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正しい塾の選び方

「正しい塾の選び方」



※この記事は、2010年4月18日に書かれたものです。

学習塾選び〜その壱

4月新学期スタート。
新入学生もガイダンス等も終わり、授業が始まったと思います。
部活はまだ仮入部で、5月から本格的に活動することとなるでしょう。

この時期に考え始めるのが、学習塾をどうするのか。
通わせるべきか、どこの塾にするのか。

私の子供の知り合いも、同じような悩みを持っている方が多いですね。

そこで、今回は学習塾選びの参考にしていただけたらと思い、ポイントを簡単に書かせていただこうと思います。
まずは学習塾の種類を理解する必要があります。

<小学生>

1、目的を明確にする。これが最も重要!

〇篶中学受験か ∧篏か。

〇篶・国立中学受験をお考えなら、小学3年、遅くとも小学4年から受験勉強を始めないといけません。
どの進学塾も、そのようにプログラムが組んであります。
6年生からスタートというのは、不可能に近いと言っていいでしょう。
現に、サピックスなど大手の進学塾で「6年生からスタートしたい」と言ったところ断られたというケースがあります。

中学受験の経験者はわかると思いますが、受験用の学習内容は、学校で習う内容と雲泥の差で、一般の大人でも解くことができないものが多くあります。
最近は、「平成教育委員会」や「Qさま!」など、テレビのクイズ番組が大人気で、そこでも多くの私立中学の入試問題が取り上げられていますから、どれほどの難易度か知ることができますね。

もちろん、身につける知識の量も比較にならないくらい莫大なものになります。
本格的に中学受験を考えるのであれば、相当の覚悟が必要と考えてください。
学習面はもちろん、精神的にも時間的にも、そして費用的にもです。

∧篏というのは、学校で習う範囲の勉強をするということです。
十数年前までは、補習塾も多くありましたが、現在では補修メインでやっている塾はとても少なくなっています。
これは、少子化やバブルでの土地の買い占めなどの影響で、いわゆる「町塾」が生徒確保困難に陥り経営難になったことで、どんどん閉めざるを得なくなったからです。
私が当初勤めていた高輪の学習塾も町塾でした。ここでは受験&補修でしたが、地域密着型で、上記の影響を大きく受け、今ではなくなってしまいました。
アットホームで、講師と生徒の心のつながりを大切にする、暖かく楽しい大変良い塾だったのですが。

地域密着型の他に、栄光ゼミナール市進学院など有名な進学塾の一般コース(非受験)のクラスというのもありますね。

2、形態

^貔道愼魁塀乎勅業)か 個別指導か。

^貔道愼浬

ほとんどの学習塾が一斉指導ですね。
目的に応じたカリキュラムがあって、そのカリキュラムに従って授業は進んでいきます。

メリットは、
1) 「勉強する」という集団の雰囲気の中で学習できる。
2) 競争心が芽生える。
3) しっかりとしたカリキュラムがある。
4) 月謝がそれほど高くない。
5) 友達と通える、友達ができる、といった生徒にとって楽しい面がある。
6) 専任講師やキャリアのある講師が、授業を担当している場合が多い。
7) 受験情報が手に入りやすい。受験指導(学習面以外の)がしっかりしている。
8) 学力別・成績別のクラス編成を行っている。
9) たいていの場合、学力診断テストなど客観的な成績の出るテストを行う。
10) 宿題の量が多い。(多くの学習量をこなすことができる。ただし、これはデメリットにも  なります。)

デメリットは、
1) カリキュラム通りに進むので、理解していなくてもどんどん進んでしまう。塾の落ちこぼれ になってしまう。
2) 欠席すると、習っていない個所ができてしまう。(穴があいてしまう。)
3) 授業中に質問ができない。
4) 「競争」が向かない。
5) 生徒同士の人間関係で支障をきたす。(いじめや仲間はずれなども起こります。)
6) 友達ができるので、生徒の目的が「遊びに行く」になってしまう。
7) クラスによっては、学歴はあるけれどたいした指導力のない講師が担当している場合があ   る。
8) クラスによっては、完全に子供の遊び場になっている。騒がしかったり、だれていたりして  勉強する環境・雰囲気になっていない場合がある。
9) 時間割が決まっているため、部活や・習い事のスケジュールと合わない。

個別指導
生徒個人の目的や学力に合わせて学習を進めます。
1:1(完全マンツーマン)、1:2、1:数人、といった形態。

メリットは、
1) 生徒個人の目的や学力に合わせて学習が進む。
2) 部活や習い事に合わせて授業の時間割が組める。
3) 一斉指導に比べると、親切・丁寧に指導してくれる。
4)  質問の苦手な生徒に合っている。
5) 競争の向かない生徒に合っている。
6) 理解していない個所も重点的に指導できる。
7) 欠席しても内容が先に進むことがない。
8) 生徒同士の人間関係の影響が少ない。

デメリットは、
1) 競争心が生まれない。
2) きちんとしたカリキュラムがない。
3) 講師が学生であることが多い。(学生が全てダメというわけではありません)
4) 受験情報・受験指導が不十分。
5) 担当講師がコロコロ変わる場合がある。
6) 学力診断テストや偏差値・順位などの成績が出る客観テストがない。
7) 一斉指導塾に比べて月謝が高い。
8) 宿題の量が少ない。

3、どのように学習塾を選ぶか。

1) 通える範囲にどんな塾があるのかを調べる。
2) 塾に通う目的・理由を踏まえた上で、それに合った塾を複数ピックアップする。
   各形態のメリット・デメリットを考える。
   知り合いや近所の評判はどうか。(これは参考程度です。)
3) 説明を聞きに行く。
   塾によって特徴やシステム、雰囲気が異なります。
   担当者(できれば塾長・校長)はどんな人物か。

4) 見学させてもらう。
 どんな先生が教えているのか。
   生徒たちの様子はどうか。
雰囲気はどうか。

5) 体験授業を受ける。(たいていの場合は無料です。)
  遠慮せず、どんどん受けてしまいましょう。
体験を受けたからといって、入塾しなければならないということはありません。
嫌ならお構いなしに断りましょう。(「体験あらし」のような親もいるくらいですから。)
子供本人の感触はとても重要です。
6) 子供の意見、両親の意見を反映させて決定する。

このように書いていくと、大変手間がかかるように思えるかもしれません。
しかし、どの塾に通うかはとても重要なことです。
子供の貴重な時間とやる気、そして安くない月謝を無駄にしないためです。
子供の将来がかかっていると言っても過言ではありません。
すべて子供のためですから、塾選びをいい加減で済ませてしまってはいけませんよね。

次回は、有名な学習塾について書いてみたいと思います。

Posted at 2014年09月01日 23時57分40秒