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土筆じゃーなくて毛筆です。

筆は何でできているか ご存知ですか?  えっそんなの考えた事無いわ!  

あまり身近すぎて 改めて聞かれると、、、『?』 ですよね。

考えてみれば こんなに面倒な筆記具って他にないですよね。

簡単に使えそうでこれが案外厄介です。穂先はたいがい動物の毛で出来ています。中には竹をこまかーく裂いて造った筆で一休さんが書かれた素晴らしい作品も残っていますが、、、。
一口に動物の毛と言っても多種多様です。

固い毛 これは馬とかオオカミ えっオオカミなんて今いるの?
 
絶滅種のオオカミで作れるはずはないのですが、昔は特に中国に沢山いたらしく、今でも狼毫小楷なんて名のついたちょっと固めの小筆があります。
柔らかいところでは羊の毛 
他にも ウサギ ミンク 鶏毛 なかには孔雀の羽なんていうのもあります。

昭和四十九年発行の 西脇呉石篇書 文化書道講座 巻5 草書上に『秦の蒙恬<もうてん>初めて毛筆を造るという。筆の名称は楚では聿<いつ>。呉越では不律<ふりつ>。燕では払<ふつ>。秦では筆<ひつ>といった。筆は狼 狐 羊 兎 鹿 馬 狸 貂<てん> などの毛を用う。羊毛最もよろし。』とあります。

たかが動物の毛 されど動物の毛、、、ですよね。安いのから高いものは 一本何十万円もします。
高い筆はそれなりに 墨持ちが良かったり 味のある線が書けたり 摩耗に強かったりしますが、たいがいは柔らかすぎて扱いがやっかいです。そこで固い毛と柔らかい毛と混ぜ合わせて 兼毫筆 を各メーカーさんが工夫して 独自のものを開発しています。

でもいろいろ試してみてやっぱり最後は,柔らかい筆に軍配があがるようです。難しい分いろいろ工夫が出来て独特の線で書けるようです。

上手になったら高い筆で、、、と思いますが、やっぱり慣れなんですよね。

無理に高い筆を買う必要はありませんが もし少しゆとりがあれば ちょっと高い筆を買う事をおすすめします。   早く慣れたほうが、、得?

平安時代のお姫様も今の私たちも同じ筆を使っているなんて、便利な筆記用具が沢山あるのに不思議ですよね。これには訳があります。

一本の筆で 強い線柔らかい線 太い線チョー細い線 使い方が判ればこんな有り難い筆記用具は他に無い?
 厄介な所が又良い? か どうか一度じっくり試してみませんか?                         09/03/23 書道担当 畑田穂苑

Posted at 2009年08月12日 15時41分25秒

 
この記事へのコメント

狼毫

狼毫は中国のイタチ毛ですね。オオカミではございません。羊毛と同様にややこしいですが。
Posted by 通りすがりの紙屋 at 2014/08/29 19:33:29

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