社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2016年1月)             共働きと愛情

 今年も保育園に見学の方がたくさんみえました。赤ちゃんをしっかり抱いて、とても緊張した顔で園内を見て歩く方に「こんな小さいひとを保育園に預けるのは心配でしょう?」と声をかけると、どなたも正直に「はい」と言われます。
そりゃあそうですね、おうちで朝から晩まで一緒にいて、眠いのではないか、お腹がすいていないか、といつも気にかけていたわが子が、突然子どもたちがいっぱいいるホイクエンに毎日通うなんて、信じられないことですよね。

 今年の4月、つくしの部屋から聞こえるわが子の泣き叫ぶ声に「こうまでして仕事を・・」と涙を浮かべて立っていらしたUさん。先日「残業になりましたのでお迎え遅くなります」と電話があったので伝えに行くと、すっかり園に慣れたお子さんは「ウン」と言って遊びを続けていました。この8か月でたくましくなり、入園したてのママを求める悲痛な泣き顔はうそのよう。

 
 新聞に「共働きと愛情」という記事がありました。
引用しますと

 ─ 共働き世帯が増えているが、子どもがいる場合、後ろ髪引かれるような思いで
   働きに出ている父母もいることだろう。3歳ごろまでは母親が付きっきりで
   育てないと、子どもの発育に悪影響が及ぶという説もある(3歳児神話)。
 
   しかしデータで見ると、そのような関連は認められない。
   右図を見るならば、むしろ現実は逆ではないかとすら思われる。
   「親から愛されている」と感じている10代少年の割合だが、日本の値が他国に
   比して低いことはさておき、共働き群とその他の群で比較すると、前者の方が
   10ポイントも高いのである。

   大事なのは、接触時間の多寡ではあるまい。短時間での密なコミュニケーショ
   ン、親の背中・・・。
   子どもは、それをしっかりと見ている。─

                      日本教育新聞<数字が語る日本の教育>より




 表の棒の黒いのが両親ともフルタイム就業、色の薄いのが「その他」です。親から愛されていると感じている10代の割合が、フルタイム就業群が40%に対し、その他群は30%。子どもたちは、しっかり働きながら子どものことを大切に考えてくれる親の気持ちをわかっているのですね。

 しかし、米英独仏の肯定率が70%なのに対しあまりに低い日本、「さておき」できない気がします。

Posted at 2015年12月28日 13時57分37秒

 
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