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その一 『子』

『子』年のおはなし


 平成二十年の干支は「子(ね)歳」。多くの方は「子(ね)は鼠(ねずみ)」と謂うとらえかたをしていると思います。しかし、ここでは、皆様方がこの「子歳」をすばらしい一年にするために、どのような気持ちで過ごせばいいのか。「十二支」の神髄に触れながら解いていきましょう。

 「子(ね)」は、「種子(たね)・実(み)」を表し、「子供」の「子」でもあります。つまり、物事の始まりや誕生を表すのです。「種子・実」はそのまま放っておくと、千年や二千年経ってもそのまま変わりません。皆さんは、埼玉県行田市の「古代蓮」をご存じですか。あるとき地中深く眠っていた推定三千年前の「実」が掘り起こされ、翌年自然発芽したものなのです。このように、「種子・実」は「土壌」や「水」「土」などなど、「発芽」するには様々な条件を必要とします。しかし、「種子・実」は条件さえ整えば、やがて「大木」になったり、きれいな「花」を咲かせる可能性を秘めているといえるのです。「子供は宝」というのもこれと同様のことが言えるからではないでしょうか。

 少しずつ何かが見えてきませんか。そうです。皆様はそれぞれ、「夢」「目標」「目的」など、たくさんの「種子・実」をお持ちです。しかし、放っておいては「百年」そのままなのです。それを発芽させるには、どんな栄養を与え、どんな土や光を与えればいいのかを「子歳」は教えてくれます。また、何かを始めたり、何かにチャレンジしたり、初心に立ち返ることの大切さなども、この「子歳」は気付かせてくれているのです。日本もそろそろ「初心」に立ち返る時期なのです。「大」きな「和」の「国」を、「やまと」と読ませた先人の「心」。世界一麗しき山河有する国。蛙が池に飛び込んだだけで歌が出来るようなあの時代、あの心に・・・。

Posted at 2009年06月13日 16時30分28秒