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本当に大事なこと!〜人生儀礼 編〜 その一

 日本独自の宗教は何ですか?と尋ねられて、明確に答えられる人は・・。

 あなたはいかがですか?

 自国の文化・伝統を知る意味でも、また、国際社会を意識する人としても
少し恥ずかしいことだと思います。覚えてください!日本固有の宗教は「神道(しんとう)」です。「じんどう」でも「しんとう」でもありません。
 
 神道の歴史は、有史以来ですからとても古いものなのですが、神道の根幹である神々の存在やしきたりは日常の中にあり、いわば「習俗・習慣」に溶け込むようにあったため、改めて意識することはありませんでした。仏教伝来時に、「対比」をするという意味で少しは意識するようになりましたが、現代でも「初詣」「厄除け」「七五三詣」は欠かすことはないものの、「神道」をひとつの宗教として意識しないまま今日に至っております。

 日本人はふだん神様の存在を意識する事なく生活をしております。しかし、深いところで、われわれのものの考え方や行動の規範となっているのが「神道」なのです。このシリーズでは、その意識の底にある「神道」を「習俗・習慣」をとおして解説していきたいと思います。

 日本人の年齢の表現に・・「数(かぞ)え年」というものがあります。これは、日本独自の「命の誕生」の数え方で、決して「昔の人」や「お年寄り」だけが使うものではありません。神社では昔も今も「七五三・厄除け・方位除け」などなどすべて「数え年」で行います。これは、日本ならではの「命」に対する崇高なる考え方に由来するものなのです。つまり、神様から戴いた「命」の誕生は、当然母親のお腹の中から始まっているもので、世に出たときから始まるものではないという考え方なのです。したがって、お腹の中で一歳、世に出て二歳という数え方なのです。 

 神社で行われる「安産祈願」の際、次のようなお話しをさせて頂いております。
 
『もうすでに神様から命を戴いて五カ月が経ちました。もう子育てが始まっていることを自覚して下さい。子育ては夫婦二人で行うものです。ご主人!「俺はまだ出る幕が無い」という顔をしないで、奥様の手となり足となる思いやりが「子育て」につながるのですよ。』
・・と。

 いかがですか。「命」は神様から戴くという考え方!赤ちゃんは神様の子!これが日本人の考え方なのです。

Posted at 2010年03月15日 16時46分49秒