信楽焼の器は重くて荒くてちょっと、と思っていませんか。くりの器は軽くて丈夫。飽きの来ない色合い、信楽焼らしい温かみをそこなわずに使い勝手を考えています。

もうじき秋で、菊の花が沢山登場してきますが、しょうじきあまり好きではありません。しっかり者すぎるというか、自立しているというか、かわいげがない。お姫様の野暮ったさ(川瀬風)的なところがあり、仏さん臭くもあり、いろいろ並べましたが、要はくりの花器にしっくりこないのが一番の問題。やはり襟を正した正花として用いられるにふさわしい性格のようですね。ところで、

なんじゃこれ!(松田風)実は今日の本当のテーマは菊の花ではなくて菊モミなんです。ちょっとグロイ色ですが、これは耐熱陶器用の土なのです。二色の土を混ぜあわせなければならないので、えっちらおっちら揉んでいるところなのです。菊モミはそう簡単に習得できません。土練り三年といいますが、せめて三カ月はしっかり毎日練習しなければなりません。ロクロ師になるにはこの土モミが必要不可欠です。しっかり揉んで、土を均一にし、中の空気を抜いておかなければロクロで苦労します。これからしばらくは、耐熱陶器の作品をいろいろ作ります。明日から報告します。乞うご期待。

Posted at 2008年08月22日 00時08分03秒

 
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