
グローバル化についていけない人達
私の新聞購読は「日経新聞」「毎日新聞」の2誌ですが、最近日経新聞の記事の内容は「高度成長時」を懐かしむような経済成長神話と「1年
限定総理大臣」を推進するような情けない状態です。
世界を見渡せば、アメリカ、ドイツの先進国はもちろん発展途上国でも
政界はねじれが当たり前で、ネット通信で独裁政治は民衆の行動で倒さ
れています。
歴史が証明しているようにローマ帝国、ナポレオン帝国、大英帝国・・
と繁栄と衰退は一体として裏、表で繰り返します。
清時代の中国は世界貿易で30%を占めていました。
我国日本はバブル絶頂期で17〜18%で、今の中国の躍進ぶりは従来
持っていた国力が再興したのです。
「失われた10、20年」では無く、繁栄から衰退期で「不動産バブル
崩壊」を伴い40〜60年は高度成長はできません。
それは金融危機を招いた欧米も同様です。
ならば以前書いたように現在のグローバル世界から一歩下がり、自国の
国民性と勤勉な労働、そして過去も含め民族の英知を集め、省エネルギ
ー、自然エネルギーなど従来からある技術で、車などの重工業品から脱
却して「安定低成長」を目指すときです。
アナログ文化では我国は自然をもとに、素晴らしい世界を創造してきた
のですから。
2011/07/14
眞田文宏
Posted at 2011年07月14日 09時53分25秒
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