社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2012年12月)             英会話よりも・・・

 「お母さんと話したい子が結婚して、うちのが結婚式に出ました」卒園生のTくんの奥さんが教えてくれました。「えーっ、Mくんが結婚?!」びっくりしたものの、よく考えたらTくんと同じ年のMくん。Tくんにはこどもがいるのですから結婚式をあげても何の不思議もありません。でも、私には「アカイブーブー」と、木の小さな赤い車のおもちゃをありったけ布の袋に入れていつも持ち歩いていた、つくし組のときのMくんの姿がどうしても浮かんできてしまいます。

 そのMくんが小学校2年か3年のときでしょうか、お母さんが保育園に来られました。「聞いてください。いまMと英会話の体験教室に行ってきたんです」お母さんの目が少しうるんで見えました。「わたしはMに英会話を習わせたくて。それで授業をみてからMにやってみる?ってきいたら・・ぼくはお母さんともっと話しがしたいって言ったんです!」Mくんの気持ちはお母さんに伝わりました。短いけれど彼の思いのいっぱい詰まったこの一言で。
 
 去年、同期のTくんが、生まれてくるこどもを「のしおに入れたい」と奥さんと訪ねてきたとき、昔のMくんのこの話がでました。(今はとても落ち着いてりっぱな社会人になっているTくんが保育園時代どんなにめまぐるしく飛び回っていたか、たっぷり奥さんに話してあげたあとで。)夏に、赤ちゃんを抱いて奥さんひとりで来て、入園の相談といっしょにMくんの結婚のことも知らせてくれました。

 お母さんともっと話しがしたいと願っていた男の子たちは、お父さんになって、きっと日本語の会話のたくさんある楽しい家庭をつくっていくことでしょう。

Posted at 2012年12月01日 14時21分08秒

 
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