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2012-06-27

日本にあった『ライチ...

もう6月も終わりですが、中国広州で6月といえばライチ。街のあちこちで、真っ赤なライチが山のように積まれ、多くの庶民が新鮮なライチを楽しみます。日本でも稀れに食べれることがありますが、冷凍品であることがほとんどです。ライチは「一日で色が変わり、二日で香りが失せ、三日で味が変わり、四日で色・香り・味全てなくなる」と言われるほど鮮度が大切で、冷凍品となると別物になってしまうのです。唐代の楊貴妃が、広東から長安まで人から人へ渡しながら馬を走り続けさせ、わずか3日間で運ばせたというお話があるほどです。

さて、かつて日本発で『ライチ狩りツアー』なんて美味しそうなツアーがありました。木から自由にもぎとれて、もちろん食べ放題。なんと、あのぷりんとした甘い汁の滴る半透明な果実が、いくらでも食べれたツアーがあったんです。2005年から2008年まで年に一回、4年ほどやって今は休止しています。しかも、営業目的ではないので、かかる費用は全て実費のみ。えっ?どういうことって思うでしょうが、主催していたのは粥菜坊です。毎年、料理教室の生徒さんを中心に10数人引き連れて、広州に『ライチ狩り&広東料理満喫ツアー』なるものを催行していました。現地のツアーでもライチ狩りなんてありません。これは、粥菜坊の個人的な知人にライチを育てている農家さんがいるために実現できた、かなり稀れな企画だったのです。ライチ狩りツアー…粥菜坊だからできるこんな珍しい企画、またいつか復活させたいです。


写真:(左から)ライチ狩り風景、第2回ツアーご一行記念写真
※ライチ狩りは、自分も写真を写すのを忘れるほどいつも必死で、真赤なライチがいっぱい成った良いショットが探しても全然ありませんでした…残念。

Posted at 2012年06月27日 09時25分33秒  /  コメント( 0 )

ロドニー・キング事件...

先週、ロドニー・キング氏が亡くなくなったというニュースがありました。誰だっけ、何となく記憶している名前。ロス暴動…というのを聞いて「あっ、あの事件だ」と思い出しました。

1991年、ロサンゼルスで4人の白人警官が、無抵抗の黒人のキングさんに、よってたかって警棒で殴打する様子が映像にとられ全米に流れます。翌年の1992年、白人警官は起訴されるも無罪となることで、ロスで一気に暴動に発展した事件です。それに怒った黒人達が店舗を襲って略奪し、建物は放火し、市民同士の暴行事件が相次ぎ50人以上の人達が死亡します。ロスでは非常事態宣言が発令され、その暴動はロスだけでなくアトランタやサンフランシスコなどアメリカ各地へも飛び火し、鎮火には州兵だけでなく、数千人の連邦軍も動員されました。当時ニューヨークで働いていた自分は、マンハッタンにも飛び火するのではとニュースを見ては、戦々恐々としていました。そしてついにやってきました。2日後の日中、ニューヨークでも暴動が始まったとの噂とともに、各会社で一斉に帰宅勧告が出されたものだから、街中が人と車に溢れ、クラクションは鳴りやまず、マンハッタンが騒然となります。あのマンハッタンのパニックさは、ちょっと経験できないことと今でも思います。結局、マンハッタンで暴動は起きませんでしたが、かなり緊張しながら歩いて帰宅しました。何せ、知らない誰かがいつ殴りかかってくるかもしれないのです。この暴動、米史上最悪規模の都市暴動だったそうです。

事件の発端となる殴打事件

この殴打事件、日本にいると突如起こったように見えると思いますが、実は潜在的要因としてロサンゼルスに存在する人種間抗争の緊張の高まりがありました。黒人vs白人はもちろん、韓国人に商売を取られた黒人vs韓国人、ヒスパニック系もからんで根深い構図があったのです。ロドニー・キング事件、アメリカに潜む根深い人種間抗争の代表的事件なのです。

人種間の抗争もなく、宗教上の争いもなく、間違いなく平和な国、ニッポン。でも、大飯原発、消費税増税…国がなしくずし的に決めることに、庶民は従うだけの緊張感のない社会、ニッポン。それでも、日々抗争に怯えながら生活するより、幸せなのは間違いないのでしょう。
とはいえ、あまりに「国民の生活が一番最後」的な国のやり方が続くのは、つらいなあ。

Posted at 2012年06月27日 09時25分18秒  /  コメント( 0 )