東京都台東区のばんぶうはとあかでみいは、書道、ペン字、水墨画、華道、茶道、着付、小唄などの受講生を募集しております。
メインメニュー
2010-05 の記事

本の話

先頃 惜しまれつつ亡くなられた 井上ひさしさんの追悼番組を観ていたら NHKの 100年インタビューというのがありました。

平成17年に放送されたものですが、携帯もパソコンも使わないと、言っておられました。

執筆中に 電話は困る、(判りますね〜 私もよく稽古中にキャッチセールスの電話等入るので 集中力が切れてしまい いらいらー です)ものごとは 書いて覚える。書くと言う行為は大切だと言っておられました。

そう云えば昔 学校の先生にそう言われた記憶があります。英語の単語等は書かなくては駄目中には 覚えた頁はちぎって 食べた!なんて言う人の話を聞いた事があります。ええ ほんとうの話です!

『本』というのは 人間が作り出した最高の知的財産 宝物だと言っておられました。

『遅筆堂』と言われ ご自分でも認めておられましたが、本を読むのは早く 一日に20冊も30冊も読んでしまうそうで、読み方のコツなどを話しておられました。

ところで いつごろから本は今のような形になったのでしょうか?

毎日のように 古法帖の臨書をしていて思うのは 洋綴じの物はすぐに糸が切れてバラバラになってしまうのですが 和綴じの物はなかなかしっかりしていて 先人の知恵に驚かされます。

和綴じには 粘葉(でっちょう)綴じ 袋綴じ 胡蝶綴じ 等いろいろあるようですが、他に巻子(かんす)本というのもあります。これは忍者が口にくわえたり お経などが書かれた 所謂 巻物の事です。

大昔 まだ紙がなかった頃 本は木簡とか竹簡に字を書き 穴を開けて紐で結わえて丸めていました。そう思って 『本』と言う字よくご覧下さい。木に短い横線 これが紐です。

きっと重かったことでしょうね。良い時代に生まれた事 感謝 感謝ですね。

お陰でスタミナが 無くなった? 昔の人は 強かった!!!
                        10/05/01  書道墨画担当 畑田穂苑


Posted at 2010年05月26日 09時08分02秒  /  コメント( 0 )