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カンボジアン・チルドレン・ファンド

いつもより遅めの9時出発でぐっすり寝むることができた元気いっぱいの私達は、事務局の相戸さんの里子がいるCambodian Children’s Fundを訪れました。この施設は片親や孤児、ストリートチルドレンや昨日訪れたスモーキーマウンテンで働いていた子供たちがより良い環境で生活、そして勉強ができるようにと、アメリカ人でハリウッド関係の仕事をしていた男性が創設し、アメリカ人を中心に多くの方々の支援によって成り立っているのだそうです。


コンピュータールームや音楽ルーム、演劇ルーム、食堂、そして保健室には看護婦さんが毎日、お医者さんやカウンセラーが週に3回ほど訪れるなど、施設は充実していました。そしてそこにいる子供たちは、英語や伝統・ポップ音楽・演劇・コンピューター、空手などの科目を学んでいて、Best of the Monthや Most Improvedなど毎月発表される賞の存在が彼らを熱心にようです。そんな彼らは私達を折り紙で作ったネックレスや指輪、ブレスレットなどのプレゼントと顔いっぱいに満たされた笑顔で迎えてくれました。

 

お昼を一緒に食べた後は、日本から持ってきた折り紙や、けん玉、コマ、ビーチボールなどで遊びました。私達が写真を撮っていると、それに興味を示した子供たちはカメラマンへと変身し、最後にはカメラの使い方をマスターしていました。若いって素晴らしいですね(笑)
 

一番印象的だったのは、何人かの子供たちは私の関心が他の子にいってしまうと心配そうな目をして自分に興味を抱くように何かアピールしてくるということでした。資金支援してもらい、比較的良い施設で過ごすことができても、両親からの愛を充分に受けていない彼らは愛に飢えていて、その基本的欲求と満たそうとしているのだと痛感しました。私達が施設を離れなければならない時間になると、彼らは次々に私達の体にぎゅっと抱きついてきて、” love you””I will miss you”と声をかけたり、ほっぺたにキスをしたりしてくれました。


子供たちが伝統的なアプサラダンスを踊ってくれました

私たちと遊び、しかし私達がいなくなってしまうことで、彼らの心はより寂しい気持ちで満たされてしまうのでは、私達が今日彼らと遊んだことは私達の一時的な自己満足だったのではないかと思ってしまいました。その瞬間、昨日のJICAでお話があった援助の難しさ、複雑さを思い出しました。しかし、資金支援をしてくれていてもなかなか現地に出向き、里子に会いに来ることができないケースが多いそうなので、子供たちが「今日2010年2月12日に私たちと遊び、楽しい一時を過ごすことができた」という事実があったことを肯定的に捉えてくれたら幸いです。


 そのような別れを惜しみつつ、名前だけだろうと疑っていた「おしゃれストリート」を訪れました。実際はヨーロッパ風で、でも東南アジアの雰囲気を持ち合わせた洒落たセレクトショップが立ち並び、そのセンスの良さや素敵なデザインにワクワクしました。

その後一息ついたトンレサップ川沿いの元外国人記者クラブだったカフェもお洒落で、カンボジアにいることをすっかり忘れてしまうほどでした。それゆえ観光での経済発展に力を入れていることが手に取るようにわかりました。セントラルマーケットは対照的で、カンボジアならではの趣がありました。中国のお正月が近いということで多くの人で道路は満たされていました。

カフェから望むトンレサップ側とメコン川の合流地点

そんな中、私が明日、日本語学校でお手伝いをするため予約をしようと大雑把な地図を頼りに歩いて行きましたが、あまりのバイクや車、トゥクトゥク、人の多さに驚かずにはいられませんでした。信号がめったにないため道路を渡るのは困難で、又バイクはちょっとの隙間があれば入り込んでくるため歩く場所を確保するのもやっとでした。迷った挙句、やっとのことで看板を見つけましたが、その日本語学校はもう運営していないと聞き残念でしょうがなかったのです。しかし、バスやトゥクトゥクで移動していた私達には混雑した道路を歩くということが楽しく、また貴重な体験でした。
 

 
カンボジアでの格差はとても深刻で、貧しさを目にすると同時に、五秒に1台くらいの頻度で高級車レクサスを発見します。

約1時間歩いてお腹ぺこぺこだった私たちはこれまた洒落たレストランでお食事をとりました。店員さんが若いと思ったら、このレストランはNGOが経営していて、元々ストリートチルドレンだった子たちが、社会に出て仕事を得るための訓練として行っているということが判明しました。今まで習ったクメール語を連呼しながら、また冗談を言いながら、また1人去ってゆく方へのお別れ会兼この旅の締めくくりになりました。

カンボジアに来てから10日目を迎えた私ですが、人々の純粋な笑顔や優しさに癒され、また今までの築き上げてきた考えに修正がうまれ、自分にとってプラスの効果がありました。今回の旅を企画して頂いた加藤さんや相戸さんをはじめ、時間を割いて下さった宮塚先生、山折先生、ラネット、ガイドさんなどの多くの方々、そして旅を共にした仲間、それから素晴らしい機会を与えてくれた家族に感謝の意を表したいと思います。

より多くの人が幸せを感じることが出来るように、まずは自分の近いところから幸せを増やしていこうと努めて参ります。ありがとうございました。

6期生 幾代

Posted at 2010年02月12日 22時43分21秒