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【レポート】平成24年 夏越大祓祭・祈願串焼納祭

【平成24年 夏越大祓祭・祈願串焼納祭】




当日はあいにくの天気、恵の雨となりました。

しかし雨にもかかわらず、大勢の方がご参列になりました。
午後七時前になると続々と社殿前に人が集まります。

▲参道が雨でぬれて神秘的です。

夏越大祓祭の神事が始まると、
多くの方が傘、帽子をはずして今年の前半年の罪穢れの祓い、
後半年の益々のご健康・ご発展を祈願されておりました。
雨にもかかわらず祈願されるその姿に心が打たれました。
皆様ご苦労様でした。



神事が進むにつれて、参列者の数も増え続けていきます。
雨天は中止と思われて、神事がおこなわれているかどうか
疑心暗鬼で神社に来られた方も多かったようです。


神事が中止になることはありません。
神社では雨天決行です。
晴天であろうが雨天であろうが、
何十年も何百年もそうして行われてきました。
毎年、同じ日に、同じ時間で・・・
その営みの中で感謝し祈願する、それが神社の神事なのです。
雨もまた恵。
太陽も同じこと。
照れば草木の生長の一助に、続けば干ばつ。
雨も降れば恵に、続けば水害。

稲作文化の日本では天気に命を左右されていました。
自然に畏怖をもち崇める。
自然の力の前では人の力は無力であると大和民族は知っていたのです。

その自然に神を感じ、毎年同じように暮らせるよう、
このように毎年同じ『自然(神さま)に感謝し祈願する』営みを繰り返すのです。



・・・というわけで、
神社の神事は雨天決行です(笑)。


社殿での神事が終わると、
引き続き祈願串焼納祭の斎場に移ります。

社殿にて御神火を影灯に移し、斎場へと移ります。
斎場まで進むことを参進といいます。
参進中は笙(しょう)という雅楽に使われる笛が鳴らされます。
笙は竹が円柱状に並べられた、
世界中のどの楽器にも似ていない独特の形状をしております。

▲宮司以下神職は大茅の輪を左・右・左の順にくぐり斎場へ・・・


斎場に着くと整列し、神事が進むといよいよ御神火が窯に点火されます。

▲点火の際は笙が吹かれ、「オー」という掛け声と共に火が移されます。この声のことを「警蹕(けいひつ)」といいます。
 これは、神さまが降りてくる音を表しています。

点火されると神職が窯を囲み、
宮司が祈願串を「大祓詞(おおばらいことば)」を奏上しながら 窯に次々とくべます。
※祈願串とは、祈願が記入された細長い板のこと。

▲祈願串は宮司の手で一枚一枚火にくべられる。

火は次第に大きくなり高く高く上がってゆく。
祈願は煙にのって天に届けられる。



▲窯の周囲の温度は想像を絶します。
 雨に濡れた装束は一瞬で乾き、手・顔・肌が出ているところは火傷してしまうほど。

神事が終わると、宮司から『もったいない』をテーマに講話がされました。



御神火は囲炉裏に移され、
参列者にお楽しみの焼きトウモロコシ、冷えたスイカが振舞われました。

▲直前まで冷やされたスイカ

▲トウモロコシは群馬県の朝採りで農家さんから直接いただいたもの。
 生でも食べれて、甘さが違います!

今年はあいにくの天気となりましたが滞りなく終えることができました。

次の火祭りは来年一月十五日のどんど焼きです。
皆様のご参列を心よりお待ちしております!


【鎮守氷川神社ギャラリー】













夏越大祓祭は・・・鎮守氷川神社

Posted at 2012年07月07日 17時50分39秒