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2010-02 の記事

臨書は楽し

N.H.Kドラマ『とめ はね』おおむね好評のようでしたけれど あっと言う間に終わってしまいましたね。ご覧になられましたか?

原作のコミックはまだまだ続きがあるようなので そのうちドラマに続きができるかもしれませんが。

書道の指導が 石飛博光先生でコミックの筆文字を書いた人と違っていたので 私なりに納得をして見ていたのですが ドラマの中で臨書をする場面がありました。覚えていらっしゃいますか?

『九成宮醴泉銘』(きゅうせいきゅう れいせんのめい)難しい課題でした。

唐の時代(632年)に建立された石碑で 今は陝西省の麟遊具故宮祉にあります。

なんと言っても楷書の<第一級品>といわれる優れものです。唐の太宗が皇后と共に離宮の <九成宮>に避暑に行幸したところ 天の惠か唐朝発展の兆しか 甘水が湧き出したという事です。

早速 太宗が勅を奉じて 魏徴(ぎちょう)が文を作り欧陽詢(おうようじゅん時に76歳)が書いたものです。
太宗の善政を讃える文章で碑高約2.3m 幅約1m 50字24行 沈着 品位高い 楷書の最高峰で 臨書 鑑賞教材として広く使われている最高の古典といえるものです。

もちろん私も何回も臨書しています。

<臨書> ちょっと耳慣れない言葉ですね。お稽古の仕方のひとつで 脇に置いてみて書く と言った意味でしょうが、<形臨>形をしっかり真似する。<意臨>心を汲み取って真似する。<背臨>手本を伏せて イメージして書く。この三種類あります。

臨書していると どこからともなく 作者の声が聞こえて来ます。

勿論 欧陽詢の声です。

そんな馬鹿な! いえ ほんとうです。

『おまえ 全然だめだな〜 しっかり書きなさい』
『これでは どうです』と私 『まだ まだ』と欧陽詢

夢中で書いていると 『ちょっと 良くなったかな?』欧陽詢
『いや まだでしょう』と私 その時正に タイムスリップ 

そんな馬鹿な!!!いえ ほんとうにほんとうです。  10/02/27  書画担当 畑田穂苑

 


Posted at 2010年02月27日 16時18分26秒  /  コメント( 0 )