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小さな一石が、中国全国放送されて驚いた 【粥菜坊パパのフロク】

2011年5月2日(月)

4月に3回ほど、かみさんと一緒に炊き出しに出かけました。連日のニュースを見ていて、皆さんと同じように、いてもたってもいられなかったからです。

一方で、原発事故への恐れから、中国人の友人が3月下旬、突然働いていた飲食店に辞表を出して帰国してしまいました。理解はできるものの、少なからずショックでした。食材を調達している中国食材スーパーのオーナーも突然帰国してしまったし、中国人シェフが辞めて閉店に追い込まれる中華料理店の話も耳にしました。

福島へ行ったのは日帰りできるからですが、そうした中国人に拡がるパニック現象に、「ちょっと待ってよ!もっと冷静になって行動しようよ」ということを、友人・知人に向けて無言の行動をもって示したいという気持ちがあったことも確かです。小さな一石を投じたようなものです。

さて、そうこうするうち、炊き出しのことが記者の方の耳に入り、中国新聞社の方が粥菜坊を訪れてきました。「日本中の皆が心配し、自分のできることを考え、それを実行している。自分の生活を投げ出して活動している人もたくさんいて、それに比べたら足元にも及ばない。こんなことぐらいで記事にされたら恥ずかしい…」こんなことを伝えたかと記憶しています。

そして、数日後、粥菜坊の炊き出しの記事が中国新聞社(4月12日及び4月8日)、新華社(4月12日)をはじめとした中国全土、それどころか、全世界の華僑向けメディアで報道されました。これは、多少予測できたので驚きませんでしたが、4月16日、中国中央電視台(CCTV)という中国唯一の全国ネットの国営放送のニュースで、写真入りで報道されたのには驚きました。“週刊人物”という枠で、『冒険援助』というタイトルで、危険を冒しても人を助けに行く中国人がいますよといった意味合いです。

こんな小さなことで、中国全土に報道されてビックリです。知人いわく、こんなことする中国人はいないからだよ、と言います。かみさんも、震災当時は毎日、中国の親戚・友人から何本も帰国するように電話を受けましたが、早々と日本に居続けることを決め、何をすべきかばかり考えていました。すぐに現地に飛び込むのを、インフラが整わないうちは迷惑だと停めたぐらいです。少しもビビらないかみさんに、私も安心して粥菜坊を一緒にやっていけます。


中国中央電視台(CCTV)で報道されました
http://news.cntv.cn/china/20110416/109996.shtml で見ることができます(携帯からはおそらく無理です)。
左下に表示される時間のうち、20:44〜45の頃の時間をご覧ください。

Posted at 2011年05月08日 07時18分25秒

 
この記事へのコメント



未タイトル

遅ればせながら、しっかり拝見しました!
この度は、本当に不思議なご縁でお知り合いになれて嬉しいです。
震災後、粥菜坊様も素晴らしい活動なさっていたことに敬服いたします。その情熱、熱意に心打たれます。
現地は、いつまでたっても食料不足で、どうやったらいいのか、はがゆい思いばかりでした。
しかし、粥菜坊様のような食のプロが味方につけば、何か突破口がみえてくるのではないかと・・・ひそかに考えています。
今度の炊き出し、成功を祈っております!
南三陸町歌津が、粥菜坊様の炊き出しで、少しでも注目を集められればいいな〜と期待いっぱい!
そして、私は現地に行かれませんので、粥菜坊様の広東料理が食べられない・・・・
だから、さきほど少しですが注文させていただきました。
送られてくるのが楽しみです♪
Posted by ママ’sハート庭野 at 2011/06/02 10:01:20



頑張ってきます

庭野さん、ブログ見て頂けて有難うございます。(お恥ずかしい。)とにかく、庭野さんが尽くしてくれた苦労を無にせぬよう、できるだけのことをして来ます。皆さんに喜んで来てもらいます。またご報告しますね。
Posted by 粥菜坊パパ at 2011/06/03 06:40:21

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