社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2019年9月)          おいしい車

 ほそぼそと続いているこのコーナーは、前園長の純子さんが、2003年から、引退する2017年まで担当していた「純子さんコーナー」を引き継いだものです。彼女が引退して少ししてから、栄養士の早川さんが、歴代の「えがお」のこの欄をコピーして切り貼りして、一冊の本を作ってくれました。わたしの宝物です。

 ときどき開いて読み返すその本から、2006年9月号の記事を掲載させて頂きます。

 私の愛する小さな軽自動車は、ドアを開けるとそれはおいしそうな匂いがします。それも、ある日は干ししいたけを炊いた甘いおしょうゆの匂い、別の日はご飯に混ぜたお酢の香り、フライやてんぷらの油の匂いと、毎日変化に富んでいます。というのは、置いてあるのが保育園のキッチンの換気扇の吐き出し口の下だからです。

 (中略)学校での<食育>がしきりにいわれています。でも食事について教えるよりも、小さいときに栄養たっぷりのおいしい食事を食べて育つほうがよほど本当の食育だと私は思います。こどもたちが長い時間を過ごす保育園は、いつもいろいろな匂いがたちこめて「きょうのお昼はなにかなあ」と鼻をひくひくさせずにいられないような場所であってほしい。

 (中略)これまでどおり保育園のなかで、よくこどものことを知っているスタッフが、材料を吟味しながら食事をつくり続けていきたいと心から願っています。キッチンの前の車はいつもおいしい車でありますように!


 先日お渡しした清瀬市からの通知の通り、10月から始まる幼児教育無償化で、すみれ〜ゆり組のお子さんは、現在の「保育料」が無料になります。その代わり、今までは保育料に含まれていた「給食費」を、園に直接お支払い頂く制度となりました。これについてはまた来週お知らせをお配りする予定ですが、これに伴って、また保育園の食事が様々に議論されており、金額や徴収方法など、園同士でも話が飛び交っています。当園は、清瀬市公立保育園と同じ設定とする予定ですが、ここで保護者の方に、改めて是非お伝えしたいことがあります。

 のしお保育園の食事は、緻密な栄養計算と(でも最後は職人の勘)、贅沢な食材(特に調味料!)と、細やかな配慮と、そして何より、夏は灼熱・冬は極寒のキッチンで、ここの子どもたち一人ひとりの顔や声やスキキライを思い浮かべながら、来る日も来る日も一生懸命料理に励むスタッフに支えられ、最高においしいです。一日に一度、こんなごはんを食べているんだから、あとの食事はまあ適当でもOK?って、わたしが保護者なら思っちゃうなあ、って言うと担任たちから叱られるけど、でもそれくらい。味噌汁の具材の組み合わせが、一ヶ月で一度も同じものが無いなんて、皆様ご存知でしょうか。まさしく職人集団ののしおのキッチンのごはんとおやつ、給食費の金額は来週お知らせ致しますが、確実にそれより相当かかっております…と、下世話ですが、是非ご承知おきください。

今はわたしの軽自動車も、毎日とってもおいしいです。

Posted at 2019年09月01日 00時00分00秒

 
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