メインメニュー
2011-09-13

9・11と脱原発 【...

2011年9月11日(日)

あの地震の日から半年、東北各地では追悼の式典が行われました。奇しくも、あの9・11から10年、ニューヨークでも追悼式が催され、世界各地でもまたテロが発生するのではと心配され、今年の9月11日は随分と心不安な一日でした。

実は、9・11よりさらに10年さかのぼった1991年の1月、湾岸戦争がまさに始まった時、私は毎日のように、仕事で世界貿易センターに通っていました。当時は、KPMGという世界有数の会計事務所のニューヨーク事務所で働いており、会計監査でいろんな会社に出向きます。世界貿易センターには日系の金融機関のクライアントが多く、1月には毎年通うはめになるのです。世界貿易センターやリンカーン・トンネルの爆破の噂は当時からよく耳にしてましたが、湾岸戦争でいよいよ実行されると言われ、不安な日々を送ったのを思い出します。まさかその10年後、現実になるなんて、夢にも思いませんでした。テレビを見ながら、仕事の思い出や、数多くの友人と訪れた思い出が走馬灯のように頭を駆け巡り、ビルの崩落は知人が突然亡くなった知らせを聞くようでした。あらためて、亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。


夜景も綺麗だったWTC

さて、こうしたテロが起こりうることを考えると、日本の原発大丈夫なんですかと考えざるを得ません。社会は、脱原発派と推進派に分かれています。推進派は安全を確認・確保すれば大丈夫というわけですが、こうした空からの攻撃がありうる以上、100%の安全確保なんて到底無理なのです。いくら大きな地震、津波や事故を想定して対策を練っても、北朝鮮からのミサイル射程圏に入る以上、完全な安全確保なんてありえないのです。世の中の論争を聞いていると、ほとんど、この点には触れられません。今でも、玄海原発の現実的な脅威は、地震や津波以上に北朝鮮ではないかと思います。どこの原発であれ、今のところ、それほどの脅威は感じてないでしょうが、短期間に世界情勢が変わりうる昨今、ある日突然、その恐怖に晒される毎日が来ないとも限りません。まず、国民が安心して生活できる国づくり、長期的な脱原発に私は一票です。

Posted at 2011年09月13日 08時22分01秒  /  コメント( 0 )