社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2016年2月)               やめないで!

Aさん(もう卒園した方です)のお母さん(園児にとってはおばあちゃん)がある日突然、時間や場所などがわからなくなり、迷子になるということが起きました。
お正月あそびの日に保育園で待ち合わせていたのが、時間になっても現れず、実家に電話をするとお父さんが「とっくに出ている」─ というのが発端でした。
 そして半年後の園の夏まつりの日、お母さんの認知症がどんどん進行していくのがつらく、自分が仕事をやめて介護していこうと思っている、とAさんが話しているところへ先輩お母さんが来ました。「だめよ、ぜったい貴女が仕事をやめちゃだめ!お金がかかるのはこれからよ。入院したりしたらすごくお金がいるし、自分に収入があるのとないのじゃ全然ちがう。とにかくここはやめないで!」
 大きい人から保育園児まで4人の子どもを育てながら働き続けているセンパイのことばは、迫力がありました。
 
 お二人ともお子さんたちが卒園して今はたまにしかお会いしませんが、Aさんは元気に仕事を続けています。
もし、あの時のセンパイのアドバイスがなかったら・・賢明なAさんのことですから同じ結論になっていたかもしれませんが、それにしても、わがことのように親身に「やめちゃだめよ!」と言ってくれる保護者仲間がいてよかったと思うのです。

 家庭によって事情は様々ですし、何が何でも働かなくてはいけない、と言うことはできません。が、常勤的な仕事に現在就いている場合は<辞める>のは最後の選択肢に、と思います。日本の非正規雇用の割合は4割に達しています。一度やめて再び正規雇用になるのは、しっかりした資格やよほど高い能力をもっている人以外は難しいのが現状です。
 
小さな子どもがいる人は、いえ、日本中の働く人の労働時間がもっと短ければ。
 賃金面で女性が低く設定されている(保育士がそうです)現状が改善されたら。
 ・・条件が今のままで仕事を続けるのは本当にきびしいけれど、やめると決める前に保育園の仲間に相談してみましょう。Aさんのように園の行事がお役にたてれば幸いです。

Posted at 2016年02月08日 12時02分11秒

 
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