メインメニュー

3月11日静かに過ごした一日 【粥菜坊パパのフロク - ブログ編】

2012年3月11日(日)

日本にとって特別な日になってしまった3月11日。日本各地でイベントが行われたり、震災関連の報道も多く行われました。私は、かみさんが中国へ帰省中ということもあって、東北に出かけるわけでもなく、イベントに参加するわけでもなく、家の片づけをしながら、いつも通り東北に思いを寄せて静かに過ごしました。

今まで縁もゆかりもなかった東北。でも、この一年、決して多い数ではないけれど支援活動を通じて被災地に知人ができました。東北大雪の予報に心配になるし、地震が起きれば震源地が気になります。移転や復興少しは進んだんだろうか、漁や養殖はどうなっているのか、日常的に気になります。…だから、生わかめがとれ出したと聞いた時には、嬉しくてすぐ粥菜坊に送ってもらい、販売のお手伝いをさせて頂きました。炊き出しの回数も11回に及んだので、それなりに思い出すことがたくさんあり、じっくり想いを巡らせた一日となりました。

何気ない日常がいかに大切で、感謝すべきことに満ちているか思い知らされた震災。粥菜坊は、お客さんから「食べて幸せな気持ちになれました」とよく言ってもらえるお店です。あらためて、多くの人の日常に、飲食店が持つべき“小さな幸せのアクセント”としての役割を意識させられました。手間暇をかけた心温まる食事、これからも作り続けなければと思った一日でした。

さて、静かにすごした一日でしたが、最後になって喜びのサプライズが待っていました。お会いしたことはないものの、粥菜坊のお粥や粽を送ったことがある女性の息子さんが日本テレビのゴーイングという番組に出演しました。キャストの亀梨和也さんが、歌津中学のエースと対決するんですが、そのエースというのが息子さんなんです。そして、その女性もテレビに映っていました。食事を送ると毎回必ずお礼の手紙をくれる方です。あっ、この人に送ったんだと判ったら嬉しかったし、息子さんの元気な姿を見れて感激しました。

この一年、たくさん涙を流しました。一生分以上と思うぐらい涙しました。薄情なのか、自分はあまり悲しいことでは泣きません。でも、感動した時には、自然と涙が溢れてきますし、あまりこらえようとも思いません。それだけ、被災した人が頑張る姿や支援する人たちの姿に感動したことが多かった一年なのかもしれません。そういう意味では、この一年は今までのどの一年よりも人間的な一年でした。被災者の方々には、見た目とは裏はらに、心が折れそうな方がたくさんいます。震災発生時にそうしたように、次の一年も自分にできることを考え続けたいと思います。それは、被災した人のためというよりは、自分のためであることを再認識した一日でした。

Posted at 2012年03月14日 09時15分07秒

 
この記事へのコメント
コメントを書く



== このコメントはサイト管理者による確認後に反映されます ==

== 半角英数字のみのコメントは投稿できません ==

*印の項目は必須入力項目です *

*