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中学入試・1月受験

中学入試「1月入試の捉え方」


※この記事は、2010年1月13日に書かれたものです。

1月に入り、すでに埼玉などで入試が始まっていますね。
1月入試をどのようなポジションに置いているかは、各家庭で異なると思います。

 2月が本命。1月入試は、あくまで練習。
◆2月が本命だが、1月校が第2、第3希望。または押さえ。
 1月校が本命。

の方は、とにかく全力投球ですね。
しかし、´△諒は、しっかりした考え方と、上手な生徒へのアプローチの仕方が必要です。
´△両豺隋1月入試の結果によるメリット、デメリットは以下の通りです。

「1月校で合格した場合」

<メリット>
・生徒が自信を持つことができる
・ひとまず安心感を持つことができる。
(自分のやってきたことに対して、「合格」という良い結果を出せたことにより、自分の努力と実力の裏付けが取れたわけですから。)
・2月本番に向けて、弾みがつく

<デメリット>
合格が出たことで安心してしまい、気がゆるんでしまう
(2月本番に向けて、緊迫感が生まれない。)
「合格」あるいは「入試」をなめてしまう

「1月校で不合格を出した場合」

<メリット>
・2月本番に向けて、必死に取り組むことになる
(2月までの残りの日数で、まだまだ多くの知識を取り入れることができる。)
・本番で研ぎ澄まされた勘を発揮できる。

<デメリット>
自信をなくしてしまう
不安感に取りつかれてしまう。
・精神的な落ち込みや焦りから、本番(2月)で実力を発揮できない。

の方以外は、上記のことを念頭に入れて、生徒に1月入試の前に、話をしておく必要があります。
もちろん、合否が出た後もです。

1月入試のメリット・デメリットを把握したうえで、全てを2月本番のための良い材料としてしまわなければいけません。

最悪の例として、女子御三家を狙う生徒で、四谷大塚の合判テストなど、模試で十分な偏差値を獲っており、合格可能性も80%以上を獲っていた生徒が、なぜか1月埼玉入試で不合格を出してしまい、そのまま2月でも実力を発揮できないまま、第1志望はもちろんのこと、完全なる押さえ校(いわゆるスベリ止め)をも落ちてしまったというケースがあります。
入試とは、本当に恐ろしいものですね。

私は受験生本人にも、そして親御さんにも、2月に栄冠をつかむために、1月入試の事前・事後に話をしっかりしていたものです。
これは「合格」をつかむだけではなく、「小学生」という未熟な人間に対しての精神的な支え・フォローが必要だからです。中学入試は落とすための試験です。

志望校に合格できなかったときに、生徒たちは精神的に大きなショックを受けます
その場限りのショックだけなら良いのですが、希望していなかった中学校に進むわけですから、進学後の学校生活にも支障が出ます。ですから、生徒の精神的なフォローというのは、とても大切なんです。
たぶん、一斉指導の学習塾では、そんなことはやってくれません。
私は、個別指導の学習塾の責任者でしたから、入試前、入試後に必ず生徒とご父兄と面談をしたものです。
通常、進学塾というのは、入試を迎える前までで指導は終わりです。
でも、本当は、中学校に入ってからが大切なんですね
それを踏まえて、私は受験指導をしていました。
どの生徒にも、本番で実力を発揮してほしいし、みんなに合格してほしいと思っています。
ただ、それは現実としてなかなか難しい。
全員がそうあることは不可能ですから、結果がどうあれ、その生徒にとって、明るい未来を築けるような受験をしてほしいと思っています。

さあ、1月入試をうまく2月本番につなげるよう、ご両親は生徒の精神的な支えとなってあげてください

Posted at 2014年09月01日 23時37分22秒