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2012-09 の記事

まだまだ夏でございます。

  

自由花二題

左 花材 ミニヒマワリ キキョウラン デンフアレ

トロピカルに こんなに毎日暑い日が続いては 季節先取り と言う気になれません。
ヒマワリといえば 盛夏の象徴 休耕田に栽培され 迷路を楽しむイベントが行われたりしています。

私はつい イタリア映画を思い出してしまいます。戦争に行ったまま帰らぬ夫を探してロシアを訊ねる ソフイアローレン そこには現地の女性に助けられ記憶喪失になっている夫 マルチエロマストロヤンニ 

諦めて帰る列車の窓に延々と広がるヒマワリの花 遠い昔に見たあの光景 記憶違いもあるかもしれませんが、今も目に浮かびます。

デンフアレは何と言っても 文化交流で訊ねたバンコク 2月というのに毎日 気温30度 

大通りの大きな並木の樹の幹高くに 咲き乱れるデンフアレ びっくりしてよくよく見れば 幹にくくりつけられたヤシの実の空殻に 水苔を詰めてデンフアレが植えられていたのです。

毎日のようにスコールのあるタイならではの風景 この頃は日本でもスコールのようなゲリラ雨 もう日本も亜熱帯?

そしてキキョウラン ニューサイランではありません。これだけは私の資料にはなく どんな植物なのか判りません。ご存知の方 コメント欄から教えて頂けると 嬉しい!!のですが…

右 大暴れの ユキヤナギの枝 に 活躍してもらって大振りに活けました。ユキヤナギは春の真っ白い米粒のような花が びっしり垂れるように咲き競う姿。

夏の豊かな緑 そして秋は数少ない黄葉のきれいな植物 今年の黄葉は何時見る事ができるでしょうか?

配材は カーネーション二種 ショッキングピンクのカーネーション スプレータイプ 淡い黄色のカーネーション そしてようやく淡いピンクの スプレー菊 です。

夏の菊も数多くありますが、これは秋の菊です。早く涼しくな〜れ と願いを込めて!
                    12/09/15 華道担当 畑田益惠(穂苑)


Posted at 2012年09月28日 18時46分05秒  /  コメント( 1 )

心頭滅却 しても……

この暑さ 残暑 なんて生易しい物ではありません。夏真っ盛り 正に酷暑!!負けてなるものか!

行って来ました。チャリンコで 30分 銀座 並木道リの並木画廊 鳩居堂画廊
犬も歩けば いえ 走ればナントやら…… 

    

並木画廊 みみずくばっかり描いていた私の友達 日本画家の目黒さん このごろ作風がガラッと変わりました。明るくなって軽くなりました。

私もこの頃 軽みのなかに いろいろな物を吹き込みたいと 悪あがきしているのですが、なかなか思うようには 行きません。彼女の後塵を拝しつつ 我が道を全うしたく思っております。

目黒さん お互い忙しくってなかなかお会いできませんが、一度飲みながらじっくりお話うかがいたいです。

       

銀座4丁目 日本一地価の高い所に 鳩居堂画廊があります。

今日は 阿部朱昴先生率いる 五十回記念 昴筆会書展 9月16日迄 

産経国際書展でお世話になっております。

上品な細字かなの作品が多い しっとりとした展覧会 カラー刷りの素敵な作品集を頂いてしまいました。

料紙といい 表具といい 正にお金のかかった展覧会 阿部先生は素敵な和服姿で にこやかにお客様 の応対を なさっておられました。



ついで ですから(何時もの事で……)3階に降りて 舟友会  の10回展を見せて頂きました。

『いのり』『東海の 小島の磯の……』『陽炎』などが印象に残りました。

心に残る作品 流してご覧になるお客様の足を ふと 止めさせる事のできる作品!

何時になったら出来るのでしょう……ね     12/09/14 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時45分54秒  /  コメント( 0 )

夏の終わりに

まだまだ暑い毎日 大きな台風が沖縄を襲っています。自然の厳しさ痛感しながら、行って来ました。

読売書法展 9月2日迄 会場は二つ 六本木新国立美術館と池袋サンシャイン文化会館

両方行って来ました。応募数は26000を越えたとか、さすがレベルは高い!
意気の籠った作品が並んでいるのですが、あまり これでもかこれでもかという威圧感はありません。

むしろ控えめな中に 静かに燃える意気込みを感じさせる作品が多かったのはさすがです。



   



磨き上げた腕で 控え目な作品を!! これがなかなか難しい 一生稽古 ですね。
                          12/08/26 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時45分12秒  /  コメント( 0 )

久し振りのお花 もう...

       

 生花正風体一種活け『野鶏頭』キャンドルのピンクです。

インド原産のこの花 日本で野生化して 放置されるとだんだん痩せて 楚々とした形に変化するのだそうです。

真っ赤な鶏冠状のほうが(右)ケイトウらしいとも思いますが、こんな優しいケイトウも良いかな?と.葉のあでやかな 葉ケイトウと言うのもあります。

古くは9月9日の重陽の節句には 菊でなくケイトウが使われていたと言う事です。
花言葉は沢山 『おしゃれ』『情愛』『奇妙』『気取りや』です ね。

右 アレンジ『S字体』 ウンリュウ柳 クルメケイトウ リンドウ 吾亦紅 

ウンリュウ柳がもう少し元気だったら もっと『S』が際立ったのですが……
今はドラゴン柳というのだそうです。生命力抜群 お水の中で切り口から どんどん白い根が生えて来ます。

りんどう アフリカ以外の亜熱帯〜熱帯の山地に500種も分布しているそうですが、日本に自生しているのは13種 

最近は園芸種も多く、花色も 江戸紫 京紫 ピンク 白 薄紫 濃い紫で中が白<初冠雪> 薄紫で中が白<那須の乙女> などもあります。花言葉『正義』『的確』

ワレモコウ いろいろな漢字をあてられています。<吾亦紅> <吾木香> <我毛香>
それぞれの意味がありますね。バラ科の多年草 日本中 日当りの良い場所に自生しています。

一見地味ですが、代表的な秋の花材です。花言葉は『変化』
貴方は『変化』ですか?『安定』ですか? 私? 両方 欲張り?ですね〜
                     12/08/24 華道担当 畑田益惠(穂苑)


Posted at 2012年09月28日 18時44分55秒  /  コメント( 0 )

この暑さ なんとかな...

またまたぼやいております。<ぼやきのスイエン>とでも呼んで頂きましょうか?

行って来ましたよ! この暑い中 都立美術館 文化書道展 8月19日(日)迄

   

いつも思うのですが、現代書道界でここは異次元の世界です。

この上なくアカデミック 創設者 西脇呉石先生そっくりの作品(同じ漢詩 字配りから 崩し方迄全く同じ 線質は全然違うのですが……)がこれでもかこれでもか まるで一人のコピーのように並んでいます。

呉石先生と言えば 日本最後の 文人(今はインテリ) {つまり書が上手 漢詩が上手 そして画(水墨画) が上手 これを三絶と言う} と言われています。

中国も唐の時代 王羲之そっくりに書けないと、科挙の試験に受からないので みなコピーのように真似をしたと聞いていますが、今も そっくり妖怪 は存在していました。

画賛入りの文人画(以前は南画と呼んでいてちょっと違和感があった)も今の日本の何処にも残っていません。(中国ではまだこのスタイルをたまに、見かけることがある)

でも ここが何を隠そう 私の書と画の出発点 お陰で基本はバッチリ?

子供たちの素直でのびのびした作品(改修前は別室 地下だった)に救われました。

 

大いなるマンネリ とバカにするか…… 
真の安定はマンネリの中にこそあり と賞賛するか…… 意見は別れるところ です。

伝統を守る。
伝統は守りつつ 時代に合わせて変化して行く。 

貴方は どちら?           12/08/18 書道 墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時44分28秒  /  コメント( 3 )

今年も毎日展

 

毎日書道展 7月11日(水)〜8月%日(日) 六本木 国立新美術館 

今年の特別展は 生誕120年を記念して『熊谷恒子の世界』です。大田区の熊谷恒子記念館から沢山の作品が来ていました。http://www.ota-bunka.or.jp/facilities/kumagai/



今年も黒いリボンの作品がちらほら なんと私が海外文化交流で よくご一緒だった郡山の 皆川雅舟先生に付いておりました。だんだん知った顔が少なくなって 寂しい限りです。

私の余命は 何年? 5月に妹を62歳で見送ってからは つい寂しい事を考えてしまいます。
                      12/08/02 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時21分04秒  /  コメント( 0 )

偉大なる足跡

         

東京国立博物館 青山杉雨の眼と書 展 9月9日(日)迄 月曜休館
http://www.tnm.jp/

青山杉雨(あおやまさんう) ご存知ですか? 1912~1984 愛知県の人 
後年 東京は世田谷 等々力に住んでいた人で 轟くと言う字に置き換え『三車亭』と名乗っていました。

『一作一面貌』と言いながら 私が知っていた頃の彼は 古文金文を素材にした 画なのか書なのか判らない どれもこれも同じような作品ばかり……

なぜ天下の国立博物館で 青山杉雨展? 半信半疑で覗いてみました。入り口の大看板は見慣れた杉雨の大書きで画のような筆跡『黒白相変』です。

入ってみて驚きです!!

三河人はケチが通り相場 無論全てがそうなのではありませんが 『さんう の後は草も生えない』と陰口を叩かれながら 書の歴史をしっかり見据え中国の著名な作品や 貴重な文房四宝を私財を投じて収集しており 

又 私がリアルタイムで知る以前の 彼の作品のなんと多様な事

弟子の成瀬映山が得意とし その弟子の我が妹も書いていた細いぴらぴらした作品 どっしりと奥深い線で書かれた行書や草書 しっかり目に焼き付けて参りました。

日本近代書道史の中でやはり大きな足跡を残し 書を単なる能書でなく芸術に高める努力を惜しまなかった人

後世 どのように書の歴史が変わり 彼がその時どのような評価を受けるかは判りませんが 今この時点での 彼の評価の高さを改めて感じさせられた ずしりと思い展覧会 でした。

外に出れば 炎熱地獄 こんな時涼しい美術館は天国です。みなさーん 暑い日は美術館に行きましょう〜                   12/07/31 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時20分40秒  /  コメント( 3 )

有名人の文字

        

台東区立 書道博物館 この人どんな字? 近代日本の文豪達
http://www.taitocity.net/taito/shodou/   9月19日(水)迄 月曜休館

8月12日(日) 11時〜 キッズセミナー 小中学生対象 要 往復葉書での申し込み

犬養毅 森鴎外 伊藤左千夫 正岡子規 与謝野鉄幹 夏目漱石 そしてこの美術館創始者 中村不折 etc etc この中の誰をご存知ですか? み〜んな知っています?

伸び伸び筆文字 犬養毅 不折宛の書簡 ちょっと気取った森鴎外不折画集の題辞 伊藤左千夫の不折を送る短歌十章 正岡子規 与謝野鉄幹 夏目漱石達 不折宛の書簡 

書は人なり  それぞれみんな個性的 不折がいかに顔が広かったか? ほんとうに           スゴイ!

i以前 田中角栄という総理大臣がいました。そうあの田中眞紀子さんのお父さん。ロッキード事件で失脚してしまったけれど あの人は中学しか出ていなかったけれど 立派な筆文字を堂々と書いておられた。

同じ頃共産党の書記長に不破哲三と言う人が居た。こちらは東大を出ているのに なんとも イジケタ悲しい字で本当に東大出なのか判らない程 ひどい筆文字を見た事がありました。

小学校も高学年になると 受験勉強が忙しくなって 半分は書道を辞めてしまう。

私に言わせれば 子供の尻を叩いて 少し偏差値の高い学校に行かせるくらいなら 伸び伸び勉強で筆文字が上手くなった方が 将来ずっと為になる と思うのですが…… 

皆さん どう思われますか?

そう云えば 以前の森永製菓の社長 森永嘉平太さんが立派な筆文字を書いておられた。
あの字を見ると 森永のお菓子がもっと美味しく見えるのは不思議な事でした。

下手で良い 下手が良い な〜んて言った絵手紙の創始者がいたけれど、下手が嫌だから一生懸命稽古をするのじゃ〜無いでしょうか?

でも良寛さんは嫌いなものに 書家の書 な〜んて言っていました。
上手くてこれ見よがしの字はお嫌いだったようで、誤字 脱字いっぱいの彼の筆文字は心が温かくなります。

やはり字はお人柄……ですよね。      12/07/26 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時20分03秒  /  コメント( 0 )

12 日本の書展

   

全国書美術振興会 http://shobi.or.jp/ が主催する『日本の書展』 6月24日迄
六本木 新国立美術館 に行って参りました。

ひょんなご縁で昨年からお邪魔しております。関西で5月24日〜始まった当展は7月10日(火)の九州展迄 巨匠(15名) から代表(71名) 

そして委嘱 招待 秀抜 迄 およそ1500余点 
これ以上は考えられない程 一流書家の大規模展です。 

 

中でも特に印象に残った2点を ご紹介します。左は 秀抜でひときわ目を引いた 小泉壺藍先生の条幅 料紙はうっすらと竹が描かれています。軸の絹地がまた作品にピッタリです。

我が家の床の間に欲しい一幅です。素晴らしい の一言です。

右は代表部の田中節山先生 かるみ と 力強さ 見事にドッキング です。
私の目指すのは 正にこれ!! いつ足下に近づけますかね〜

杉岡華邨先生 今井凌雪先生の黒いリボンが 世代交代を告げていました。
時は必ず過ぎていきます。矢のように……ね。  
                      12/06/19 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時19分26秒  /  コメント( 0 )

中国の現代書道は?

  

日中代表書法家展  虎ノ門の森ビル37の1階で開かれていました。日本を代表する書家40名 中国を代表する書家41名 勢揃いです。

静けさ漂う会場は 丸窓から外の植え込みが見えたりして、ちょっとした異空間です。



日本の大御所 杉岡華邨先生の作品には 黒いリボンがついていました。4回訊ねた奈良の 杉岡華邨美術館を懐かしく思い起こして拝見しました。

真ん中は中国の大御所 王 学仲の作品です。以前 三鷹で王さんの個展が開かれ 大きな水墨画を沢山拝見しました。彼は日本に留学していたこともあり、日本の風景画もありました。

水墨画に添えられた 素晴らしい画賛が鮮やかに甦ります。

今 中国の書家のお手本は 何でしょうか? 安直に 何紹基を真似たようなぴらぴらした 作品群の中で さすが王さんの作品は光っていました。

王羲之とか顔真卿とか柳公権とか欧陽詢とか あんなに素晴らしい書家を排出した中国の今の書道がこれか、と ちょっとがっかりしてしまいました。

従って 中国の書家の写真は 王さんのだけになってしまいました。残念!

軍事 とお金に走っている中国の文化の貧困を かいま見たようで、悲しくなりました。
中国は私の生まれ故郷です。

日本だって 文化は廃れてしまっているようなものだけど、どうかどうか 日本も中国もお金にならない文化にも 力を入れて欲しい と……やはりそれは 無理 なのでしょうか?
                      12/04/08 書道担当 畑田穂苑


Posted at 2012年09月28日 18時18分51秒  /  コメント( 0 )

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