンがあるのだが、このときの王子さまの気持ちにもとても共感ができる。



この作品は一見子供向きの童話のようですが、本当は大人のための童話だと思います。
(つきつめて言えば作者であるサンテ=グジュぺリ本人の身勝手な想いをつづった私小説であると言える。)色々、深読みをしてしまうときりがなくなってしまうのですが、素直な気持ちで
一読してみれば、きっと心になにか暖かいものが残ると思います。

2005年でLe Petit Princeの日本での著作権が切れたので、新訳としてさまざまな出版社から新訳版の「Le Petit Prince」(出版社によって、星の王子さまだったり、小さな王子さまと訳されている)が出版されているので興味のある方は読んでみてください。

冒頭に引用した岩波文庫版、内藤濯 訳「星の王子さま」は誤訳が多く文体も古臭いので
僕は、論創社三野博司 訳の 「星の王子さま」がお勧めします。
(意訳ですが「星の王子さま」というタイトルをつけたことは最高だと思います。)

根性のある人は仏和辞典片手にフランス語の「Le Petit Prince」を読んで下さい。
フランス語では珍しい繰り返しの文章や、美しく韻を踏んだ旋律をもつ文体に
感動するでしょう。
内藤濯訳と読み比べると誤訳の多さと、子供向けに改悪された文体がよくわかります。


きっとあなたの心にもなにか残ると思いますよ!

本日も最後まで読んでいただき本当にありがとうございますo(^▽^)o

Providence Lui

当たる占いの店東京神楽坂占い処大神(おおかみ)
http://sedona-uranai.com

Posted at 2015年02月05日 17時36分00秒