土木・ビル建設用仮設資財の加工、販売 合板足場板のリース 各種型枠用材の加工、製作、販売

成長神話の終わり

     大震災での書き込みと重複する様ですが、少子高齢化する日本社会
     とバブル崩壊での失われた20年、そして高度成長する発展途上国
     に追われる身の焦りでしょうか、日本経済新聞は盛んに企業の成長
     を説きますが、それは本当に必要なのでしょうか?
     昭和28年生まれの私の幼初期の町並みには、本屋、畳屋、魚屋、
     八百屋など多くの商店街、そして多くの職人が溢れていました。
     小学校のPTAではネクタイをしている親より、下町という場所がら
     半天を着ている父親がほとんどでした。
     中学生になる頃、高度経済成長期となり大型ショピングセンター、
     スーパーの誕生で上記の商店街は消えて行きました。
     10数年前に初めて訪れたロンドンは幼少時代を思い出させる街景
     色でした。各々の小さな専門店が軒を並べ、個性を大切にしている
     様は伝統を守る、現代の京都や各地方地域と同様です。
     もちろん、高度成長期の恩恵に感謝してしますが、これからのグロ
     ーバル世界社会の成長に合わせる事が本当に必要なのか?とロンド
     ン訪問以来思っています。
     以前書き込みました、重要なのは「安定成長」であるとの認識は
     今回の大震災でより強くなっています。
     文化・伝統ある地方都市や街の方々は、先祖代々続いた農場・漁業
     での生活の糧をかえる事はできません。
     また、多くの税金で造った堤防・港湾施設のコンクリートより下記
     の写真でお分かりの様に「防風林・防砂林」など鎮守の杜を造った
     私達先祖の溢れる英知が子孫を守ったのです。
     今までの成長神話の呪縛から、自然と家族と日常生活を守る時だと
     思います。  

     (手前の防波堤地区は壊滅、右上の木々の囲まれた地域は残る)


                      2011/05/24
                       眞田文宏

 

Posted at 2011年05月25日 07時58分35秒

 
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