社会福祉法人のゆり会 のしお保育園は清瀬市西部に位置し、0歳児からの未就学児童を都営住宅の一階にある保育園で、お家と同じようにゆったりと健やかに育てます。
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(2009年3月)                 ひとを恐れないひとに 

 いまは、いったい東京にいくつの地下鉄が走っているのでしょうか?秋津駅のホームに渋谷行きの電車が入ってくると「エッ、ここはどこ?」と、まだ、びっくりしてしまいます。
 あまり言いたくないのですが、私の高校時代、東京の地下鉄は銀座線と丸の内線の2路線しかありませんでしたので、1枚の通学定期で地下鉄ならどこで乗っても降りても自由でした。そのころの赤坂見附なんてTBSもまだできていなくて、一ツ木通りはお豆腐やさんや花屋さんがのんびり商売をしていました。
 もちろん携帯電話なんかありませんでした。個人情報保護法もありませんでしたから、毎年、高校の保護者会が全生徒の名簿を作成、配布していました。そこには住所・電話番号・保護者氏名と職業までのっていました。(えっ、都立なのになんで北海道知事と熊本県知事の息子がいるの?と驚いたのも、名簿にみーんな書いてあったからです。)少数ですが家に電話のない人もいました。
 先日、文部科学省が調査したところによると携帯電話で1日30件以上メールを送受信している割合は、小6が7.2%、中2が33.5%だそうです。所有率は小6が24.7%、高2にいたっては95.9%、ということです!
この50年で日本の社会は大きく変わり、たいへん便利になりました。でも、失ったものを考えると恐ろしくなります。機械としかつきあえないひとが増えています。ナマのひとがこわいのです。
小さいときに常に身近な大人から話しかけられ、遊んでもらい、「早くおおきくなりたい」と願っている子どもは、ひとを恐れない、ひとと豊かな関係を結べるひとになると思います。保育園での生活がその土台になると信じて、機械より魅力的な大人になろうとのしおの職員は日々腕(?)をみがいております。

Posted at 2009年03月02日 10時56分26秒

 
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