東京都台東区のばんぶうはとあかでみいは、書道、ペン字、水墨画、華道、茶道、着付、小唄などの受講生を募集しております。
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2012-11 の記事

展覧会 なんと 五つ...

家からママチャリで30分 銀座界隈は私の庭?のようなものです。
爽やかな秋風に吹かれ 口笛気分で〜 (本当は 吹けない 残念!)

行って来ました。まずは帝劇の裏 出光美術館 琳派芸術  12月16日迄

酒井抱一(1761~1821) 鈴木其一(1796~1858) を主とした 江戸琳派の傑作が見られます。華やかな色彩の中に 独特の静けさ 真に雅な世界です。

風神 雷神図 も良いですが、抱一は やはり紅白梅図屏風が好きですね〜
緊張感の中に 春の気配が温かです。

皇居を見下ろす絶好のロケーション 遠く楠木正成公の銅像も見下ろせ お茶室『朝夕庵』には仙崖のお軸が掛かっておりました。隠れたデートスポット おススメ です。

 

次に向かったのは 銀座1丁目 銀座貿易ビル8階の 第36回 書壇巨匠展 11月4日迄

ここは毎年お邪魔している展覧会 今年も41名の書壇の精鋭が ミニ作品で技と魂を競っていました。

 

 

そしてなんとお隣では 巨匠展にも出品の 上条信山の高弟 市澤静山氏が個展 を開いておりました。これも11月4日(日) 迄

今も信山バリを目指す者が 一途に勉強すると言う『張猛龍碑』の冒頭の題字12字を大きく臨書した作品が目を引きました。

  

ついでに(好きですね〜ついでが……) 7階で かな書道の展覧会を拝見しました。
漢字作家 かな作家 現代書作家 細かく分かれましたね〜最近は。

昔のインテリは(文人と言った) 書(無論全て)が上手く 畫が上手く 漢詩を作るのが上手い 三拍子揃ってはじめて文人 と認められたものですがね〜。は は は 古い ですか?

内山玲子氏率いる かつら会書展  これも同じく4日迄

俳句や和歌を散らし書きする かな は中国にもない日本固有の世界 優しく雅ですが、これで魂を表現するのは 難しいですね〜。あちこちで『読めない』との溜め息が聞こえました。

大きな会場 所狭しと 全く同じようなかな作品ばかり……

漢字でも長文の漢詩を独断的に草書なんかで ずらずら続けられるととても読めない事もありますけど、正しく崩してあれば そしてちょっと勉強すれば なんとか読めますが、かな書は特に 当て字等を使われると全く判りません。

ちょっと限界を感じました。



最後に5階で観たのは 創玄展   なんとこれも4日迄です。

金子鴎亭亡き後 この会を牽引するのは 理事長の石飛博光氏です。ここは かつら会とは打って変わって がちゃがちゃ 騒々しい雰囲気です。

だいたいお偉い先生の作品は一番奥 と決まっているので、石飛氏の作品を探して一番奥迄行ったのですが 特別賞受賞者の青い紙の貼られた作品ばかりで 目指す作品が見当たりません。

諦めて戻って来たら かなり入り口に近い所にあり、私は見過ごしてしまったのでした。
ちょっとがっかり でも仕方ありませんよね。いつもいつも傑作 とはいきません。





やっぱり 書道は食わせ物の怪物だなあ〜と それに挑む私はまるで蟷螂の斧だなあ〜と  ちょっと重い気分のご帰還とは あいなりました。フレーフレー ス イ エ ン !!!

さあ 喝を入れ 気分を変えて 頑張るしかない。もう充分頑張った? いいえ まだまだ
                       12/11/01 書道担当 畑田穂苑
                    


Posted at 2012年11月22日 19時39分21秒  /  コメント( 10 )

藝術の秋 まっただ中

米寿記念 古谷蒼韻展 日本橋 高島屋 10月16日迄
 行って来ました。何と言っても、ここ2〜3年  大物書家が次々鬼籍に入る中 御年88歳 誰もが認める日本書道会の ドン です。

 
 

京都は宇治の人です。京都師範学校で 中野越南の教えを受けています。良寛 村上三島に傾倒、つまり 自然の書 作意の無い書を目指されておられるようです。

   

トコトン修練を積んだ上でなければ、無作意の書なんて 見られた物ではありません。下手で良い 下手が良い な〜んて嘯いている人もおられるようですが、下手なんかで良い筈はありません。

でも作意の書くらい鼻持ちならない物も又 ありません。良寛さんは書家の書を 嫌いな物の中に入れています。

そう云う意味で 大変勉強になる書展でした。特別目を引かれたのは 扇状の和紙に書かれた斎藤茂吉の唄 20首 圧巻でした。

まだまだ修練の足りない私が 何時無作意の書をモノすることが出来るやら でも わたしの前にはっきりと一筋の道が見えたのは 確かです。
                12/10/20  書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時38分35秒  /  コメント( 0 )

第44回蘭生展



  

第44回 交通安全祈願 蘭生展 10月12日〜14日 浦和 埼玉会館 

たった3日間 出品点数約1800点 勿体ないような展覧会でした。 当苑から 特別賞受賞者 鑑賞部3名 教育部20名 

下右は 贈賞式出席の面々 森瀬瑞巴さん 五来誠君 宮原明日香さん 貫井美希さん 崎山奈央さん 五藤耀子さん 石河隼君 石河瑞樹さん 成田良道君 高山萌さん 石戸麻帆さんの11名

ほんとうに御目出度う! よく頑張ったね!! 
                       12/10/16 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時37分07秒  /  コメント( 0 )

第12回竹心展 

終了しました。 第12回竹心展 10月5日(金)~8日(月祭) 台東区リバーサイドギャラリー






スカイツリーで賑わう浅草吾妻橋際 水上バス乗り場前 地下のギャラリーは 4日間で約400名の入場者がありました。

インドネシアやアメリカからのお客さんも しきりに感心しながら 観て下さいました。

出品者は59名 特別出品を含め書道 墨絵 華道 大小125点の作品が並び 参観者を圧倒しました。

2年に一度 満を持しての展覧でした。  ご覧頂けました?      
                12/10/15 書道 墨絵 華道担当 畑田益惠(穂苑)


Posted at 2012年11月22日 19時35分32秒  /  コメント( 0 )

やはり 書道は夏ですか?

台東書道連盟主催 第62回 台東書道展 於東京都立美術館(上野公園) 
8月2日(木)〜10日(日)


暑さになんか負けない作品がきっと皆さんを 元気にしてくれるに違いありません!
                       12/08/07 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時32分03秒  /  コメント( 0 )

暑い夏こそ 書道展

  

いつも私が ぼやいているので 又か とお思いでしょうが どうして書道展は真夏か真冬なのでしょうね。そう 書は精神修養!!(苦笑)

ようやく今年の 産経国際書道展 終わりました。
http://www.sankei-shokai.jp/kokusaisyo/   7月25日(水)〜31日(火) 於都立美術館(上野)

当あかでみいからの出品は 6名 全員入選 その内一人は秀作に選ばれ贈賞式に呼ばれました.大変な快挙です。


 『白蓮』          『静泰』          『寛恕』


 『回聲』          『慟哭』          『風籟』

言葉選びも様々 それぞれああすれば良かった こうすれば良かった 反省多々 さあ来年は何をどう書きましょう。

えっ 鬼が笑います? いいえ一年なんてあっと言う間です。やるっきゃない!!!
                        12/0801 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時30分49秒  /  コメント( 0 )

久し振りの台東書道展

     

台東書道展 (8月9日〜14日迄) 台東区立浅草公会堂展示室 http://www.taitocity.net/taito/koukaidou/gaiyou.html

以前私も参加していたのですが、すっかりご無沙汰していました。

その頃は無かったと思うのですが、近くの小学校の代表作品が展示され 我があかでみいからも 何人か出展されていましたので、見て来ました。

東京都立美術館 改修工事中の為と思われますが、それにしても作品の数が少なく ちょっと寂しい展覧会。その中で 我があかでみいの力強い作品が もり立てていたのでとても嬉しい展覧会でした。

書道のちから 低い私の鼻がちょっぴり高くなりました。ふふふ
                       11/08/19  書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時28分57秒  /  コメント( 0 )

夏こそ書道!!!

毎日 お暑いですね〜お元気ですか? あちこちでゲリラ豪雨 暴れてますが 皆様ご無事でいらっしゃいますか?

以前 なぜか美術展は春 秋の良い季節に行われ 書道展は真夏か真冬ばかりで • • • と申しましたが いよいよ書道展の季節 到来です。

文化書道展が 7月8日〜11日 浜松町の都立産業貿易センターで行われたようですが、今年は残念ながら見そびれてしまいました。

今 上野の都立美術館が改修工事中ということで、皆あちこち<流浪の民>を余儀なくされています。改修工事は2年かかるそうで、来年も大変です。

お陰で我々の 産経国際書道展(7月10日〜18日)も 前の池袋サンシャインシテイしかも4階のインポートマートAホールという狭い所で期間中3回も架け替えがあり 中期に当たった会員の出品者は見る事が出来ないという、なんとも残念な 何の為に出品したのか判らない有様です。

我が ばんぶうはあとあかでみい 書道部からの出品者は9名 今年は全員入賞という快挙です。
14日に毎年 見に来て下さる応援者(有り難いことです。)の方々と見てきました。

片岡鶴太郎 佐久間良子 コシノヒロコといった方々の特別出品もあり 平日の午前中というのに結構な人出でした。

応援者の方達と見終わった後の カンパイ!!これがいつもの楽しみなんですね〜。ハイ


   
                      10/07/16   書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月22日 19時25分29秒  /  コメント( 0 )

”10 年頭の所感

書道を生業にするなんて夢にも思っていなかった。

下町のベーカリーに嫁いで すっかり パン屋のかみさんを地でいっていたのが 台東区の母子書道教室を振り出しに こつこつ稽古をしているうちに師範となり、 

ひょんなことから近所のお子さんを2人預かったのが この道にはいるきっかけ。

あれから早35年 あっという間に今 親子2代に書を手ほどきするという、本当に有り難い事です。

いつも明るくのびのびした字を書く女の子が 突然小さく元気のない字を書いた事が ありました。

郵便局でばったりその子のお母さんにお会いしました。『◯◯ちゃん 何かありました?』 『いいえ別に何も•••』『それなら いいんですけど』

後に また偶然 お会いした時 『先生!この前はありがとうございました。ちょっと気にかけて居たら ゴミ箱に悪い点の テストがこっそり捨ててあったんです。

いろいろ言いたい事があったのに言えないでいたらしいんです。先生に声をかけて頂かなかったら 気がつかなかった』

それまでご近所で ため口をきいていたその人 まるで手のひらを返したように丁寧な口調でびっくりしてしまいました。少しはお役にたてたようでした。

こんな事もありました。生徒の数が100人を越えていた頃 大きな書道会に所属していて なかなか良い成績がとれなかったのです。

長年頑張っていた中学生の男の子『先生 お母さんが僕の事 佳作ぼうや っていうんだよ』と悲しそうな声。

鶏口となるも • • というのは正にこの事 思い切って小さいけれど 質の良い今の会に変更したのでした。

『先生 ◯◯君は 学校で先生に叱られてばかり居て 成績も悪いのに どうしてちゃんと昇級するの?』と おませな女の子 

『お習字はきちんとお稽古をしていたら 必ず上手になって昇級するのよ。学校の成績とは関係ないの。』

ほんとうに苦労してようやく師範試験に合格したその女性は 子供のころから熱心にお稽古に来ていました。ところが • • • 

『書道は 楽しませてくれないから • • • 』と、辞めてしまったのです。『これからが楽しいのに • • • 』と言っても駄目でした。

又ある女性は『どうして 書道をやっているのか 判らなくなった』と、かなりハイレベルになってから 辞めて行きました。

子供のころから 長年こつこつ稽古を積んで来たある男性は『どうも 僕には向いていないのでは?』と、言い出しました。

向いているのか いないのか 自分で判る人がいたら お目にかかりたいと思います。この年になってまだ私も 向いているのか?と思う事 しばしばです。

ともかく古来から 『男子一生を賭けて 新しい線をあみだす』という程 奥の深いのが書道です。中途半端な気持ちでやるなら やらない方が良い というのが私の正直な気持ちです。

向いているとか いないとか おこがましい事で 唯ひたすら無心で謙虚にやるっきゃないと腹を括ったら いつでも受けて立ちましょう。

そうは言っても 長い人生いろいろな事があります。

特に女性はまだまだ 大変です。

仕事と子育てを両立させるだけでも 至難の業です。細かでも筆を捨てない心があれば 又一息ついて 半紙に向かえる時がきっと来ます。

目安は なんとかお手本があれば書けるようになるのに 3年 自分の思った字が思ったようにすらすら書けるようになるには • • • 10年?

そして品格のある字が書けるようにようになるには 自分自身を磨きながら • • • やはり一生 というところでしょうか?

確かに継続は力なりとは言いますが、なかには 私は書歴30年とか40年とか 自慢にしている人がいます。それは辞した方が良い。30年でこれだけ? 40年でこんな字?と思われるのが落ちです。

年に2.3回しかお稽古に来なければ 12分の1にしかなりません。そんな人はむか〜し 師匠に頂いた雅号を名乗る資格はありません。

お月謝を払えば もう上手になった気になってしまう、それも困った者です。

柄にもなく 厳しい事を 申しましたが やる価値のある 奥の深い道 それが『 書道 』
  
大げさでなく 本当にそう信じて これからも稽古に励みたい 
年頭の偽り無い私の所感です。
                       10/01/07  書道墨画担当 畑田穂苑 


Posted at 2012年11月10日 18時22分59秒  /  コメント( 0 )

軽みめざして

       

左は 木簡の臨書です。紙がなかった時代 木や竹(竹簡)を 薄くけずって紐で結び 本を作りましたよね。だから『本』と言う字は 木の中に短い横線(これが紐です)があります。

記録や備忘録 他人に見せる事は考えていない字 それがなんとも おおどかで軽いのです。
今 一生懸命 木簡の勉強をしています。
 
右は 題 『春江花月の夜』作者は初唐の張 若虚です。長〜い七言絶句のほんの三分の一ずつを2尺×8尺の画仙紙に 行草体で木簡風に書かせて頂きました。 

今迄は力任せに元気の良い書を思い切り良く書いて来ました。

『貴女の書は 勢い良く画仙紙から飛び出して 迫って来る!』 と言われ それを前面に押し出す作品を心がけて来ました。

でも なにか足りない • • • そこで新しく 木簡の勉強を始めました。

古い遺跡から出土する木簡は 殆どがその時代の通行体で 記録が主な目的ですから、見せる為に書いたのではなく 細い薄い板に のびのびと奔放に書かれています。

力強く、華やかで、それでいて軽みのある作品、矛盾するものをたっぷり孕んだ作品 難しいですね〜。まだまだです。でもやりがいのある勉強です。

穂苑はまだまだ化けますよ〜。書道は本当に 奥が深い。死んでる場合ではありません。

えっ オーバーですか? それにしても 毎日寒いですね〜 毛皮のコート 出しますか!!
                     11/01/22  書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年11月10日 13時49分14秒  /  コメント( 0 )