神奈川/東京にある足と靴の専門店「ドイツ足の健康館 赤い靴・バイタルステップ 赤い靴」の商品情報やイベント情報、またちょっと専門的な足と靴の情報をお届けします。
メインメニュー
糖尿病

糖尿病と靴 その4 どんな症状が出たら靴が必要?

“どんな症状が出たら注意すればいいの?”

糖尿病で前兆症状があるならば、要注意です。

1. できた傷が治りにくい。
2. 傷に痛みを感じない
3. 角質(タコ、魚の目)などができやすい
4. 足部、下肢部に発赤(足部が赤い感じ)がある
5. 爪水虫(白癬菌)がある
6. 足のかゆみが強い
7. 上げた足をおろし時、赤みが戻りにくい
8. こむら返りがよく起こる
9. 歩き始めるとすぐに疲れ、少し休むと楽になることを繰り返す

こんな症状が出たら、早めに適切な靴と足に適合したインソール(足底板)を
作成することが大事です。
糖尿病足病変を食い止めるには、早めの処置ほど大切なことはありません。
また日々あしの裏をチェックし、傷などがないかチェックしてみましょう。

ドイツ足の健康館はこちら

Posted at 2010年10月26日 18時36分33秒

糖尿病と靴 その3 糖尿病にはどんな靴が必要なの?

“糖尿病足病変にはどんな靴が必要なの?”

ドイツでは糖尿病と靴は欠かせない関係にあります。
アインラーゲン(ドイツ語で中敷き・インソール・足底板)を作り、糖尿病用の靴を作ることで
下肢切断のリスクを極力減らす技術が発達しています。

それらは一体どんな靴でしょうか?

症状の段階によってポイントは異なりますが、
基本的には次の点を考慮したものが大切です。

1.インソールで足部の除圧がなされている
  
  角質や魚の目をできにくくするために、足型に合わせたインソールを使って、
  部分的に過度な圧力がかから  ないようにする必要があります。
  より具体的には足底のピーク圧を4kg/㎠以下にする。
  (5kg以上になると潰瘍が発生する危険があります。)

2.靴底が広く、足底の接地表面積が大きい靴
  
  靴底が広いことで、足裏全体で体重を支えることができます。またヒールのある靴は
  前足部の圧力を高めるのでNGです。


3.靴の内側に縫い代の出っ張りや、糸目の瘤などないもの
  
  傷を作らないためです。

4.靴の内側や(特に前足部)、インソール(中敷き)の表面は革で無いもの

  革は肌になじみが良いため、靴や中敷きに使うことが多いですが、かなり段階の進んだ
  糖尿病では菌の繁殖の防止と体液の付着による革の硬化を防ぐため
  繊維系のものが使われます。

5.圧迫するようなきつい靴で無いこと

6.大きすぎない靴

  上と矛盾するようですが、大きすぎる靴は足趾に強い圧を生じさせてしまいます。
  足底のずれは角質と傷を発生させてしまいます。

7.靴底の前足部が柔らかすぎて曲がり易くないもの

  曲がりすぎると、足趾に革が差し込み、傷の原因になります。

何やらいろいろと難しいですね。
ただ、すべての糖尿病の人に上記のような靴が必要なわけではありません。
足の状態や糖尿病の度合いによってどこまでするかが決まってきます。


また、上記は基本的な糖尿病に関する靴の注意点ですが、
患者様自身が持っている足の機能不全も考慮する必要があります。

例えば常に足の特定な部分にだけ角質が出来易かったり、
偏った部分だけ傷が治りにくかった場合など、個人の足の機能不全があると考えられます。
このような機能不全の中で特に注意と靴とインソール(中敷き)の調整が必要な場合を考えてみます。

1.機能的脚長差の調整

脚長差が存在すると、短肢側に1.8倍〜2倍(10个竜喞杭垢ある場合)の足底圧の増加と長肢側の膝の屈曲による前足部の圧の増大及び下肢筋肉の拘縮を助長します。

2.極端な回外、回内歩行の調整

回外とは足が小指側のほうに回る状態をいいますが、O脚の人や土ふまずが高い人に多い
歩き方です。この場合小指側に魚の目ができたりします。
逆に回内とは足が親指側に倒れてしまう動きです。へん平足やX脚に多い症状ですね。

極端な回外、回内歩行は足部、足底部の特定な部位に角質や傷を発症させるため、
傾斜板を使って足のアライメントを調整する必要があります。

3.歩行の指導

歩行は後天的に獲得したものであり、改善が可能です。正しい姿勢と歩行の指導は大変効果的です。

我々もこうしたドイツの技術を学び、インソール(足底板)や靴の作製を行っていますが、
まだまだ日本ではこうした専門店は少ないようです。
また糖尿病に対する靴の重要性も、ドイツに比べると日本はまだまだ浸透していないのが
現状です。  

ドイツ足の健康館はこちら

Posted at 2010年10月26日 18時30分34秒

糖尿病と靴 その2  糖尿病の足のトラブル

糖尿病の合併症でとくに足にとって怖いのは
微小血管障害の一つである「神経障害」と「(大)血管障害」です。

「神経障害」は微小な毛細血管が機能しなくなることで、抹消神経がやられてしまいます。
足趾の傷の痛みやつめの痛みなどに無感覚となり、指に釘が刺さってもわからない、
熱いお湯に入っても熱さが分からない状態になります。

「痛くなくなるだけだから問題ないのでは?」
と思ったら大間違い。

もう一つの問題である「(大)血管障害」がさらに事態に拍車をかけます。
高血糖により血のめぐりが悪くなり、血液がドロドロになると、
身体の抵抗力は極端に弱くなり、小さな傷でもなかなか治りにくくなります。

傷ができてもわからない → 傷が治りにくい → 潰瘍や壊疽状態まで気付かない
ということになってしまいます。

とくに壊疽になるとほかの部位まで腐ってしまうため、下肢の切断ということになります。
潰瘍の発生から壊疽に至るまで2日しかかからなかった事例をヨーロッパで見たことがあります。

これら糖尿病が足部にもたらす病態を総称して糖尿病足病変と呼びますが、一般的に痛みを伴わないため、潰瘍を見落としたり、発見が遅れたりして重篤な症状へと進みがちになります。糖尿病足病変に対しては何よりも“予防が第一”ではありますが、このように病状の発見が遅れがちになり手遅れとなるケースが後を絶ちません。

では潰瘍や壊疽の発端である、傷を防ぐにはどうしたらいいの?
それにはまず角質や魚の目、巻爪など、傷になりやすいものをできにくくする必要があります。
角質や魚の目は、そこに体重がかかりすぎることによって、皮膚の保護作用として
できてきます。つまり圧力が極端にかかりすぎるところを減らすことによって、角質や魚の目
の形成を防ぐことができ、結果として傷ができにくくなるのです。

ここで靴や中敷き(インソール)の出番です。

ドイツ足の健康館はこちら

Posted at 2010年10月26日 17時54分33秒

糖尿病(足病変)と靴

横浜・元町にあるドイツ足の健康館には、様々な足の問題を抱えたお客様が多数ご来店されます。
その中でも最近増えつつある“糖尿病”と“”の関係について少しお話したいと思います。


糖尿病と靴は関係あるの?”

糖尿病の合併症として、脳梗塞、心筋梗塞、腎不全、失明などはよく知られています。

また、糖尿病による足の壊疽、下肢切断などもよく聞くところですが、その発症メカニズムがよく理解されていない為“糖尿病と靴は関係あるの?”ということになるわけです。

現在、糖尿病患者の20%〜25%の方は足の潰瘍、壊疽、下肢切断などの重篤な症状を引き起こす為、靴の選択がこれらの症状の予防と治療に大きくかかわっているのです。



ドイツ足の健康館へはこちらから!

Posted at 2010年07月06日 16時15分06秒