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2013-06 の記事

お生花二種

   

左 お生花新風体 花材 『主 トルコキキョウ』 『用 木イチゴ』 『あしらい グロリオサ』

木イチゴと言えば普通もう少し小さな葉なのですが なんともお育ちがよろしい。これでも ずいぶんトリミングをしたのですが……

おかげでなんともトロピカルな 新風体らしい作品とは 相成りました。正式にはカジイチゴバラ科の落葉低木 秋の紅葉もきれいです。

グロリオサ アフリカのウガンダ原産 日本では花屋さんでしかお目にかかれない不思議な 花材 まさにトロピカルです。 

トルコキキョウ 色も咲き方も多種 花持ちも良い便利な花材です。北アメリカ原産でトルコとは何の接点もありません。これも不思議な話です。

右 生花正風体一種 もう キキョウです。これもお育ちよろしく 花の数多く楚々とした風情が無くなってしまいました。

古典花形 茶花に重宝な花なのですが 昔のイメージとは大分異なります。
えっ 日本女性も 大分変わりました か?  13/06/27 華道担当 畑田益惠(穂苑) 


Posted at 2013年06月29日 12時10分35秒  /  コメント( 1 )

悲願 達成!

文化書道師範(三段) 合格!やりました!!若山穏空さん

     

本部より 立派な師範免許証が届きました。右は課題の中で一番難しかった半切自運の課題 合格作品 掛け軸に仕立てて 返却して頂きました。

当苑17人目の師範合格 快挙 です。平成6年5月に初チャレンジしてから 苦節19年 師範試験の難しさ きっと身にしみているでしょう。教える立場の私も彼が筆を折るのでは? と何度も思ったものでした。

けれど彼は諦めませんでした。 江戸神楽家元の息子としての重責を担い、数々の 舞台を 見事に果たしながらの快挙です。その達成感はひとしおでしょう。心から 御目出度うと言いましょう。

他の書塾で師範をとり さらに高みを目指して当苑に入ってこられた方を含めて 今20名の師範の方がいます。

けれど 師範 は 相撲で言えば 十両 です。親方からお小遣いを貰っていたのが、関取と呼ばれるようになり 協会から給料を貰えるようになりますが まだまだ上が沢山あります。

前頭 小結 関脇 大関 横綱 さらに名横綱と呼ばれる人はほんの少しです。そして西よりは東 因に文化書道最高段は七段です。 

さあこれからが大変です。昨日より今日 今日より明日 倦まず 弛まず 精進を重ねましょう。自分の力を 信じて!! 信じる者はきっと 救われます。 
                   13/06/24 書道担当 畑田穂苑
  



Posted at 2013年06月29日 12時10分20秒  /  コメント( 0 )

またまた 又 展覧会...

 

先ずは 上野公園内 都立美術館 リニューアルの後 ようやく慣れてきました。長いおつきあいの友人(日本画) のお誘いで毎年お邪魔しています。

第66回 創造展 19日迄  http://www.souzouten.org

洋画 日本画 染色画 彫刻 陶芸 と幅広く 歴史も長く 手慣れた作品を楽しめる展覧会です。
一階に下りると『独立書人団』展 これも19日迄 

http://www.dokuritsu.or.jp/shoukai/shoukai.htm

こちらは昔 文化書道学会の先輩に何度か連れて行かれた懐かしい展覧会 濃墨か 淡墨のはっきりした作品が多く これはこれで 一つの主張なのだとは 思いました。

そのまま 六本木に回って 書象展  そう私が今一番気にかけている 展覧会 上条信山系の展覧会です。23日迄





一目見れば すぐそれと判る 信山ばりがここでは まだ健在です。でもこの頃は大分 木管風の作品も多くなっています。特に圧巻は 俊英選抜五人展

これだけの大作群は ちょっと他では見らrません。気合い 入っています1

ついでに(ごめんなさい!) 1Fの 『日本の書展』23日迄 さらに3Fの『国際墨画会展』24日迄 入場無料 に弱いのですねえ〜

えっ もう 判ってる? すみません!





国際墨画会は なんと アフリカ スペイン チリ オーストラリア インドネシア マレーシアなどからの出品が多いのにびっくりしました。

私が キューバの文化交流に参加した時も 墨色に魅せられた現地人がどうしても 墨 和紙筆を売って欲しいと 粘られた事を思い出しました。

中国から渡って来たもので、今も墨は英語で チャイナインク というのですが、今ではしっかりと日本に根付いているのを感じます。

私は 他の顔料はいっさい使わず 墨だけで しかも一筆で質感を出す! に拘っています。
墨!! なんとも 奥が深いのですよ〜      13/06/16 書道墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2013年06月16日 20時36分15秒  /  コメント( 0 )

花の力3



左 生花新風体 花材 主  用 トルコキキョウ あしらい ユキヤナギ(枝)

一年中 多彩な色や形で楽しませてくれる菊 今日は大振りの黄色 バッチリと決めてくれています。薄紫のトルコキキョウは ちょっと陰が薄い?(お気の毒) 

ユキヤナギの暴れん坊が 動きを補ってしっかり役目を果たしてくれています。春の米粒のような真っ白な花もとてもすてきですが、枝振りも主張のあるユキヤナギ 重宝しています。

蒸し暑いこの季節 ブルーのガラスの花器で涼しげに そう お生花でも新風体は生花としての約束は 剣山に手前から奥へまっすぐ一列に挿す 陰陽に動きがある 後は自由 です。

ただし モダンである事、インパクトがある事 そう良い意味でのサプライズ ですか ね。

右 自由花  花材はニューサイラン ポイントに可愛いミニパイナップルそして珍しい緑色の糸菊 他菊2種です。

花器を2つ使って ニューサイランを裂いたり ホッチキスを使って丸めたり 思い切り楽しく遊んでもらいました。

あまり遊んでしまうと、まとめるのが難しい まとまりすぎると遊びがなくなる。難しいところ……人生と同じ…ですか ね。
                    13/06/16 華道担当 畑田益惠(穂苑)


Posted at 2013年06月16日 20時36分00秒  /  コメント( 0 )

漱石の魅力

『夏目漱石の美術世界展』
 7月7日(日)迄 於 東京芸術大学 大学美術館(上野公園内)

   

漱石と言えば「吾輩は猫である」「坊ちゃん」が有名ですが、たまたま古書店で100円で手に入れた文庫本の中の『草枕』にはまっていたら、展覧会が始まっていました。

『草枕』の主人公は画家ですから、絵画の話は沢山出て来ます。ターナーは無論 サルヴアトル・ロザ 若冲から 蕪村 雪舟 etc でも漱石はそれだけではありません。

宿の主人が近くの寺の住職を呼んで 茶の道具を見せ さらに 硯を見せる件りがあります。

「いい色じゃのう 端渓かい」「端渓で鸜鵒眼(くよくがん)が九つある」

頼山陽が愛蔵したという 小豆色の硯 和尚は「山陽はいちばんまずいようだ。才子肌で 俗気があって面白うない」「春水の替え蓋」「なるほど春水はよう書くが、書は杏坪のほうが上手じゃて」

<床は平床を鏡のように拭き込んで 錆気を吹いた古銅瓶には 木蘭を二尺の高さに活けてある。軸は底光りのある古錦襴に 装幀の工夫を籠めた物徂徠の大幅である。>

俳句も沢山詠んでいるし 宿の女とのやりとりも まるで目の前に二人がいるかのような錯覚を覚える…… 100年の時を超えて今 私に語りかけてくる 漱石 ただ ただ 不可思議な男 漱石!

観てから 読む?              13/06/05 書道墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2013年06月07日 19時34分48秒  /  コメント( 0 )

もう 梅雨に入りました!

早いですね〜。すこーし季節が狂い始めていると思いませんか? 太陽の活動が弱くなっている? 氷河期に向かっている? 

大きな地震があちこちで…… 大きな竜巻 洪水 et etc 気を取り直して お花とお話する事に致しましょう。



左 生花二種活け 今日は 瑞々しい若葉の 楓とシャクヤク

楓は何と言っても秋の紅葉 ですが、今の季節の滴る緑も捨てがたい物です。楓の種類も沢山ありますが、今日はかわいらしい コハウチワカエデです。清涼感たっぷり です。

シャクヤクは今 季節限定ですから、何回でも使いたい花材です。今日のシャクヤクは淡いピンクです。まだ蕾ですけど、開くときっと見事ですよ〜。

右は 自由化 花材は珍しい トウジュロ シュロという名がついていますが、シュロ より小振りで ヤシの仲間です。

トウジュロの後ろに見え隠れしているのは ご存知 ひまわり アリウム バラ です。お水をたっぷり見せて 早くも蒸し暑くなったこの季節 少しでも涼しさを感じて頂ければ 幸いです。

相変わらず 面白いひねりの アリウム ネギ坊主の仲間 園芸農家の方の遊び心に感謝感謝です。

直球でいくか、変化球でいくか、まあ 大切なのは コントロールとバランス感覚?
生け花もなかなか 奥が深い!! 型も 特に 池ノ坊は沢山ありますし……ね。

一つ 一つ ものにして行きましょう。     13/05/30 華道担当 畑田益惠(穂苑)


Posted at 2013年06月07日 19時32分18秒  /  コメント( 0 )

色を感じる



NHKBS3チャンネル 朝6時からの クラシック俱楽部を 毎日楽しみに観ています。今朝はエフゲーニ.ストルビンの超絶技巧のピアノ演奏でした。今迄 残念乍ら全く彼を知りませんでした。

彼はサンクトペテルブルク生まれ 私の大好きな町です。20012年10月16日 すみだトリフオニーホールでの演奏会 

曲目は スカルラッテイ ドビッシー メトネル リスト などのソナタでしたが、私が一番感激したのは  スクリャービンの ピアノソナタ5番 でした。

『スクリャービンの曲くらい 色を感じさせる曲は他にない 今最も はまっている』と彼は語っています。

色彩を感じる という批評を聞いても 展覧会の絵 という曲を聞いてもこれほど色を感じた事はなかった!

情熱的な深紅 絶望的な光る黒 透き通る青 キラキラと発散する銀色 これは一体なんだ!

長身で大きな手長い脚 イケメンの彼から迸る色の数々 そうこれは正に私が   という真っ黒な素材から 悪戦苦闘して生み出そうとしている色の数々 

彼はピアノという楽器でいとも簡単に 色を紡ぎだし 聴衆の心をわしづかみにしているのです。久しぶりに鳥肌の立つ 演奏を聴きました。

演奏を終え立ち上がって うなずきながら 満足そうな彼の横顔 彼の力を一番良く知っているのは………    そう 彼自身 なのです!

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                        13/05/17  書道墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2013年06月07日 19時31分58秒  /  コメント( 0 )