社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2010年6月)                 自分の花を

 親は自分をたなにあげて子どもには「もっと○○になってほしい」と願う存在なのでしょうか。わたしの場合でいえば5,6歳の頃に両親が「スミコは医者にしたいね」と話しているのを耳にして震えあがり(なにしろ注射が嫌いでした!いまでも)、それからの人生はゼッタイ医者ニハナラナイを目標にきたようなものでした。かなり後になってから、大切で面白い仕事とわかり、惜しいことをしたなと思っています。  

 こんどはわたし自身が親になり、わが子に「長靴を履いてする仕事についてもらいたい。農業、林業、畜産もいいな」と言い続けたのですが、みごと願いははずれ(あたりまえですね。こどもは親の言うことはきかないけれど、親のするとおりにする訳ですから)ひとり娘はいま、雨の日でも長靴を履きません。
ただ「大学に行きたいなら地方の国公立(経済的理由で)にしなさい。東京の大学に親元から通った母親(ワタシ)のわだちを踏まないように」という父親のことばをちゃんと聞いたのはなぜか?いまだに疑問です。

 以上の結果から、孫には具体的に何になってほしいと願うのはやめました。そのかわり、たった一回しかない人生、どんなに大変な境遇にあっても静かに「自分の花」を咲かせるひとになってほしい、と願っています。
 遠野のわらべうたでは「花」は眠っていても降りてこない、努力して「獲る」ものだそうです。ファイトを持って、楽しい(ラクではなくとも)一生を!なんになってもいいからね、と祖母になってやっと言えるようになりました。

Posted at 2010年06月02日 11時00分54秒

 
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