東海ビレットのホイール修理・塗装はハイパー塗装、リフレッシュ塗装、レストアを当社の工場で行っております。東海ビレットまで、愛車で直接ご来店頂ければ、その場でホイール修理させていただきます。当社では、形成・溶接・削り・磨き・塗装までの全行程を、ひとりの担当者が責任を持って行います。熟練した職人が1つ1つ一貫して、その場でお客様のホイールを修理しており、ご納得いただける高い技術力を提供いたします。
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2011-07-26 の記事

マグホイール塗装の極...

フェラーリ308マグホイールレストア

状態はこんな感じです。
一見綺麗に見えますが、
よ〜くみると…
リコート(上塗り塗装)してありました。

一般的な作業では、サンディングしてリコートでフィニッシュです。
仕上がりはOKですが、この方法はマグの場合NGです。
リコートだと耐久性が低く、すぐ塗装が浮いてきちゃいます。

耐久性&塗装密着を重視する方法として弊社では下記の要領でマグレストアを行います。

まずは塗装剥離

マグネシウムは乾式ブラストでの塗装剥離は危険です。
ここは専門業者に剥離を依頼します。
塗装剥離後はウェットブラストで研磨。

コンディション確認

塗装がのっている状態では分かりませんでしたが腐食は思った以上に発生しておりました。
腐食はありますが比較的に根の浅い腐食です。
従って、全体的にはコンディションは『良好』の方だと思います。

回転切削機でリム部分の腐食を削り落していきます。
コンディション良好とはいえ、腐食はホイール全体に発生してますので腐食除去は大変な作業です。


回転切削機で研磨できない部分はウォーターブラストを使用し腐食除去します。
ウォーターブラストでも取れない腐食は手でペーパーで掛けします。

腐食(マグの酸化)部分が残っていると塗装の耐久性がガタ落ちになるのでここは絶対手を抜けないところです。

洗浄&脱脂

カラ焼きします。
マグ塗装においてこの作業はとても重要です。マグに吸収されている湿気を完全に除去する目的のための作業です。湿気が残ったままの状態で塗装を被せるのはマグは厳禁!剥離屋さんから帰ってきてマグは丸裸状態、極力外気に触れさせたくありません。従って、ここまでの一連の作業はマグに吸収する湿気の問題で一気に作業を進めていきます。(休んでる暇はない。)
湿気がマグを酸化させるんです!

『再塗装したのに直ぐ剥がれてきた!』

という話はマグ塗装では良くある話です。そうです。この作業が抜けてるからなんですよ。
そしてダイレクトにマグの上に溶剤塗装は絶対NG!従ってマグの下地処理はアルマイト処理&パウダーコートが適しております。

パウダー噴射
マグに電気を通し粉を静電密着させていきます。


乾燥器で焼くこと約1時間!焼き付け完了。
下処理を丁寧に行ったので、綺麗な仕上がりになりました。

マグのコンディションが悪い場合は2コート、3コートし下地を整えます。
どうしてもレベルが出ない場合は途中パテ補修する場合もあります。

次はサンディングです。
ここで手を抜きますと仕上がりに大きく影響するため真心を込めシコシコ。

面出し&水研ぎしてサンディング終了!


    …ウレタン塗装して



            完成!!

    ウレタン塗装もホイール専用ブースで塗装し焼き付けます。

レストア後、御客様が装着画像を送ってきてくれました。


          以上、マグホイール塗装の極意でした。


Posted at 2011年07月26日 17時12分56秒  /  コメント( 0 )