東京都台東区のばんぶうはとあかでみいは、書道、ペン字、水墨画、華道、茶道、着付、小唄などの受講生を募集しております。
メインメニュー

続 京都の奥は深い

       

京都2日目 5月7日 ホテルの目の前が 京都国立博物館 なんと 長谷川等伯展   (4月10日〜5月9日) です。

つい3月初めに東京でお会いしたばかりですが このまま帰るわけにはいきません。きっと 等伯さんに呼ばれたに違いありません。

目覚めたときは 大したことなかった雨が 開館間際の9時20分 本降りとなりました。

これは絶対 『なんと!京都迄又来てくれたか』と 等伯さんびっくり!! 嬉し泣きに違いありません。

でも20分待ちです。昨日 ホテルに着いた時は 閉館時間に近く 40分待ちと看板が立っていて 早く来たのですが、、等伯さんの人気振りが伺えます。

東京よりずっと 照明を落としていて 智積院の『楓図』等は 狩野派のようなキンキラキンのイメージだったのがまるで 別物のように渋く落ち着いた印象で 驚きながらも 等伯さんの力 再認識です。

51歳 大徳寺の住職の留守に勝手に上がり込んで 描いてしまって認められたという『山水図』もずっと良かった。

東京より会場が狭く60歳 最愛の息子 久蔵を亡くした後 精魂こめて描いた大『涅槃図』(本法寺)も、すぐ傍で観る事ができ 名前は裏に書いてある事が判りました。

何と言っても またまた『松林図』にお会い出来たのは 全く天にも上る心地です。いえほんとに!

松の葉の描き方 なんだか ガシガシと固い筆を振るう 音まで聞こえそうな 描き方が不思議で 気を付けて見ると 松を描いた物が他にも 幾つかあって、『四愛図』等は 私が教えられた 半円型 『樹下仙人図』は片開き、他四点は円型 松林図の他は1点も同じ物はありません。

まさに等伯さん 渾身の松と言えましょう。

堪能して出てみれば 等伯さんの嬉し泣きはまだ続いており 長い列は60分待ち となっていました。三十三間堂を回りお庭でじっくり松の葉を眺めました。

見る角度やお天気等で 半円に見えたり 円に見えたり ガシガシに見えたりするのだと 納得です。
     

ここ迄来て 智積院に行かない訳には いきません。

等伯さん 期待の 久蔵さん25歳の『桜図』と等伯さんの16羅漢等 他にも壁画があるのです。

豊臣秀吉が愛児 鶴松の死を嘆いて建立し 等伯に全てをまかせ、そして『桜図』を描かせた息子久蔵が なんと翌年26歳でこの世を去ってしまうなんて、なんと皮肉なことでしょう。

『楓図』は目の前の国立博物館に出張中ですが、ラッキーな事に 今回初めてお目見えも含め 墨画の襖絵5点を拝見する事ができました。(等伯さんではありませんが)

その詳しいお話は また今度のお楽しみ、、ね。 10/05/08 書道墨画担当 畑田穂苑

Posted at 2011年12月21日 09時55分55秒

 
この記事へのコメント
コメントを書く



== 半角英数字のみのコメントは投稿できません ==

*印の項目は必須入力項目です *

*