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2012-10 の記事

11/ 03/ 11 を忘れな...

            

  
        

知人から頂いた チケットで 3月11日午後1時半頃 原付バイクで池袋サンシャイン文化会館に向かっていました。途中そんなに曇ってもいないのに雨がパラパラ ちょっと嫌な気分で走っていましたが すぐに雨は止みました。

お目当ては 謙慎書道展 そうあの上条信山が関わっていた展覧会です。信山の弟子が沢山出品していると言うので 参考にしたいと尋ねたのです。

2階正面受付を入ると 丁度 審査員の方がメインの作品の解説をしていましたから 私も入れて頂いてしばらく聞いてから 知人の作品のある3階に向いました。

作品を探している最中 突然 ぐらっときました。『地震だ』
しばらく 柱に捕まって揺れの治まるのを待っていましたが、なかなか治まりません。

これはちょっと ヤバいかも • • そのうち俄作りのパネルが作品を吊るした儘 バタンバタン大きな音を立てて倒れ始めました。

このままでは知人の作品を見損なってしまう。私は揺れの中 恐る恐る 目当てのブースに足を運びました。なんとか歩けて 知人の作品をカメラに納め まだ動いていたエスカレーターで会場を後にしました。

帰りに向いの西友で買い物をしましたが、ペットボトルが少し散乱しただけだそうで、店内は静かでした。

展覧会はすぐ中止になったようです。

バイクを走らせているうちに 回りが不穏な雰囲気になってきました。

何台ものパトカー 空にはヘリコプター 道は人が溢れて難民状態 ヘルメットを被っている人も多数います。

???

赤信号で止まると バイクが横揺れするのです。電信柱が揺れています。
電線は波打っています。

私は池袋を後に 春日通りを東に向かって走っていました。右奥には靖国通りが平行しています。
丁度その頃 靖国神社下の九段会館の 天井が落下していたのですね。

残念ながら お二人が亡くなられました。

ゆっくりと30分位かけて家に着くとエレベーターが止まっていました。

9階の住まいまで階段で登って行くと 教室に居る筈の相棒(3時から教育部の書道の稽古)が落下物の山の中に 呆然と立っていました。

それから片付けに大わらわ 幸い借金コンクリートのビルは何ともなく ガスも水道も電気もOK エレベーターも夜中に動かせて貰えました。

7時半頃 新宿の会社を出て歩いて来た娘婿が 船橋の家に帰れず 我が家泊まり 鹿児島出張中だった息子は羽田空港泊まり 展覧会場でご一緒だったある先生は友人の車で三鷹に帰るのに 途中夕食を摂ったそうですが なんと真夜中の1時になったそうです。

まだ しょっちゅう 余震に脅かされていますが、被災者の皆さんを思えば 申し訳ない気持ちで一杯です。

皆で出来る事をしましょう。現地でのお手伝いは受け入れ態勢が整うまで できません。
電気を節約しましょう! 買いだめは止めましょう!!
少しでも 義援金をおくりましょう。

そして祈りましょう!!!

原発がこれ以上 被害を出しませんよう。被災者の皆さんが無事でありますよう。

福島の皆さんを少しでも安全な場所に どんどん受け入れて行きましょう。

一日も早く 復興しますよう!!!
ガ ン バ ロ ウ にっぽん    11/03/18  書道 墨画 華道担当 畑田穂苑(益惠)


Posted at 2012年10月31日 14時46分46秒  /  コメント( 0 )

犬も歩けば 

この頃ちょっと時間があれば せっせと街を歩いています。すると今迄気付かなかった事 沢山発見して 得した気分! 

今日は 長い付き合いの洋画家が ガラス絵を始めたという知らせで 銀座凮月堂の3階にある『一枚の絵』を訪ね ぶらぶら歩いて帰りました。

中央通りを戻ってくる途中に東京セントラル美術館に寄ってみると、

丁度 第25回『書壇受賞に輝く作家展』 1月19日〜1月24日 が行われていたので、ちょっと覗いてみました。

     

東京セントラル美術館 http://www.doko.jp/search/shop.do?sc=16944

中央通りと昭和通りの間(京橋)には『くぼた』を始め小振りなギャラリーが沢山あるので それをお目当てに 歩いて帰るのが楽しみなのです。

去る17日にも丸の内ピカデリーで 『マイケルThis is it 』を見た後 余韻に浸りながら(今迄ハードロックなんか 全然受け付けなかった私が 尾崎豊 で えっと思い マイケル にがーんと一撃された思いなのです。)歩いていました。

丸の内ピカデリー http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tyth/id11361/

昭和通りを神田辺り迄来ると 小さな画廊で『こけらおとし展』1月14日〜1月21日というのに出会いました。

表に『産経新聞』の生花が出ているのです。

引き込まれるように入ると なんと 斎藤香坡 戸田汀香 両先生の作品が 沢山展示されているではありませんか。

きっと私は お二人に呼ばれた としか思えません。こんな偶然がありましょうか?
さらに なんか見た事ある作品 いつもお世話になっている 宮澤静峰先生の『十雨』では無いですか!

戸田先生は お名前だけしか存知あげなかったのですが、この画廊(ギャラリーやまざき)のオーナーが ご親戚の方だそうで 神田のお生まれだとか 

私の母が若い頃この神田で お針子をしていて 三越呉服売り場に納めていた話などで、すっかり親しくさせて頂き ご自分で染められた用紙の素晴らしい作品の解説などもして下さり 帰りには先生の手書きのポストカードをお土産に頂いてしまったのです。

みなさーん 散歩 してますか? 散歩は ほんとうに良いですよ!!
えっ 『ちいさんぽ』じゃ〜 ないだろう ですか?
                       10/01/20   書道担当 畑田穂苑
 
         
ギャラリーやまざき 千代田寿商事株式会社  http://www.chiyoda-kotobuki.co.jp/


Posted at 2012年10月31日 14時42分25秒  /  コメント( 0 )

花も嵐も……

    

残暑厳しい9月9日 十段 師範 雅号 認定書授与式 が川口市鳩ヶ谷公民館で 行われました。

当苑からの出席者は 教育部十段認定の 森瀬瑞巴さん 竹本華菜さん 崎山奈央さんの3人

遠藤花さんは学校行事と重なったため残念ながら出席できませんでした。

   

最高段十段は小学の部 中学の部と2回あり 長い年月こつこつお稽古を積んで 初めて手に入る貴重な段位です。

書は入り易く 成し難し』と言い 大人でもなかなか厳しい稽古の積み重ねです。

なんの弱音を吐くでなく たんたんとお稽古を積み重ね いつのまにか…… 背も伸びちゃったよね〜

ほんとうに素晴らしい   後に続け〜   号令のかけ声もひときわ大きくなります。ね
      (写真提供 森瀬涼恵さん)   12/09/13 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年10月30日 10時52分54秒  /  コメント( 7 )

言葉を選ぶ

<書道は健康の源> と題したこのブログを見て下さった方から 難しい言葉が多くて意味が良く判らないものがある と 遠慮がちに ご質問を頂きました。

書の作品を作る時 まず言葉(課題)選びから始まります。

そんな時便利なのが 良い言葉 詩 短歌 俳句等を集めた『墨場必携』と言う本です。あまり耳慣れない本ですが、大きな書店か書道専門店には必ずあります。

私の手元には 文海堂出版による『書道双書27 小野鵞堂書』の墨場必携があります。これは小野鵞堂が崩した筆文字が掲載された 入門書といったところです。

他にも大文館発行の『新註 墨場必携』法政大学出版局から 山本正一編の『新修墨場必携』が3巻あります。同朋舎出版 書学大系 研究篇7の『墨場詩句集』も重宝しています。

1字の場合は 漢和辞典や 五体字類 のお世話になります。

それぞれ選び手の思いを籠めて 作品に仕上げて行きます。同じ言葉でも 意味は深く,選んだ人によって 微妙に思い入れが違うので どこまで意味を汲み取れるか?ちょっと心配ですがなんとかご質問にお答えしてみます ね。

祥雲(しょううん)めでたき雲 他にも 慶雲とか瑞雲とかありますよね。

栄寿(えいじゅ)身栄え 命永きこと

  文字通りかすみ ですが他に もや はるか えび(今は海老)魚ヘンをつけた     りもした

 (りん)これは 想像上の霊獣 麒麟 の牡 因みに牝は 麒 だそうです。

慧眼(けいがん)賢い心のまなこ 真理を見抜く眼識

 (つぼみ)花のまさにほころびる前のようす。 莟 とも書きます。

雲烟(うんえん)文字通り雲と煙ですが、ながく心に留めない事 筆跡の見事な事とい     う意味もある。

縹渺(ひょうびょう)果てしなく広がる、 見晴るかす

静和(せいわ)音が無く、心穏やかな様

招涼(しょうりょう)涼しさを招く、扇子の異名

煥発(かんぱつ)他人より優れた才能が外に輝き溢れる事

赫奕(かくえき)光輝く様 盛んに美しい様

歓喜(かんき)非常な喜び(かんぎ)歓喜天 頭が象 身体が人間の仏像

開帆(かいはん)帆をかける 船出する 出帆する

凱旋(がいせん)戦に勝って帰る 成功して帰る

彷徨(ほうこう)何かを求めて さまよう

不識(ふしき)識には 悟 と言う意味あり 不識不知 思わず 知らず いつのまにか
   なかなか悟りは 開けない?

如何でしたか 書き手の思い入れ 少しはお伝えできたでしょうか? 
そしてそれは作品にどのように表現されたでしょうか?『産経展』楽しみですね〜。

<7月10日(土)〜18日(日)池袋サンシャインシテイ インポートマート> 
                      10/05/29 書道担当 畑田穂苑



 


Posted at 2012年10月30日 10時45分48秒  /  コメント( 0 )