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2011-04-05

頑張れ福島、頑張れ東...

2011年4月4日(月)

福島県いわき市に昼食の炊き出しに行ってきました。段差がところどころ残る常磐道を北へ3時間半、目的地の平工業高校に到着。この避難所は、主にいわき市の海岸沿いに住んでいて津波で家を失った160名ほどが避難しているところです。今回は、プロパンガスや調味料、仕込み済みの食材を持ちこんで現地で調理し、熱々の中華もつ煮&粉皮(フンピー)をふるまいました。

地震発生後もう3週間半が経つというのに、温かい食事ができたのがつい2〜3日前だそうで、熱々のものを現地で作って「ああ、良かった」とつくづく思いました。水さえ通ったのがつい4〜5日前だそうです。それまでは貴重な水はお茶用に確保して、各地から送られてくるカップ麺さえ食べれなかったそうです。

まとめ役の人も東京から駆けつけたボランティアの方でした。東京に戻ったりもするので、市の職員の方々と取っかえ引っかえ状態でまとめていて、引き継ぎが難しいながらやっと少し軌道に乗ってきたそうです。早くまとめ役2人体制を取りたいと言っていました。

食事の準備に付いてくれた3名のボランティアの方は、避難指示が出ている原発20km圏内にある高校の先生で、被災者・避難者でもありました。当初は、まさか原発の問題がこんなになるとは思わず、何も持たずに避難したそうで、それを悔やんでいました。学校ももう始まる時期ですが、校舎が使えないのはもちろん、生徒もいろんな避難所に散らばっているので、どうしたものか悩んでいるそうです。今は生徒の状況把握が精一杯で、場合によっては各避難所に先生が飛んで授業をすることもありうるそうです。福島の教育が一番マヒ状態とのことでした。また、原発近くは立ち入りできないことから、津波被災地の報道もほとんどないけれど、手つかずなのはもちろん、千ぐらいは遺体が残されているだろうと言っていました。なんと惨いことでしょう……。

勇気づけてくれたのは、平工業高校の野球部の球児たちです。到着時、グランドで大きな声をあげて元気に練習していて、練習後は給仕を手伝ってくれました。いつも練習後はボランティア活動をしているそうで、幸い炊き出しは多めに作ったので、彼らにもふるまってあげることができました。受け取るたびに「ありがとうごいざいます」と力強い挨拶に、これから東北を立て直してくれるであろう彼らの元気に力強さを感じました。

頑張れ福島、頑張れ東北。今日また一つ、いわき市のある避難所からSOSが入りました。今週か、来週、なんとか時間を作って行こうと思っています。


(左から)中華もつ煮&フンピー、炊き出し中

Posted at 2011年04月05日 08時58分09秒  /  コメント( 0 )