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2012-09 の記事

心頭滅却 しても……

この暑さ 残暑 なんて生易しい物ではありません。夏真っ盛り 正に酷暑!!負けてなるものか!

行って来ました。チャリンコで 30分 銀座 並木道リの並木画廊 鳩居堂画廊
犬も歩けば いえ 走ればナントやら…… 

    

並木画廊 みみずくばっかり描いていた私の友達 日本画家の目黒さん このごろ作風がガラッと変わりました。明るくなって軽くなりました。

私もこの頃 軽みのなかに いろいろな物を吹き込みたいと 悪あがきしているのですが、なかなか思うようには 行きません。彼女の後塵を拝しつつ 我が道を全うしたく思っております。

目黒さん お互い忙しくってなかなかお会いできませんが、一度飲みながらじっくりお話うかがいたいです。

       

銀座4丁目 日本一地価の高い所に 鳩居堂画廊があります。

今日は 阿部朱昴先生率いる 五十回記念 昴筆会書展 9月16日迄 

産経国際書展でお世話になっております。

上品な細字かなの作品が多い しっとりとした展覧会 カラー刷りの素敵な作品集を頂いてしまいました。

料紙といい 表具といい 正にお金のかかった展覧会 阿部先生は素敵な和服姿で にこやかにお客様 の応対を なさっておられました。



ついで ですから(何時もの事で……)3階に降りて 舟友会  の10回展を見せて頂きました。

『いのり』『東海の 小島の磯の……』『陽炎』などが印象に残りました。

心に残る作品 流してご覧になるお客様の足を ふと 止めさせる事のできる作品!

何時になったら出来るのでしょう……ね     12/09/14 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時45分54秒  /  コメント( 0 )

夏の終わりに

まだまだ暑い毎日 大きな台風が沖縄を襲っています。自然の厳しさ痛感しながら、行って来ました。

読売書法展 9月2日迄 会場は二つ 六本木新国立美術館と池袋サンシャイン文化会館

両方行って来ました。応募数は26000を越えたとか、さすがレベルは高い!
意気の籠った作品が並んでいるのですが、あまり これでもかこれでもかという威圧感はありません。

むしろ控えめな中に 静かに燃える意気込みを感じさせる作品が多かったのはさすがです。



   



磨き上げた腕で 控え目な作品を!! これがなかなか難しい 一生稽古 ですね。
                          12/08/26 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時45分12秒  /  コメント( 0 )

この暑さ なんとかな...

またまたぼやいております。<ぼやきのスイエン>とでも呼んで頂きましょうか?

行って来ましたよ! この暑い中 都立美術館 文化書道展 8月19日(日)迄

   

いつも思うのですが、現代書道界でここは異次元の世界です。

この上なくアカデミック 創設者 西脇呉石先生そっくりの作品(同じ漢詩 字配りから 崩し方迄全く同じ 線質は全然違うのですが……)がこれでもかこれでもか まるで一人のコピーのように並んでいます。

呉石先生と言えば 日本最後の 文人(今はインテリ) {つまり書が上手 漢詩が上手 そして画(水墨画) が上手 これを三絶と言う} と言われています。

中国も唐の時代 王羲之そっくりに書けないと、科挙の試験に受からないので みなコピーのように真似をしたと聞いていますが、今も そっくり妖怪 は存在していました。

画賛入りの文人画(以前は南画と呼んでいてちょっと違和感があった)も今の日本の何処にも残っていません。(中国ではまだこのスタイルをたまに、見かけることがある)

でも ここが何を隠そう 私の書と画の出発点 お陰で基本はバッチリ?

子供たちの素直でのびのびした作品(改修前は別室 地下だった)に救われました。

 

大いなるマンネリ とバカにするか…… 
真の安定はマンネリの中にこそあり と賞賛するか…… 意見は別れるところ です。

伝統を守る。
伝統は守りつつ 時代に合わせて変化して行く。 

貴方は どちら?           12/08/18 書道 墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時44分28秒  /  コメント( 3 )

今年も毎日展

 

毎日書道展 7月11日(水)〜8月%日(日) 六本木 国立新美術館 

今年の特別展は 生誕120年を記念して『熊谷恒子の世界』です。大田区の熊谷恒子記念館から沢山の作品が来ていました。http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/kumagai/



今年も黒いリボンの作品がちらほら なんと私が海外文化交流で よくご一緒だった郡山の 皆川雅舟先生に付いておりました。だんだん知った顔が少なくなって 寂しい限りです。

私の余命は 何年? 5月に妹を62歳で見送ってからは つい寂しい事を考えてしまいます。
                      12/08/02 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時21分04秒  /  コメント( 0 )

偉大なる足跡

         

東京国立博物館 青山杉雨の眼と書 展 9月9日(日)迄 月曜休館
http://www.tnm.jp/

青山杉雨(あおやまさんう) ご存知ですか? 1912~1984 愛知県の人 
後年 東京は世田谷 等々力に住んでいた人で 轟くと言う字に置き換え『三車亭』と名乗っていました。

『一作一面貌』と言いながら 私が知っていた頃の彼は 古文金文を素材にした 画なのか書なのか判らない どれもこれも同じような作品ばかり……

なぜ天下の国立博物館で 青山杉雨展? 半信半疑で覗いてみました。入り口の大看板は見慣れた杉雨の大書きで画のような筆跡『黒白相変』です。

入ってみて驚きです!!

三河人はケチが通り相場 無論全てがそうなのではありませんが 『さんう の後は草も生えない』と陰口を叩かれながら 書の歴史をしっかり見据え中国の著名な作品や 貴重な文房四宝を私財を投じて収集しており 

又 私がリアルタイムで知る以前の 彼の作品のなんと多様な事

弟子の成瀬映山が得意とし その弟子の我が妹も書いていた細いぴらぴらした作品 どっしりと奥深い線で書かれた行書や草書 しっかり目に焼き付けて参りました。

日本近代書道史の中でやはり大きな足跡を残し 書を単なる能書でなく芸術に高める努力を惜しまなかった人

後世 どのように書の歴史が変わり 彼がその時どのような評価を受けるかは判りませんが 今この時点での 彼の評価の高さを改めて感じさせられた ずしりと思い展覧会 でした。

外に出れば 炎熱地獄 こんな時涼しい美術館は天国です。みなさーん 暑い日は美術館に行きましょう〜                   12/07/31 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時20分40秒  /  コメント( 3 )

有名人の文字

        

台東区立 書道博物館 この人どんな字? 近代日本の文豪達
http://www.taitocity.net/taito/shodou/   9月19日(水)迄 月曜休館

8月12日(日) 11時〜 キッズセミナー 小中学生対象 要 往復葉書での申し込み

犬養毅 森鴎外 伊藤左千夫 正岡子規 与謝野鉄幹 夏目漱石 そしてこの美術館創始者 中村不折 etc etc この中の誰をご存知ですか? み〜んな知っています?

伸び伸び筆文字 犬養毅 不折宛の書簡 ちょっと気取った森鴎外不折画集の題辞 伊藤左千夫の不折を送る短歌十章 正岡子規 与謝野鉄幹 夏目漱石達 不折宛の書簡 

書は人なり  それぞれみんな個性的 不折がいかに顔が広かったか? ほんとうに           スゴイ!

i以前 田中角栄という総理大臣がいました。そうあの田中眞紀子さんのお父さん。ロッキード事件で失脚してしまったけれど あの人は中学しか出ていなかったけれど 立派な筆文字を堂々と書いておられた。

同じ頃共産党の書記長に不破哲三と言う人が居た。こちらは東大を出ているのに なんとも イジケタ悲しい字で本当に東大出なのか判らない程 ひどい筆文字を見た事がありました。

小学校も高学年になると 受験勉強が忙しくなって 半分は書道を辞めてしまう。

私に言わせれば 子供の尻を叩いて 少し偏差値の高い学校に行かせるくらいなら 伸び伸び勉強で筆文字が上手くなった方が 将来ずっと為になる と思うのですが…… 

皆さん どう思われますか?

そう云えば 以前の森永製菓の社長 森永嘉平太さんが立派な筆文字を書いておられた。
あの字を見ると 森永のお菓子がもっと美味しく見えるのは不思議な事でした。

下手で良い 下手が良い な〜んて言った絵手紙の創始者がいたけれど、下手が嫌だから一生懸命稽古をするのじゃ〜無いでしょうか?

でも良寛さんは嫌いなものに 書家の書 な〜んて言っていました。
上手くてこれ見よがしの字はお嫌いだったようで、誤字 脱字いっぱいの彼の筆文字は心が温かくなります。

やはり字はお人柄……ですよね。      12/07/26 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時20分03秒  /  コメント( 0 )

12 日本の書展

   

全国書美術振興会 http://shobi.or.jp/ が主催する『日本の書展』 6月24日迄
六本木 新国立美術館 に行って参りました。

ひょんなご縁で昨年からお邪魔しております。関西で5月24日〜始まった当展は7月10日(火)の九州展迄 巨匠(15名) から代表(71名) 

そして委嘱 招待 秀抜 迄 およそ1500余点 
これ以上は考えられない程 一流書家の大規模展です。 

 

中でも特に印象に残った2点を ご紹介します。左は 秀抜でひときわ目を引いた 小泉壺藍先生の条幅 料紙はうっすらと竹が描かれています。軸の絹地がまた作品にピッタリです。

我が家の床の間に欲しい一幅です。素晴らしい の一言です。

右は代表部の田中節山先生 かるみ と 力強さ 見事にドッキング です。
私の目指すのは 正にこれ!! いつ足下に近づけますかね〜

杉岡華邨先生 今井凌雪先生の黒いリボンが 世代交代を告げていました。
時は必ず過ぎていきます。矢のように……ね。  
                      12/06/19 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時19分26秒  /  コメント( 0 )

中国の現代書道は?

  

日中代表書法家展  虎ノ門の森ビル37の1階で開かれていました。日本を代表する書家40名 中国を代表する書家41名 勢揃いです。

静けさ漂う会場は 丸窓から外の植え込みが見えたりして、ちょっとした異空間です。



日本の大御所 杉岡華邨先生の作品には 黒いリボンがついていました。4回訊ねた奈良の 杉岡華邨美術館を懐かしく思い起こして拝見しました。

真ん中は中国の大御所 王 学仲の作品です。以前 三鷹で王さんの個展が開かれ 大きな水墨画を沢山拝見しました。彼は日本に留学していたこともあり、日本の風景画もありました。

水墨画に添えられた 素晴らしい画賛が鮮やかに甦ります。

今 中国の書家のお手本は 何でしょうか? 安直に 何紹基を真似たようなぴらぴらした 作品群の中で さすが王さんの作品は光っていました。

王羲之とか顔真卿とか柳公権とか欧陽詢とか あんなに素晴らしい書家を排出した中国の今の書道がこれか、と ちょっとがっかりしてしまいました。

従って 中国の書家の写真は 王さんのだけになってしまいました。残念!

軍事 とお金に走っている中国の文化の貧困を かいま見たようで、悲しくなりました。
中国は私の生まれ故郷です。

日本だって 文化は廃れてしまっているようなものだけど、どうかどうか 日本も中国もお金にならない文化にも 力を入れて欲しい と……やはりそれは 無理 なのでしょうか?
                      12/04/08 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時18分51秒  /  コメント( 0 )

始まりました。

台東区書道博物館 皆が見たい憂品展終了 書のおてほんー手習いするならこれー
http://www.taitocity.net/taito/shodou/       4月3日(火)〜6月17日(日)迄

先ずは 師匠のお手本で ある程度基本がマスターできたら 古い時代の名品の臨書というのをやります。

形だけを真似る 形臨 それができたら しっかりと雰囲気まで真似る 意臨 となります。
書いた能書家の気迫というか 魂に迄迫れればバッチリ……ですが、それがなかなか大変なのです。

数々の名品が残っていますが、その中の選りすぐりを並べた展覧会が 台東区書道博物館で開かれているのです。

先ず 楷書の名品は欧陽詢の『九成宮醴泉銘』(きゅうせいきゅう れいせんのめい) 楷書の一級品と言われ、中国 唐時代に書かれた物です。そして 書聖と言われる晋時代 王羲之の書いた『蘭亭序』(らんていじょ) 

行書 草書の混じっている名品は やはり王羲之の手紙文『十七帖』 

時代を遡って 秦時代の通行体 隷書 素朴な古隷と言えば『開通襃斜道刻石』(かいつうほうやどうこくせき) 波磔を駆使した完成度の高い『曹全碑』(そうぜんぴ)

秦時代の正式書体の篆書 『泰山刻石』(たいざんこくせき)

他にも素晴らしい拓本の数々 ギャラリートークも 4月22日(日) 5月27日(日) 学芸員の案内で見所を解説して貰えます。

そして 貴方も一度筆を取ってみられたらいかがです? えっ もうやっておられる!
ならば なおのこと 是非この展覧会 ご覧になるべき……

いいえ 宣伝費は 頂いておりません。 ハイ   12/04/05  書道担当 畑田穂苑         
         


Posted at 2012年09月28日 18時17分54秒  /  コメント( 0 )

ボストン美術館から



行って来ましたよ〜 今大きな話題になっています。

明治政府お抱えの フエノロサが岡倉天心の協力のもと アメリカに持って行った日本の至宝の数々 今里帰りしています。

ボストン美術館 日本の至宝 東京国立博物館 平成館 〜6月10日迄

仏像 刀剣 能衣装 そして数々の日本画 なかでも圧巻は一番奥の部屋 11点の大きな襖絵

奇才 曾我蕭白 渾身の水墨画 自ら『鬼伸斉』『蛇足軒』と名乗り 『草紙画が欲しい奴は応挙のとこへ行け 本物の画が欲しい奴は俺んとこへ来い』と嘯いた簫白さん

なかでも4曲1双 屏風に仕立て直された 『雲龍図』元は襖絵だったそうで、これでも真ん中の龍の胴体の部分が無くなってしまっていると言うのです。

お部屋の隅で監視をしている若い女の人に 毎日ここにいて 圧迫感はないですか?と聞いてみましたら もう慣れましたけど、人が少ない時 こわいと思う事があります。と……

こんな可愛い女の子を怖がらせてはいけませんよ ね。簫白さん!

      

左 簫白の雲龍図(半分) 右 長谷川等伯の龍虎図屏風 

他に狩野派の派手な画がいっぱい 伊藤若冲 尾形光琳の画もありましたが 簫白の元に影は薄く見えました。



あまりの迫力に圧倒されて外に出れば、満開の八重桜が 櫻の足下を見れば 沢山のたんぽぽホトケノザ 優しく迎えてくれました。

強と弱 インパクトに 癒し やはり大切なのは バランス……ですかね〜
                        12/04/21 書画担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時16分59秒  /  コメント( 0 )

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