ACY／ACヨシノ　ＺＥＰＨＹＲエンジンチュ－ン承り再開させて頂きました

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【ACY YOSHINO SMR】
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オートバイ
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カム山のかじり・・・

【カム山のかじり・・・】

見え難くて申し訳ございませんが

上の画像の○で囲まれた部分の症状を

良く巷で言われる　『カム山のかじり』　というものです

数百万円掛けて　高性能パ－ツで固め上げ作り上げたマシンの中身が実は・・・

こうなってしまった！

ここで注意点は『こうなっていた』では有りません！勘違いはご遠慮下さい

『こうなった』になると使用者・所有者の話ではなくなり

実際に使ってきた事の話から逸れますので御勘弁下さい

こうなってしまった！なんて話はザラです

だから　定期的にタペットクリアランスを見る事は大切なのです！

昔は『タペットクリアランス＝バルブクリアランス』を取ってくれ

というオ－ダ－は多くありました・・・

現在の主流派高性能パ－ツで固め上げて行く・・・となりますが・・・

趣味ですから大いに結構です

でも　

要のエンジンがこうなっていたんじゃ話しになりません！違いませんか？

ハイカムが入っていたとしてもノ－マルカムだったとしても

決して組み手が悪いとは言えません

機械ですからね！オートバイは！

ＯＩＬが悪かった・・・コレも１００％当てはまりません

１００％どころか１０％だって当てはまりません

機械ですからね！オートバイは！

更には使用状況が使用されている状況に合致しているか　否かは

かなり難しい判断になりますから

とても大切にしている趣味であるオ－トバイなら

なぜ？定期的点検や定期的メンテナンスを行わないのか？　

私は不思議に感じてなりません

異音が出ていなかったとしても

バルブクリアランスを適正に保つというのはエンジンにとって

とても重要なことです

多くのチュ－ナ－様やエンジンメカニック様は

エンジンを組み上げる時『バルブクリアランス』　においては

かなり神経質になります

その理由に『ラッシュアジャスタ－』なる

ＡＬＬメンテナンスフリ－のバルブ駆動方式が発案された位ですから！

定期的に測定しなければならない・・・という事が

オ－トバイを趣味として成り立たせている大の成人が解らないとするならば

大金を注ぎ込んでカスタムしている事実が正当化されないと感じます

機械というのは減るんですよね？

その減る事をＯＩＬという薬品（今ではこの表現が妥当に思います）のチカラを借りて

なるべく減るのを防ごうとします・・・が！結局減っていくんです

じゃ何故？レ－スを戦うライダ－は自分のレ－サ－を

こまめにチェックしたり　破損を未然に防ごうと予防的に部品を交換しているのか？

となる訳ですが

ぶっ壊れる瞬間を見ていたり　体験してきているからだと思います

もしサ－キットでエンジンがブロ－したら・・・どうなるか？

後続車に大きな迷惑・・・即ちＯＩＬを巻き散らかし後続車も転倒・・・

『事故』につながり『死』も有りうる事を知っています

自分だけの問題ではないんです

レ－サ－やサ－キットを体験しているライダ－は

少なからず講習を受けます

その時発言権の大きくある講師の言葉に耳を傾けます

バイク屋がトヤカク言う事よりもサ－キットには『死』が待ち受けていますから

シッカリと心で聞きます

それを知っているから『メンテナンス』の最たる重要度を認識せざる終えなくなるんです

私がサ－キット走行会にお誘いする理由は

個々にもある事を　この場でお分かり下さい

この画像の状態を続けた先には

対する部品との間に相当な『発熱』が生まれ

やがて焼き付きます

焼きつくとエンジンは自身の慣性力では回転できなくなります

次に訪れるのはエンジンや後輪のロックです

ロックすると転倒・・・大事故に繋がっていきます

これは脅しでも何でもありません

レ－サ－ですら　前日にチェックしたにも関わらず当日壊れる・・・・

なんてザラの話です

一般道でガンガンぶっ飛ばすのも大いに結構です

飛ばす＝負担・負荷は増大して行くものです

それをホッタラカシにすることが大問題だと思うんです

ホッタラカシにした挙句壊れれば組み手・造り手が悪いと来る

こんな話が成り立つ訳がない事くらい大人なら解るはずです

だから・・・ＡＣＹでのブログでは何回も同じ事を記載します

オ－トバイはエンジンありきなのです

マシンを格好良くピッカンピッカンに仕上げて行く

いいじゃないですか！　

安全の為に高いパフォ－マンスパ－ツを注入していく

いいじゃないですか！

皆様　覚えておいてくださいい！

エンジンの中身は　『磨耗』　していく！　

磨耗は距離や時間に比例して進むんです！

その磨耗にも種類は多くあって

バランス良く磨耗して行く場合も有れば　そうは行かない場合もある

高速道路をぶっ飛ばして走る度に『磨耗』しています

峠を攻め立てて行けば行くほど『磨耗』しています

ＲＥＤにぶっこんでいれば『磨耗』は激しくなります

以前も書きましたが　

ＲＥＤ付近高回転域の500rpm たった500rpmの差は

想像以上の負荷が付きまとっています

それをするな・・・の話ではなく

それをした　それをして行きたいのなら

定期的な点検　定期的なメンテナンスを自ら申し出る事が大切に思うんです

外車は　早々に自ずから『もうダメだ！』と知らせを発します

外国・・・特にヨ－ロッパのメ－カ－車両に対する現地の人の考えは

機械である以上道具でもあるという文化にあり

『機械　即ち道具は使っている以上壊れるもの』というのが通常の捉え方です

しかし・・・日本人は『なんで壊れんだ！おかしい！』というのが常識にあると感じます

高額商品になればなるほど壊れると『おかしい！』と来る

敗戦をきっかけに世界最高水準製品を狙い進んで来た我が国

そんな歴史の中

戦後工業大国日本となり製品には絶対の自信がある事を証明し続ける事をした結果

機械は『もうダメだ！』とは中々言いません

『もうダメだ』と発する場合は破滅の時が多いと私は感じています

最近　メ－カ－もこういった現実が解ってきていて

『クレ－ム（保証）に対する考え』を改めて来ています

今更遅えぇんだよ！って話です

こういった話は外資系の会社にお勤めの方々は承知と察します

金儲けの為に　コレを書いていると思われるのも

私は全く構いません

好きに取っていただいて結構です

実体験に基き書いていますから

２～３０，０００㎞超えたエンジンをノ―メンテで走らすのも

結構な話です

チュ－ニグを受けたマシンを　解りもせず乗り続けるのも

結構な話です

ぶん回してツ－リングに行かれるのも

大いに結構ですし事故無く是非楽しんで頂きたいです

しかし　それが　

『どれだけ致命的な事に繋がるかを解っている方』

『思い知っている方』

が私の接する御客様には居ます

未だ接していなくても必ず居るはずです

そうですね・・・『俺は解っている』　という方が　

実際にいらっしゃいますから

私はそれで十分　となって行くしかありません

鞭打つにもほどがある

という事です

『カムかじり』という話から大いに逸れましたが

奥底深いオ－トバイを今回は感じて頂きたかった

という話です

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国家２級ガソリンエンジン整備士資格保有
国家２級ジーゼルエンジン整備士資格保有
ＨＯＮＤＡ２輪１級サービスエンジニア資格保有

●テクニカルスタッフ　内田健太
国家２輪３級整備士資格保有者

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ＭＯＲＩＷＡＫＩ・ＥＮＧ　テクニカルサポ－トＳＨＯＰ
Ｈｉｄｉｎｇ　Ｐｏｗｅｒ　＆　Ｐｕrｅ　Ｔｈｅ　ＳＰＥＥＤ　
AC-YOSHINO-SMR　　JAPANESE・STANDARD・侍

Posted at 2012年12月06日 23時13分46秒 / コメント( 0 )

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