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中国のお正月 【粥菜坊パパのフロク - 広州・中国編】

恭喜発財(ゴンフェイ・ファッチョイ)。多くの方がご存じと思いますが、中国でのお正月というと旧正月で、今年は昨日の1月23日(月)でした(もちろん、中国では旧正月なんて言い方はしません)。中国では、大晦日には家族で集って食事するのは必須で、恋人と2人で過ごそうとしても、家族との食事の後ということになります。その他、麻雀やカラオケしたり、神様へお参りに出かけたり花市に出かけたりして過ごします。もう20年近く前のことになりますが、私がまだ独身で香港で働いていた頃、旧正月を香港で過ごしたことがあります。さぞ華やかかと思いきや、店は開いてないし香港の友人には会えないし、とても暇だったのを記憶しています。もし、旧正月に香港・広州に観光に行ってみたいと思っている方がいたら、絶対昨今の正月事情を確認することをお勧めします。でないと、とてつもなくつまらない旅になってしまうかもしれません。

写真:(左から)正月前に売り出す準備の金柑。正月は神様に線香をあげに行く人も。その線香の大きさに注目!(ともに広州にて)

さて、お正月の食事ですが、日本のように特別なお節料理というものはありません。そもそも冷えた食事は好まないので、冷蔵庫で保存しておくなんてあまり考えられません。それでも、お正月にはゲンを担いで、家族の繁栄・幸せのために豚肉を食べたり(豚は多産であることから)、年々余裕が出るように魚を食べたり(魚という字の発音から)、財宝が巡ってくるよう豆類を料理したりします。その中でも、神様へのお供え物でもある鶏肉は広東地方では特に重要で、お正月に欠かすわけにはいきません。以前は、鶏丸々一匹を買ってきて、どの家も自分達でさばいてお供えしたそうです。今ではそこまでする家庭は多くはないようですが。

写真:市場に行けば生きてる鶏が売られています(広州にて)

私達家族も、今年は横浜中華街に出かけました。お正月に中華街に行くのは初めてです。白切鶏やら豚足、焼鴨、白身魚などなど広東料理のお店で満腹になってお正月気分を味わいました。それにしても、ここ数年、中華街にやたらと安価な食べ放題が多くなったのが気になります。不況で観光客が減り、各店にとっては死活問題でしょうが、街全体でこんなに食べ放題が氾濫すると、料理の全体的なレベルを落としてしまうと思うんです。ちょっと気がかりです。

写真:2012年の正月は横浜中華街で食事しました

最後に、いくつかお正月用のお菓子をご紹介。下の写真、右奥の白いのは椰の実のスライス(長寿の意味。椰と爺の発音から)、右手前は落花生(夫婦円満の意味。豆が中に仲良く入っていることから)、左奥&その手前は金柑と西瓜の種(財宝・金銀がいっぱいの意味)、一番左が蓮の実(年生貴子=子宝に恵まれるの意味。連と年の発音から)となっています。椰の実、金柑、蓮の実は砂糖漬けにしたお菓子です。

Posted at 2012年01月24日 23時43分49秒

 
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