メインメニュー

2013東北応援活動 (3)被災地の今 【粥菜坊パパのフロク - ブログ編】

2013年8月5日(月)〜7日(水) 

2013東北応援活動 (1)“わかめ餃子”販路開拓 はこちら
2013東北応援活動 (2)気仙沼でのレクリエーション はこちら

◆気仙沼
被害が大きかった気仙沼鹿折地区。雑草が生い茂っただだっ広い空地に、あっちこっちに工事車両が見られました。けれど、残念ながら建物の建設はほとんど進んでなくて、どこもまずは地盤沈下した土地をかさあげ工事している感じです。下の左の写真は、マンホールの場所から回りの道路がかなり下がっている様子ですが、まだまだこうした所がいっぱいあるんです。


写真:(左から)地盤沈下。広がる雑草と空き地(左手に盛り土が見えます)。座礁タンカーはそのままでした。

港辺りの活況はずいぶんと戻っているようです。港近くには、いくつも仮設商店街があり、南町紫市場もそうですし、復興屋台村も港近くです。船の数も多く見られ、人や車の往来も活発になってきて、一歩一歩前進している感じがあります。気仙沼全体でのいち早い加工業を中心とした産業の回復が待ち遠しいです。



写真:(左上から)港には多くの船。港近くの復興屋台村。港近くのお魚いちば。気仙沼市魚市場近くの工事風景2枚。仮設商店街の居酒屋(狭くても、商店の皆さん頑張っています)。

◆陸前高田
気仙沼からほど近い岩手県陸前高田。初めて足を伸ばしました。陸前高田は、南三陸町志津川のように、ほぼ全体が壊滅したところ。工事車両が多くあるのですが、あまりに被害が広大な範囲なので、ポツポツにしか見えず、雑草ばかりが目立ちます。かさあげ工事があっちこっちで進められていますが、建物の建設にはやはりあまり手が付けられていないようです。


写真:(左から)かさあげする土をとっているのでしょうか?。諏訪神社の階段から見下ろした風景、この場所まで津波が来たそうです。工事風景、かさあげ用の土があちこちで目立ちます。

今でも活動するボランティアの方々の拠点がありました。掲示板には、活動の流れや連絡先が案内されています。本当に頭が下がります。その近くで七夕祭りがありましたが、ボランティアの方々もたくさん手伝っていたかもしれません。


写真:(左から)ボランティアセンターの目印。活動の案内。地元の人の七夕祭り。

陸前高田といえば、高田松原で津波に耐えた一本“奇跡の一本松”が有名です。昨年、枯死に至り、今あるのはモニュメント。モニュメントの製作には、その巨額の費用に賛否両論でしたが、製作した以上、多くの方が観光に訪れて、町が活気づくことを願ってやみません。


◆南三陸町歌津・志津川
今回は歌津で宿泊はしたものの、日中はほとんど南三陸町にいなかったため、写真もほとんどが車中から写したものです。
海開きできる海水浴場がまだ少ない中、歌津では“長須賀つながりビーチ子ども海広場”がオープンされています。ガラスや危険物の撤去、道の整備などとてつもなく大変な作業だったはずで、多くのボランティアの方々の活動に感謝です。伊里前湾にかかる歌津大橋も撤去作業が始まっているそうで、少しずつですが前に進んでいる感じです。


写真:(左から)海水浴場(朝早いので、人影はありません)。撤去工事が始まったらしい歌津大橋。いつも立ち寄るS区長さん宅。

写真:志津川の様子。工事は進められていますが、あまりに広大なので、工事車両がまばらにしか見えません。

歌津のM仮設住宅には、支援活動を通じて仲良くなった中国の人がいます。ご主人は日本人で、幼児を二人抱えた方です。山もあるし、畑もありますが、自宅は流されたまま、元の場所に自宅を建てることは許可されません。土地は400坪ありますが、国が買い取ると言うのは、自宅があった場所だけで僅かにすぎず、売らないことにしました。結局、高台に土地を新たに買いそこにまた一軒家を建てることにしたそうです。抱えるローンや将来への不安、多くの人がこうした悩みに直面し続けていることに変わりありません。


写真:気仙沼でのレクリエーションに手伝いきてくれました

◆東松島野蒜(のびる)
東松島には、何としても今回立ち寄りたかった“希望のあかり”があります。何もなくなってしまった野蒜にトイレ休憩できる場所を作りたい思いから始まり、今では、観光の人が立ち寄り、地元の人やボランティアの人が集い、ちょっとした手芸品や地元の海産物(乾物)も販売されるまでになった場所です。

この“希望のあかり”の建設で中心的役割を担っているのが門馬ご夫妻。震災後、半壊した自宅を3か月ぐらいで自力で修築すると、地元の方々に元気をと、手芸グループのチームサークルハートを立ち上げ、自宅の離れを拠点に活動を始めます。今では、自宅での活動に止まらず、もっとたくさんの人のためにと作り始めたのがこの“希望のあかり”なんです。実は、粥菜坊はその手芸グループの名もない頃から応援しているので、感無量なんです(参照はこちら)。


写真:(左から)チーム・サークルハートの手作り品、地元の漁師さんの海産物、壁には野蒜被災の記録写真。

この門馬ご夫妻、相変わらずお元気で、ますます精力的です。今はドームテントの中でお店を開いていますが、隣接地に骨組みだけ残った鉄筋を使って建物を建築中。その完成を待って、移る予定です。その建築物は、門馬父さんの手作りですから、毎日忙しくしているんです。門馬父さんは、その中でちょっとした食べ物を出す店を始める構想を持っていて、その相談を受けました。近いうち、粥菜坊の食品が東松島で提供されているかもしれません。粥菜坊にまた小さな夢ができました。


写真:(左から)門馬かあさんとチーム・サークルハートの手芸品の前で。希望のあかりのドームテントの前で記念撮影。看板の前で門馬父さんと。

東北は少しずつ復興に向けて歩んでいます。みなさん、頑張っています。ぜひ、観光にボランティアに、少しでも多くの人たちに訪れて頂きたいと思います。

3回にわたった今回の東北レポートはこれでおしまいです。


Posted at 2013年08月20日 09時09分15秒

 
この記事へのコメント
コメントを書く



== このコメントはサイト管理者による確認後に反映されます ==

== 半角英数字のみのコメントは投稿できません ==

*印の項目は必須入力項目です *

*