信楽焼の器は重くて荒くてちょっと、と思っていませんか。くりの器は軽くて丈夫。飽きの来ない色合い、信楽焼らしい温かみをそこなわずに使い勝手を考えています。

ひぐらしの羽化


店を閉めて帰り際、裏の手すりに何かくっついています。
よく見ると蝉の殻でなく中身の詰まったしかも背中の少し割れた
蝉。これは羽化が始まる。背中の割れ目から少しだけ見える緑色、
そしてこの大きさから行くとひぐらし。
しばらくその様子を見ていようと、カメラを取り出しのぞいていますと、

出てきました。
殻の割れ目を伸びたりちじんだりしながら押し広げ、時々ぴくぴくと震えながら、
頭、足、折りたたまれた羽根の順で、ちょうど背泳のスタートの時のように
あおむけで殻にぶら下がる格好です。
なんか天使に似ていますね。
クリオネはずっとそのままですが、ひぐらしはほんの数十分。
天使の昆虫とは呼んでもらえそうにありません。

半時間位ぶら下がったままでその時を待っていたのでしょう。
ついに腹筋で頭を上にし、羽根を伸ばし始めました。
小さくたたまれていた羽根が伸び始めます。

あたりはうす暗くなってきました。
ピンと伸ばされた羽根が乾き飛翔に耐えられる強さになるまで、
またしばらく同じ姿勢が続きます。
くりも応援してみようと両手をかざし、気を送りました。
子ひぐらしは別に自発動もなく(あったらびっくり)
その時を待ちます。

羽根は透き通ってきました。
きれいなひぐらしの羽根になってきました。
でも飛び立つ様子はありません。
あたりは真っ暗です。
明日の朝夜明けとともに裏山へと飛び立ち、
素敵なおすを見つけ(めすでした)赤ちゃんを残して
土に帰って行くのでしょう。
周りでは先輩ひぐらしが、かなかなかなと鳴いていました。
見つけたのがひぐらしでよかった。
アブラゼミではここまで付き合えなかった。
約2時間のドラマでした。
そして、面食いくりの一面も見せてしまいました。

Posted at 2009年07月27日 21時57分08秒

 
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