
ルーシー・リー
4月28日より六本木の国立新美術館で、イギリスの女性陶芸家ルーシー・リーの作品紹介されます。
陶芸作品の世界を何も知らない私ですが、何年か前にTVでルシー
・リーの作品と生涯を知りました。
ユダヤ人として生まれ、ナチスドイツ軍から逃れイギリスに亡命
してから結婚をし、苦労を重ねながら陶芸の世界で天性が開花さ
れました。
恥ずかしいながら、そのくらいの知識しかないのですが、彼女の
何点かの作品をおぼろげに、記憶の紐を解いてみると日本的なシ
ンプルで、暖かい素朴な色合いが、とても心が引き寄せられまし
た。
フランスやイタリアのように、美しく着飾った陶磁器も良いので
すが、人に見せるのではなく、日常の生活でともに過ごす器やカ
ップは心を和ませる自然の色彩が、私達日本人の感性です。ルー
シー・リーの作品は日本人の「侘び寂び」をも思い出させる世界
です。
早く観たい!
2010/03/26
眞田
Posted at 2010年03月26日 14時26分31秒
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