埼玉県・川口市にあるオーラソーマカラーセラピー・カバラ数秘術・パーソナルカラー診断のオフィスヒカワです。
『いろをかし』

『いろをかし』 平成29年7月

蟷螂(かまきり)生ず




先月、境内の神饌田の田植えが終わり、現在すくすくと稲が育っています。

日本には明治五年に「改暦の詔書」が出されるまで長い、
間旧暦(太陰太陽暦)で季節や日本人の心を育てた稲作りなどの農事暦を使って、
大自然のリズムとともに体験して暮らしてきました。

旧暦の二十四節句では六月の初頭に「芒種(ぼうしゅ)」があり、
私は自分の誕生日がこの頃なので萌えるこの季節が特に大好きです。



この季節は七十二候では蟷螂(かまきり)生ずと言う出来事で呼んでいます。

その言葉の通り、田植えや畑仕事が始まる季節に蟷螂が、
「丸い薄茶色の卵から次々と生まれてくる頃」です。



小さなの身体にのカマの手を持つ姿は何だか不釣り合いです。

私達は色彩心理的にを見るとバランスを取って心身ともに穏やかな気持ちになり、
リラックスすることは事実です。

しかし、の身体を持ち、動くものに対しては得体の知れないもの、
未知なものとして疑いの気持ちが高まり、
自分のスペースを脅かすのではないかという思いにかられます。

因みに映画、ミュージカルや絵本で描かれる未知なる物はで描かれることが多いようです。

例えばE.T、ロビンフッド、ジャックと豆の木、グリーンジャイアント、
オズの魔法使いではエメラルドシティーなど…

しかし、最終的にはグリーンで描かれたものは「平和」へとつながるのですが…。



私の子供時代…
小さなカマキリをチョンとつっつくと
小さな身体でカマを動かして戦う姿を面白がっていたら、
父に、

「一寸の虫にも五分の魂」

と、たしなめられたのを覚えています。

さらに、田んぼや畑の害虫を食べてくれると聞いて、
人間にとって役に立つ虫なんだと感心しました。

その上、カマキリ「拝み虫」とも呼ばれているのはご存知ですか?

のカマを動かす姿から想像できますね。

『拝む』は旧字『拜』の略字で、へんの手は「手の五本指」、
つくりの�@は「枝の繁った木」の象形文字です。

神主さんが御神前にて玉串(神前に捧げる紙垂(しで)を付けた枝)を手にして、
頭を下げて祓い清めて祈る事を「おがむ」→『拝む』といいます。




先人は一寸の虫にも敬意を払って、
「災いを祓い清め」拝んでくれている虫として崇めてきたなんて、
なんとおしゃれな感性をお持ちだったのでしょう!!

私達も『拝み』ながら暑い夏を乗り切れるよう祈りましょう!!





オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2017年07月07日 13時42分03秒

『いろをかし』 平成29年5月

『 菖蒲(ショウブ・アヤメ) 』



今年も神社の社務所玄関に五月人形が飾られると、
爽やかな五月晴れの季節がやってきたなと感じます。



暦では「立春」、五月五日「こどもの日」…
子供の人格を重んじ子供の幸せを祈る祝日である「端午の節句」の季節となりました!

この風習は「健康を祈り菖蒲酒を飲む」という大陸の習わしが伝わったもので、
日本では菖蒲の葉や根を入れた菖蒲湯に入る行事となりました。

もともと日本には田植えの時期になると早乙女が身体を清め、
田の神様をお祭りする行事があり、
その際に花開く菖蒲の花を魔除けとして飾ったことから
 菖蒲 → 尚武 と掛けて、
端午の節句は男児の節句として広まっていきました。



本来の菖蒲湯に入れる葉は「サトイモ科」黄色い花を咲かせます。

私達が日頃菖蒲(ショウブor アヤメ)と呼んでいるの花は『アヤメ科』で、
種類が違いますのでご注意ください。



又、ちなみに同じ紫色の杜若(カキツバタ)もアヤメ科の多年草です。

ここで、見分け方のポイントをご紹介いたします。


まず、菖蒲(ショウブ)の花は黄色い線が入っています。

   杜若(カキツバタ)の花は『白い』線が入っています。

   アヤメの花は網目模様が見られます。


また、杜若はアヤメよりも赤みの強い紫(赤紫)色をしているのが特徴です。



いずれにしても青々とした葉の中に咲く菖蒲やアヤメ、
杜若の紫色は幻想的で雨の中でよく映えます。

紫色の相性は格別です。

紫色には落ち着きや高貴さをイメージさせ、品格を底上げする色でもあります。

又、神秘的で自然の中での群生している紫をながめていると、
精神性や物質を超える意識まで高まることを感じる人がいるそうです。

この紫色に何か心が化学反応を起こす変化、変容の兆しとしての役割があるようです。



あなたはどんな色のシャワーをあびたいですか?
この季節、家でじっとしていては色のシャワーは届きませんよ!
さあ、光と色の初夏の野に出掛けましょう!!







オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2017年04月30日 22時17分40秒

『いろをかし』 平成29年4月

前向きな気持ちにさせる白…アイボリー




春の暖かい日差しが差し込んでくると気持ちまで明るくなります。

クリアな光はすべての色を含み無限の可能性を秘めています。

その光が春になるとやけに眩しく感じられるのは私だけでしょうか?

そして、特に新鮮に目に写る『白』が気になります。

今月は気持ちを落ち着かせ明るく前向きな気持ちにさせる色…アイボリーのお話しです。



最近、私は老眼鏡の出番が増えました。

特に本や白い紙の上の文字が光って見えづらくなったからです。

年齢とともに眼の水晶体の弾力が減り、調節しづらくなったのは承知しています。

しかし、真っ白で眩しくてイライラするより、
同じ白でも薄クリームの白アイボリーは違います。

気持ちを落ち着かせてイライラする気持ちを静めてくれる色なのです。

というのも、昨年末神社の社務所の受付の目隠しに
取り付けたカーテンがアイボリーなのですが、
職員から見て程よい目隠しの役割はもちろんですが、
受付の外でお待ちになってらっしゃる方から見えても、
和やかでいられる色なので評判が良かったことからも納得できました。




さて、 アイボリーは象牙色(黄みの薄い灰色) といい、
象牙は西洋では古代から工芸材料として使われてきました。

置物としても落ち着く色なので部屋の雰囲気を邪魔しません。

そのため、アフリカ象の牙は貴重で密猟者に狙われてきたのです。

この牙を磨いていくとアイボリーホワイトと言われる「白」になります。

さらに、色の中で「白」はすべての色と調和し、純粋で健康的な印象を与えてくれます。
又、 「白(ホワイト)」を好む人は完璧主義の傾向や、理想が高く努力家でもあるといえます。



この「白(ホワイト)」を仕事場で多用するとどうなるでしょうか?

机、イス、パソコン、白いカーテンなどを真っ白にすると、
光の反射率100%なので大変目が疲れやすくストレスを貯めてしまいます。

そんな時にはアイボリーに変えてみて下さい。

アイボリーは、

「白」の真面目さ + 「灰色」の落ち着き + 「黄色」の前向きな明るさ

これらがミックスされた色ですから、

『明るい仕事場で居心地良くリラックスしながら仕事に落ち着いて集中できる色』

なのです。

五月病の防止、また、暗い職場を明るくしたい方…ぜひご検討を!

スタートの春で出遅れないよう爽快な毎日をお過ごしください。



オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2017年03月31日 23時20分18秒

『いろをかし』 平成29年3月

春蘭(シュンラン)』




春一番が吹くと暖かい春を身近に感じます。

地面には黄色いタンポポが花を付けて雑草魂の如く力強く春の到来を告げています。

この季節になると思い出すことの一つに母との思い出があります。

田舎でしたので自然に恵まれた環境であったこともあり、
母はきのこや野草取りが上手でした。

仕事帰りに途中の雑木林で見つけた「わらび」「ぜんまい」「つくし」や
春蘭を取ってきては、
調理して夕食の一品に並べて自慢していました。

祖母は薬学の知識があったので効用や効能を聞かされるシーンがたびたびありましたが、
子供だったのでそんなことは興味もなく、
ただ美味しいかそうではないかが大きな問題でした。


そんな中で子供心にもきれいなお花を食べる…
歯ごたえもしゃきしゃきしておもしろい…
春蘭という食べ物を美味しそうに食べていた母の姿を思い出しました。

今でこそ、オシャレな料理にカラフルな花が添えられ、
食用出来る花がいくつかあることは知られてきましたが、
子供の頃はそれがとても不思議な光景でした。



春蘭は雑木林の斜面に冬を越した暗緑色の細長い葉の中から、
ピンク色の「はじかみ(※ショウがのこと)」のような茎から薄黄緑色の花を一輪咲かせます。

花の色も地味でうつむき加減で咲いているのでとても食べられる花とは思えません。

それをさっと茹でてお吸い物に入れたり、酢のものにしたりして食べるのです。

その春蘭の歯ごたえと花を食べる満足感が「春を感じる時」となるのでした。



因みに春蘭のことを「黒子(ほくろ)」とも呼んでいます。

うつむき加減の花の下方に赤い斑点があるのですが、
これを「ほくろ」と言ってきたことで、
春蘭』=「ほくろ」と言うようになりました。

ずいぶんと恥ずかしがり屋なお花ですね。



いよいよ待ち遠しい春がやってきます♪

身支度、味支度を整えて春を楽しみましょう!



オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2017年03月01日 08時10分20秒

『いろをかし』 平成29年2月

紅一点 柘榴(ざくろ)の花と実



今年一月中旬以降、稀に見る寒波の為、
雪の被害があちらこちらで聞こえてきました。

雪の被害にあわれた方…
“春遠からじ”です!どうか頑張ってください!



埼玉県の川口市では積雪はまだありませんが、
零下になる朝もあり、底冷えの日々です。

この季節、寒さ対策に厚着をしたり、暖房が過剰になったり、
寒暖の差が大きい場所を行ったり来たりと肌に負担がかかります。

そのため肌にかゆみが出たりストレスや体調不良から、
アレルギーやじんましんが出たりするのも、この季節には多いようです。

私も家族にこのような症状が出たため、
薬以外でかゆみを抑え、改善できるものはないかと探してみました。

すると友人のご主人が乾燥から足に粉が吹いたようになりかゆくてたまらなかったのが、
奥様のざくろジュースを少量一緒に飲用しているうちにかゆみがおさまった話を伺い、
ためしに買ってきました。



ざくろの花は花期が梅雨どきで、
雨に濡れて美しい緑の葉の中で鮮やかな赤い花を咲かせている様子から、
『紅一点』という言葉が生まれました。

それは、ざくろの花の美しさに由来するものだったのです。



ざくろ「女性の果実」と呼ばれ、
有史以前から存在している歴史の古い果実の一つです。

美容や健康雑誌に必ず載っている女性に人気のある果実です。

その理由は女性ホルモン「エストロゲン」が含まれていると話題になった時期がありましたが、真偽の程は定かではありません。

しかし、ざくろの実の栄養素に、
アントシアニンやエラグ酸などのポリフェノール含有量が高いため、
体内の過剰な活性酸素を減らしてくれるので抗酸化作用が期待できそうです!



又、女性ホルモン「エストロゲン」と同じ働きをする「エストロン」が含まれているため、
アンチエイジングやダイエットの助けになるということで、
まさにざくろ「女性の果実」です。

ざくろの実は秋になると自然に割れ、
中から美しい透明感のある宝石のルビーのようなかわいい種子がたくさん顔を出します。

このツブツブの種子が多いことから、
世界中で豊穣や多産、再生のシンボルとして知られています。

余談ですが、実家にある古い銅の合わせ手鏡を父から譲り受けましたが、
この銅鏡のくもり防止にざくろの実を使っていたそうです。



少々単価は高いざくろジュースですが、美肌と女子力アップ、
そしてかゆみやむくみを防ぐ赤いジュースでこの寒さをさわやかにのりきりましょう!!


オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2017年02月01日 07時17分43秒

『いろをかし』 平成29年1月

八手(やつで)の白い花



あけましておめでとうございます。

今年一年皆様に沢山の幸せが降り注ぎますようにお祈り申し上げます。

一年中でもっとも寒い季節になりました。

強くて冷たい北風が吹き、木々がその強風で枯れるほど…
という意味で「木枯らし」という言葉が生まれました。

さて、その木枯らしが吹きすさぶ中でもお正月には縁起の良い名前の木…

千両(センリョウ)、万両(マンリョウ)、南天=難を福に転ずる
など鮮やかな赤い実が風に揺れています。



又、末広がりで縁起の良い『八』が名前についている八手(ヤツデ)は、
大きな葉が手のひら状に開いています。

今月はこの八手についてのお話しです。



自宅の小さな庭の北側の陽があまり良く当たらない場所に三年ほど前から八手が自生しました。

少し離れたところにあった八手を根元から切ったので、
その八手の子供が生えてきたのだと思ってそのままにしておきました。

気が付くと腰程の高さまで生育していて、
花が少ない冬にかわいい白い花を咲かせてくれました。

八手の花はタンポポの花のように白くて丸い花で、
その丸の中の一つ一つの花がカリフラワーのつぼみのように見えます。

目立つ千両や万両の赤い実と比べると地味ですが、
何だかホッとするのコントラストでこれまたステキなのです。



その八手は長崎に着任したシーボルトによって、
19世紀の半ば日本からヨーロッパに紹介された植物です。

見かけは地味ですがかすかにいい香りがする花なので小さな虫が飛んで集まってきます。

大きな葉の柄が長いので幼稚園のお遊戯会で「天狗のうちわ」として使ったことがありますが、
実は八手『天狗の羽団扇(てんぐのはうちわ)』という名前でも呼ばれているのです。



日が当たらなくても育つし、北風よけにもなる木だし、
白い花を守るかのように緑の手のひらを広げているし、
まったく手のかからない縁起の良い名前の八手ですね!



八手の「ヤ」は「たくさん」という意味がありますが、
実際八つに分かれてはいなくて、7か9に分かれています。

自宅の八手は3つ、5つ、7つ、9つに分かれていました。

木枯らしが吹き、静まり返った季節に身も心も引き締まる八手の深い緑と白のコントラスト…

さわやかで心がホッとあったかくなるという寒さが引き立て役の八手のお話しでした。

今年は八手の様に「当たり前」に生えている木や花に心を寄せてみると、
新しい発見があるかもしれません。

「目り」 「気り」 「心り」


すべてに今年の干支が使われているのも何かシンクロしているような気がします。



オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2016年12月31日 00時28分26秒

『いろをかし』 平成28年12月

菠薐草(ほうれんそう)』






 暦では立冬、これが過ぎると冬の気配が感じられ冷たい風が吹き始めます。

先日、11月24日は54年ぶりに都内で積雪となり、
暖冬で咲いた夏のお花に雪の帽子がのっかった奇妙な光景を見ました。



 さて、「冬葉」と呼ばれる冬野菜の代表ほうれん草

今回はこの『 菠薐草(ほうれんそう) 』のお話しです。

ほうれん草と言えば抜群の栄養価を誇り、
美容や健康の効果も期待できる葉物なので、
積極的に取り入れたい野菜です。

関東周辺の埼玉、千葉、群馬、茨城で多く栽培されて、
12月・1月が美味しい時期となります。

先日私は職場の健康診断を受けた際、
視力の低下が気になりアドバイスを求めた所、
アントシアニンを含む果物の他にほうれん草も取り入れるよう勧めていただきました。

ほうれん草に含まれる栄養素に目や粘膜を保護してくれる働きがあるそうです。

さすがに緑黄色野菜の王様と言われるだけあって、
緑色のほうれん草が健康管理に役立つことに感心しました。



ほうれん草に含まれる栄養素

・葉酸・・・・・造血ビタミンと呼ばれる。
        妊娠中、授乳中、貧血気味の方にオススメ。

・マンガン・・・ほうれん草の根元の赤い部分に入っている。
        骨を形成。

・鉄・・・・・・牛レバーにも匹敵。

・ビタミンC・・冬どりほうれん草は夏のものに比べるとビタミンCが3倍も入っている。



緑を見つめていると目の疲れが和らぎ呼吸がゆっくりと楽になった経験はありませんか?

私は頭が痛くなった時、
の観葉植物をジーっと見ていて気が付いたら痛みがとれていたことがありました。

「色彩言語」には、
 調和  バランス  統合  解毒  再生  リフレッシュ  変容
などがあります。

ほうれん草は体内の不要な異物を取り除き免疫細胞を元気にさせる働きがあるそうですが、
ほうれん草の緑色には、まさに不要なものを取り除き、解毒し、
バランスの良い状態に戻し、再生していく力が含まれているのです。

ガン予防に、また、血液が滞りがちなこの季節、
血液を綺麗にするために緑黄色野菜の王様、
ほうれん草を冬場しっかりと取りたいと思います。

私のおススメはちぢみほうれん草といって、
表面がちぢれていてアイロン掛けしていないハンカチみたいに葉にシワがあるほうれん草です!



これは低温に当てたためで、甘みが増して美味しいのです。

もしスーパーで見かけたらぜひ食べてみて下さい。

さっとゆでてじゃことゴマをかけておひたしでどうぞ!



冬を豊かに健康に過ごす事で輝きと潤いあるが、
一層希望に満ち溢れた季節として感じる事ができるのだと思います。


− 来たりなば 遠からじ − です!


オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2016年11月30日 15時20分07秒

『いろをかし』 平成28年11月

銀杏




 氷川神社の境内には何本ものイチョウの木があります。

晩秋の風が吹いた翌日には境内がイチョウの葉の絨毯を敷いたように
見事に黄色一色となります。

早朝には銀杏拾いの方で賑やかになります。

今年は残念ながら夏に思いっきり枝落としをしたので例年ほどには実っていませんが、
切っても切ってもすぐに葉を付けるイチョウの生命力には本当に驚かされます。

イチョウの葉の健康サプリメントも出ているくらいですから、
生命力を高める不思議な力が潜む銀杏の実…

銀杏が熟すと少々悪臭を放って迷惑がられても…我慢ですね…。



 中生代のジュラ紀…アンモナイトなどの化石で有名ですが、
今から約2億年前から1億4千万年前はシダ類やイチョウの仲間が繁茂していました。

陸上では爬虫類や恐竜などが栄えていたころです。

しかし、やがてそれらは絶滅してしまいました。

でも植物のイチョウは現在も残っていることから、
イチョウは『生きた化石』と呼ばれているのです。



確かにイチョウの葉は他の落葉した葉と比べるとなかなか腐らないし、
燃やしても煙が出るばかりでなかなか燃えないし…生命力の強さはピカイチです!

イチョウとはもともと中国原産の植物で、
中国音で「ヤーチャオ」がなまって「イーチャオ」、
それが『イチョウ』になったそうです。



 さて、イチョウは雌雄異株なのはご存知ですか?

秋の風物詩…銀杏が実るイチョウは雌株です。

春、若葉と同時期に柄杓のような柄の先に緑の花(しかし花びらはありません)が咲き、
近くの雄株の黄色の花粉を風が運ぶと受粉してそれが銀杏の実になるのです。



秋になって熟してくるとその実は悪臭を放ち、
人によっては外種皮に素手で触ったりにおいをかいだりするだけでもかぶれる人がいるほど、
強烈な個性を持つパワーフードになります。

イチョウの実、銀杏の一生を色で見ていくと、

春 = の花に宿った銀杏は黄色の花粉が風によって運ばれ受粉します。

秋 = 杏色に熟した銀杏は外の皮を脱ぎ捨てると中から美しいエメラルドグリーン銀杏の実が出てきます。

このエメラルドグリーン銀杏の実を簡単に食べる方法をご紹介します。

社務所ではこの時期、使用済みの封筒を捨てずにとっておきます。

使用済み封筒に銀杏を10個くらい入れ、
口を二重に折り返しレンジへ。

レンジの中で「パンパン」音がし始めます。

そしたら口を開け軽く塩を振って食べます。

こうすると手を汚さずフライパンを使って乾煎りする手間も省け、
銀杏を美味しくいただくことができます。
とはいえ、パワーフードですから食べ過ぎにご注意くださいね!

秋の風物詩、侘寂を感じさせるその裏側には冬に備えておきたいパワーが潜んでいたのです。




オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2016年10月31日 23時55分44秒

『いろをかし』 平成28年 10月

秋の虫の音色虫の声



 暦では二十四節気「寒路(かんろ)」となりました。

少し前は「白露(はくろ)」 (九月のブログのテーマ)でした。

朝夕やっと涼しくなり、
光るように見えた朝露も、
今では空気が澄んで寒々と見えるようになった頃を言います。

今年の夏の暑さの事を思い返すととても過ごしやすい季節となりました。

冬の方が夜が長いのに何故か秋の夜長を楽しもうとするのは、
暑かった夏から過ごしやすい秋に入り、
心と身体がゆったりと落ち着いてきたからでしょうか。

夕方になってもクーラーを入れず外気を入れようと窓を開けていると、
虫の声が聞こえてきます。

色々な秋の虫の音色にしばし時を忘れてしまいます。

テレビを付けていては虫の声は聞こえませんよ!

数日前までは少し遠くで聞こえていた虫の声が、
だんだん近くで聞こえるようになってきました。

神社の境内で泣いていた虫が、玄関先の雑草の中で鳴いているのです。



 さて、虫の声について本で見つけた記事に、
中国の最古の詩集「詩経」について書いてありました。


○虫の声の音色について○

『七月は野に在り、
 八月は宇に在り、 (つまり軒のことで、家の周りで鳴いている)
 九月は戸に在り、 (つまり家のすぐそば)
 十月は蟋蟀(しゅしゅつ) 我が牀下(しょうか)に入る。
 (つまり床下のことで人が生活している身近な場所で鳴いているという事)』


外気がだんだん冷たくなってくると虫も明かりや暖かさ、
人気(ひとけ)を求めて近づいてくるのでしょうか?

虫の涼やかな心に響く鳴き声と秋の夜長の寂しさが相まって腑に落ちる一節です。

日本でも古くから秋の虫の音色「万葉集」の歌に詠まれていたので、
秋の夜長に聞こえる虫の声は雑音ではなく、
秋の風情として楽しんでいたことが分かります。

江戸や明治時代では蟋蟀(こおろぎ)は、
キリギリスと読ませていたこともあるそうですが、
まったく鳴き方も姿も違いますよね。



「虫聞き(むしきき)」
という言葉が残っているくらいですから、
わざわざ虫が鳴いているところまで出掛けていって秋の深まりに浸り、
心を開放してくつろいでいたのでしょう。虫の声の「いやし力」はすごいですね!!



今宵聞こえてくるのはこおろぎ?きりぎりす?
たまには静かな時間を秋の夜長とともに虫の声をBGMに読書もオススメです!!




オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2016年10月01日 01時29分14秒

『いろをかし』 平成28年9月

『白露(はくろ・しらつゆ)



汗ばむ季節が過ぎ、朝夕の涼しさとともに大気が冷えてきて、
気が付くと肌が乾いていてさわやかな気候になってきたなと感じる今日この頃です。

さて、前夜、雨が降らなかったのに早朝庭に出ると、
草木の緑が艶っぽくて白く光りしっとりしていることがあります。

大気中の水蒸気が冷えて露を結ぶのです。

これを「白露」といい秋の訪れを感じさせます。

私たちのご先祖様はこの白く輝いている露(つゆ)のことを、
「月の雫(しずく)」というおしゃれな呼び方をしていました。

早朝の草木に残る露を月からの贈り物としてみた先人の感性に脱帽いたします。

ちなみにこの雫が花になったと例えられる露草(つゆくさ)は、
日本の青い花を代表する秋の色です。



この花は、花を衣にこすり付けて染めたりしたので、

着き草(つきくさ) → 月草(つきくさ) → 露草(つゆくさ)

と呼ばれるようになりました。

この青い色は消えやすいので友禅染めの下絵を描くのに用いられたそうです。

変わりやすく儚い色の代名詞とまでなったのが露草なのです。



今月15日は十五夜、旧暦だと満月ですが、新暦では今月17日が満月となります。

この時期夜空を見上げると月が煌々と輝き美しく見える季節となります。

あまりの美しさに何度も見上げて見入ってしまうという経験は私だけではないでしょう。

美しい月は月を見る人の心を癒し、清めてくれます。

そして月夜が照らし出す周囲の景色も美しく見えてくることを
「月映え」と先人は言っていました。

美人度もアップします!



「白露」の季節は月との関係が深い季節。

空気も澄み渡って一段と夜空が美しい時、

月々に 月見る月は多けれど 月見る月は この月の月
読み人知れず


という歌があります。

今年の十五夜はススキを飾り団子と芋をお供えして、
孫とお月見を楽しむことにいたしましょう!

じぃじぃと一緒に!!





オーラソーマカラーケアシステム・『いろをかし』・言霊セミナー・パーソナルカラー診断は・・・オフィスヒカワ


Posted at 2016年08月31日 22時36分31秒

 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  | 次へ