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宮城炊き出し行脚 II (4)誰でも受入れるオープンな青空食堂 【粥菜坊パパのフロク - ブログ編】

プロローグ それはアヒルの一声で始まった
第1章 テーマ『交流』と炊き出しメニュー
第2章 支援が繋ぐ熱き仲間たち

第3章 誰でも受け入れるオープンな青空食堂

誰でも受け入れるオープンな青空食堂---それが『ママ'sハートキッチン』です。実は、これって大きなことなんです。残念なことに、物資を配布する際あるいは炊き出しをする際、ここの仮設の人だけとか、他の地区の人は来ちゃダメとか、数の限りからどうしてもそうした制限が必要になります。そこに嫉みややっかみが生まれ、ボランティア活動がマイナス要素を生み出すことも少なくないのです。今回はそんなことがあってはならない。『ママ'sハートキッチン』は誰でも何回でもOKにしました。しかも、ボランティアの人までも。だって、テーマが「交流」だから。けち臭いことをしているわけにはいきません。

だから、食べ物足りなくなっちゃった、なんてことしたくありません。どんどん作ります。まずは、食材を車から降ろして、広東粥、中華もつ煮の準備から。お粥を作るには、生米からグズグズ煮込んで5時間。屋外ですから、へたをするとそれ以上。風の強さで調理時間が全然違うんです。火が弱まらないよう、コンロの周りをしっかりガードしなければなりません。


食材を降ろし、寸胴に水を入れ、火を付けた鍋は周りをしっかりガード。

ぐずぐず、グズグズ… お粥を焦がすわけにはいきません。ちょっと焦げても、その匂いが全体について、全部台無しです。出来上がるにつれ、だんだん重くなって回すのもひと苦労です。回すのは時計の逆回し、でないとお粥のトロミがしっかり出ません。地球の自転に伴う自然の摂理です。それに逆うと、水が分離していトロミが失せてしまうのです。


ピータン豚肉のお粥と中華もつ煮、出来上がってきました。

椅子も並べ、ブルーシートも敷いて、語らいスペースも準備開始。即席の看板も炊き出しメンバーEさんがささッと作ってくれて、12時のスタートに備えます。



さあ、『ママ'sハートキッチン』の始まり始まり。先ずは、広東粥と中華もつ煮あんかけパスタ/ご飯のご提供。ぞろぞろゾロゾロ…わくわくワクワク…。炊き出しを手伝ってくれるボランティアの方もいました。



そして、語らいスペースには、入れ替わり立ち替わり大勢の人が……。やったぁ、これが欲しかった。これが。こんな当たり前のこと、被災地ではそれがなかなかできないのです。公園はなくなり、○○会館は流され、仲の良かったご近所さんはどこに行ったかわからない。集まる場所もないし、人もてんでバラバラ、こんな状況なんです。



たくさんの人たちが、本当にうれしそうに話をしているのを目の当たりにしました。住所交換をしている人もたくさん見ました。聞いてみると、お互いどこに行ったかわからず、半年ぶりに見つかったなんて言っていました。まだまだ餃子、ビーフン、デザート、飲み物、たっぷりあります。どうぞ、ゆっくりしていって下さい。この盛況ぶりに目を向けるたび、何度も何度も涙がこみ上げてくる自分がいました。

TO BE CONTINUED・・・

Posted at 2011年10月07日 09時02分29秒

 
この記事へのコメント



未タイトル

総理で登場してみました!(笑)
でしょーーー?!
書き出したら止まらないのですよ!
私も10ページまで引っ張りましたら、今回は(笑)
たいした総理ではないのですが、すべて皆さんが独自に行動してそれぞれのお力は存分に発揮されたと思っております。
皆さんがそれぞれに素晴らしい動きされていました!
私は、現場でなんとなくウロウロしていただけですから(;^_^A アセアセ・・・
パパさんのブログを拝見して、今になってこみ上げてくるものありますね・・・(涙)
Posted by 総理 at 2011/10/07 11:59:00



総理様へ

後から総理から頂いた写真、大いに役立っています。ありがとうございました。それでも、まだまだ、あの時あそこの写真取っておけばよかったっていうのが、出てくる出てくる。ブログ書くにはやっぱり写真ないとね・・・(笑)
Posted by 粥菜坊パパ at 2011/10/07 15:29:38

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