こげら会のブログです
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働いている人たちの声

ラ・ポール〜心の架け橋〜【スタッフ・ガイヘル日記】

2月某日―――
チョコレートがとてもとても大好きなご利用者とのガイド。
ご利用者とそのご家族と私で、数か月前より計画を練り、
その計画していたガイドをいよいよ決行する日でした。

そのご利用者はチョコレートが大好きなのですが、
ガイドがある土曜日や日曜日は夕方におやつを食べるため、
普段のガイドではデザートやスイーツは制限されています。
(ご家族のご意向ですね)

しかし、2月といえばバレンタイン!ということで、
何かおいしいチョコレートを食べに行こうよ‼
と、数か月前から話をしていました。
ただ、食べに行くための条件として、
計画決行日のおやつを少なめ…出来れば無しにする‼
という約束をして…

このご利用者とは1か月に1回以上お会いしていたので、
お会いする度にちょっとずつ一緒に計画を立てていきました。
行くための約束の件や、お昼の場所、どこで食べるのか?
ご家族とも十分に相談を重ねました。

そして、作戦当日がやってきました。
目的地は吉祥寺駅にあるチョコレート専門のカフェ。
いつもはゆっくりレストランで食べるお昼も、
計画通りスーパーのおにぎりで手早く済ませ、いざ吉祥寺へ‼

チョコドリンクというものを初めて飲むそうで、
「チョコドリンクってココアみたいなのかな?」
と期待に膨らませ、私に語りかけてきます。
ついにカフェに到着、とても高級感あふれる店内‼
「これは絶対に美味しい」と期待が更に膨らみます。

いざ注文‼
でも、ただの「チョコケーキ」などとは書いてありません。
難しい名前がメニューに並んでおります。
商品名を読み上げても、ご利用者はピンときません。
そこで、店員さんに一つ一つ説明して頂きました。
色々悩んだ結果、トリュフチョコをアレンジしたチョコケーキ、
そして、例のチョコドリンクを注文しました。

いざ実食‼
期待通り美味しかったようで、笑顔がこぼれていました。
帰りにご家族へのお土産用と来週のおやつ用に、
「リンドール」というこの店独自のチョコレートを購入しました。

私は、このご利用者と良好な関係性が十分に出来たと判断して、
このようなお店に行ってみようと考えました。
おそらく、支援をし始めた頃であったら、
「当日のおやつを減らす」という段階で躓いていたと思います。

ご利用者と良好な関係性を築くことは大事ですが、
良好な関係性が出来てからも勝負だなと感じるガイドでした。

そんな甘い一日のお話でした。(nao)

Posted at 2017年04月24日 09時00分00秒

Self Control〜本当の悲しみ〜【スタッフ・ガイヘル日記】

今回のご利用者は、知的障がいとしては軽度ですが、
自閉症スペクトラムとしての特性が強い方です。
ケアこげらは何年も利用されている方でしたが、
私は今回初めて担当させていただきました。

初対面である私に臆する様子もなく、
礼儀正しく挨拶をしてくれました。
目的地について、玄関先でお母さんを交えて話した後、
何を持っていくかという選択もご自身でしていました。

ずいぶんとしっかりした様子に感心しつつ、
これはついて行くだけの楽しいガイドかなと、
その時は、思っていたのです。

忘れ物は無いと確認の上でスタート!
駅までの道すがら、
今回の行き先をとても楽しみにしていること
普段の過ごし方、自分の好きなものetc...
自分のことが中心ですが、積極的に会話をします。

会話の間を取るのは難しいようで、
絶え間なくおしゃべりしている感じです。
こんなに会話をしながらも支援は久しぶり!
本人の気持ちを言葉で聞けるのは嬉しいものですね。

しかし駅に到着後、状況は一変しました。
忘れ物をしたと言うのです。
ご利用者はひどく落ち着きを無くし、
大きな声で「困ったぁ」と言っています。
「いったい何を忘れたの?」と聞くと
「携帯(スマホ)を忘れた」とのこと。

あ!と思いました。確かに荷物の確認をしましたが、
携帯については、ご利用者も伏田も、そしてお母様もノーマーク。
携帯くらい何とでも…と一瞬思いましたが、
なんと交通手段はスマホに登録した電子マネー決済とのこと…
おお!携帯スイカと言うやつか、なんとハイテク!!

…いやいやそんな場合ではない!
本人は混乱している。あ!とまた思い出す。
スイカがバッグにあったじゃないか!
確認した時あったし、これなら問題ない。
しかし、バッグのスイカは通所用。チャージも無し。
ここまでの逡巡は2分ほどのことですが、
目まぐるしく頭の中であれこれ考えました。

急いで取りに戻ることに…
本人としてはとても楽しみにしていた時間が減ります。
だからすごく悲しい。しかし誰のせいと言う訳でもない。

家に戻る道すがら、不穏な様子を見せながら、
「携帯を噛んじゃう、投げちゃう」「小さい子供を突き飛ばすんだ」
などと言い募っていました。

本当に子供を突き飛ばされては困るので、
周りに配慮しつつ、落ち着いてもらうように促します。
「こういうミスもたまにはあるよ、仕様がないよ」
「最短ルートで目的地に行けば、時間のロスはほとんどないよ」
思いつく限りのセリフを並べました。

自宅に戻ると早速携帯を嚙んでいましたが、
落ち着きを取り戻され、楽しいお出かけが再開しました。

不測の事態に直面しただけで、
こんなにも心が乱れてしまうのか…
大変そうだな、辛そうだな、
できれば混乱なく過ごさせてあげたいなと思う反面、
いろいろな経験を積むことで、
自分でコントロールする力も身に付けていって欲しい。
そう感じた一日でもありました。(hide)

Posted at 2017年04月17日 09時00分00秒

今日は中華街でラーメン!【スタッフ・ガイヘル講座】

この日はグループ活動で中華街へ。
お母様曰く、「今日はラーメンが食べたいみたい」とのこと。

渋谷で集合して東急東横線とみなとみらい線で中華街へ。
ここで各自分かれて昼食です。
さあ、中華街でおいしいラーメンだ!
と僕も期待に胸を躍らせます。

ご利用者は僕の少し前をずんずん歩いていきます。
立ち並ぶ中華料理店の前に次々に立ち止まっては、
メニューの看板を見て、また次の店への繰り返し。

「ここで食べようよ〜」などと誘ってみるのですが、
一向に店を決める様子がありません。
そうこうしているうちに、なんと中華街を抜けてしまいました!

「え〜どうすんの〜、ラーメン食べないの〜」
などと思いながらもついていきます。
もしかしてファミレスがいいのかな?
「ガストあるよ!」と声をかけますが、通過。

実は以前も一緒に中華街に来て、
「ファミマのおにぎり」を選択されたことがあるのです。
「あ〜あ、今日もラーメンはおあずけか…」
と少しがっかりしていると、
ご利用者が、とあるごく普通のラーメン屋さんを選択。

このご利用者にとって中華街の料理店は、
ラーメンを食べる店に見えなかったんですねぇ。
今日は「普通においしいラーメン」を食べることができました!
めでたし、めでたし。(tatsuya)

Posted at 2017年04月10日 09時00分00秒

3月21日と4月2日の国際デー【スタッフ・ガイヘル日記】

今回は国際デーについてブログで紹介します!

国連が定めた国際デーとして、
3月21日は「世界ダウン症の日」
(http://www.jdss.or.jp/321/)
4月2日は「世界自閉症啓発デー」
(http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/)
の二つがあります。

普段仕事で関わることが多いので、
私は毎年、この3月21日と4月2日には、
これまでの自身の支援を振り返ったり、
改めて考え直したりするようにしています。
世の中の理解が少しでも深まることも、切に願います。

様々なイベントが世界各地でそれぞれ行われるので、
宜しければ公式サイトをチェックしてみてください★

毎年日本では、世界自閉症啓発デーの4月2日にあわせて
その日だけ特別に東京タワーが青く光ります。
障害の有無に限らず全ての人達が、
分け隔てなく、混じり合うような世界になることを願い、
「癒し」や「希望」などを表す青色でライトアップされるようです。
素敵ですね^_^

ただ、「理解を求める」ことへのハードルの高さを、
昨年起こった相模原市障害者施設の事件で痛感しました。
なぜなら、知らない人・ものについて、
興味がない人にとっては、理解が難しいからです。
当たり前ですね…

そもそも、障害者福祉に興味が薄い方が多くいます。
まだまだ身近な話題にはなっていないのです。
無関心は時として怖さを感じます。

いろいろなSNSを見てみると、
なんと犯人の動機に共感できる人も、少なからずいるようです。
衝撃的でしたが、これが現実です。
なんて哀しい社会でしょう。生きにくい世の中ですね。
でもこの社会が、私たちが暮らす、日本なんです。

障害の有無に限らず、全ての人は尊い存在であり、大切な命です。
いらない命なんて決してありません。誰もが憲法で守られた命です。

いつまでこんな当たり前のことを言わなければならないのでしょう?
あの事件から悲しくてたまらない。そして悔しい。
自分がこれまでやってきた事が全否定された気持ちでした。

亡くなった19名の方のご冥福をお祈りするとともに、
私はこれからも仕事を通して、
世の中の多くの人に、まずは知ってもらえるように
どんどん外に出て、外出を楽しみたいと思います。

この事件をきっかけに、もとい、国際デーに合わせた啓発から、
私にできることって何だろうとずっと考えた時、
最初に思ったことは、ガイドヘルプの制度を存分に使い、
堂々と外出をして、一緒に楽しみたいということでした。
きっと楽しくお出かけを楽しんでいれば、
周りの視線・目線、価値観も変わってくるはずです。

私はそう強く信じています。
そして、これからもご利用者の人生を支援していきたいと思います。
(fu-chann)

Posted at 2017年04月02日 09時22分07秒

Battle of Spa〜とても長い温泉〜【スタッフ・ガイヘル日記】

今回のご利用者はとても温泉好きの方です。
ご自宅の扉を開いた瞬間、
元気な挨拶が私の耳に飛び込んできました。
朝一から元気だね。

彼が好きなルートで花小金井の温泉に到着。
まずはお昼ご飯(温泉に食堂があります)。
ネギトロ丼で腹を満たし、満足気な顔で、いざ温泉へ。

ここには、色な種類の温泉があります。
それら全てに入るのがご利用者のポリシーです。
最後は、サウナで仕上げです。

サウナでは、ご利用者と私の戦いになります。
どっちが長くサウナにいられるのか?
前回は、私の負けでした。
今日はリベンジできるかなあ?

サウナの中で、私は、強烈な暑さと戦います。
その時のご利用者の様子はと言うと、
表情も変わらず、涼しい顔をしているではないですか。
今日も負けそうだなぁ…
.......
.......
結果発表!!
はい、負けました。でも、楽しかったです。
二人とも大満足な顔で家路をたどります。(king)

Posted at 2017年03月27日 09時00分00秒

とても仲良しな2人【スタッフ・ガイヘル日記】

ご利用者が友達同士の2組でのペアガイド。
2人はいつも仲良しです。
前日の金曜日から一緒にショートステイに泊まって、
翌土曜日にヘルパーと4人でおでかけです。

天気の良い土曜日の朝、既にお出掛けの準備はOK。
大好きなTVアニメのエンディングを見届けたら、さぁ出発だ。

今回、目指すは東大和市の駅前アミューズメント施設。
目的はボウリングとカラオケ。
現地まではバスと電車で移動します。
道中もにぎやかにお喋りをして、流れる景色を眺めていると、
退屈している暇もなく到着です。

ボウリングは5ゲームやります。
腕が痛くならないか心配になりますが、全く問題ない様子。
常に一球入魂!ストライク、スペアもバンバン出ます。
その度にハイタッチを交わしたりして白熱していると、
あっという間にゲームセット。
勝っても負けても楽しそうでした。

さて、次の遊びに行く前にお昼休憩。
近くの松屋が定番のお店です。
メニューをサクッと決めて、牛丼をパクっと胃袋に収めると
足早にカラオケボックスへ向かいました。

一人のご利用者がトップバッターで唄います。
すると、もう一人のご利用者が全く同じ曲を唄います。
こんな所まで仲良しなんですね。
その後も同じ曲を2回ずつ唄うスタイルが続きます。
時々ヘルパーが合いの手を入れたりしながら、
2人とも終始ノリノリで、丸1時間、唄い抜きました。

今回もボウリングとカラオケを120%エンジョイ。
「バイバイまたね!」とお別れすると、別々に家路をたどります。
私と一緒に帰ったご利用者は、大好き友達と別れると、
それまでの楽しい表情から一変して、いつも寂しそうな顔に…
楽しむ時も、寂しがる時も、感情豊かに表現します。

そんな彼らと一緒にいると、
こちらの心まで衝き動かす何かを感じます。
ご利用者の心の動きに触れることで、
何か温かい気持ちにさせてくれるのです。
ありがとう!また、遊ぼうね!(zen)

Posted at 2017年03月20日 09時00分00秒

this is my generation baby【スタッフ・ガイヘル日記】

この日は私と同世代のご利用者とのガイドでした。

その方は、とても明るく、カラオケが大好きです。
この日もカラオケに行くガイドでした。
以前も何度か一緒にカラオケに行っています。

とっても楽しみにしていたようで、
家を出発すると、どんどん早歩きになります。
移動途中のバスに乗っているときも、
いつもご持参のカラオケの曲リストを開き、
「これを歌いたい!」
と指差して、うれしそうです。

いざ、カラオケに到着し‼
タンバリンとマラカスを手に入室。
曲リストから、相談して曲を入れていきます。
そして、毎度恒例の楽しみ方があります。
ボイスチェンジャー機能を使って、
いろんな声に変えて歌うのです。

曲を入れ、「今日もやりますか?」と聞くと
「変!!!」と大喜び。
このボイスチェンジャー昨日を使っていくと、
宇宙人の声や男性の声など、
いろんな声にどんどんチェンジしていきます。

私と同世代ということもあり、
リストにある曲は、私もほとんど知っています。
二人の知っている盛り上がる曲で、
ボイスチェンジャーを使い2人で大爆笑。
手を取り合って、思い切り踊りました。

いつもとっても楽しいカラオケガイドです。
次のガイドでは、どんなことをして楽しもうかな?
などと考えるのもまた、楽しいです。(momo)

Posted at 2017年03月13日 09時00分00秒

今日は何食べる?!【スタッフ・ガイヘル日記】

この日は30代男性ご利用者とのおでかけ。
この方は言葉で意思を伝えることはあまりないのですが、
表情や指差し、行動で思いを伝えてくれます。

今まで何度も一緒に出かけていますが、
彼との昼食はいつも決まってラーメン。
しかし、他のヘルパーに聞くと、
「彼はなんでも食べるよ」
「ラーメンだけじゃないよ」とのこと。

私がラーメンを食べるものと決め付け、
自然と誘導してしまっていたのではないか…
他にも食べたいものがあったのではないか…
と少し反省…
今日は、彼の意思に任せることにしました。

複数の行き先候補から彼が選んだのは、「お台場」。
お台場到着の頃には昼食時でした。
「好きなところに行っていいですよ」と伝えると、
辺りを見回し、どこかに向かって走り出しました。
走る彼のテンションは最高潮!!
たまに華麗なステップを交えながら
その“どこか”に向かって走っていきます。
向かった先はアクアシティお台場。
レストラン一覧の看板をみつけ、
彼が満面の笑みで指差した先は…

『ラーメン国技館』

思わず笑ってしまいました。
私が悩むまでもなく、
彼は真のラーメン好きだったのでした。
お目当ての醤油ラーメンを食べて大満足。

帰りはレインボーブリッジの下を歩き、
(実は歩道があるのです)
絶景を楽しんでから帰りました。
終始笑顔で、休日を満喫された様子。
こちらもとても嬉しくなりました。

私たちは、休日は好きなところに行き、
好きなものを食べ、リフレッシュします。
ご利用者も同じくリフレッシュしたいのです。
そのお手伝いをしながら、一緒に自分も楽しめる。
ガイドヘルパーのお仕事は魅力が満載ですね!(mika)

Posted at 2017年03月06日 09時00分00秒

仕事と家庭【スタッフ・育児日記】

今回は、プライベートの話をさせて頂きます。
こげらに入職してから、間もなく4年になります。
女性職員の中、唯一子供を持つ母親です。
時々友達やご利用者の保護者さんたちに、
仕事と家庭の両立、大変ですねと言われますが、
私自身は、そうでもないと感じています。

子供はまだ四歳、
現在保育園の年少クラスに通っている男の子です。
仕事の性質上、土日はあまり休むことができないので、
土曜日まで保育園に通園させています。
祝日や日曜日は、月に2,3回休みをもらって、
子供と一緒に過ごせる時間を作っています。

子供も私がどんな仕事をしているのか、
少しずつ理解できるようになってきたのか、
毎日「いってらっしゃい」と送り出してくれます。
その一言が、私の励みになっています。
私は、誇りを持ちながら働いている姿を、
子供に見せることができる母親でありたいと思っています。

不定休の仕事なので、子育てと家事というものが、
大きな壁になるのでは?と思われるでしょうが、
幸い、主人に理解があり、たくさん協力してくれています。

家庭と職場は、似ているところがあると思います。
両方とも、みんなの協力で成り立っていくものですし、
相手への感謝の気持ちが必要な点も似ていると思います。

家庭や仕事で“緊急事態”が発生することもありますが、
職場のみんなにも、主人にも、そして子供にも、
いつも協力してもらっています。
本当に感謝の気持ちで、胸にいっぱいになります。


世の中も変わりつつあるとは思いますが、
女性にとって、仕事と家庭の両立はなかなか難しく、
結婚、出産のために仕事を辞めることにする女性が、
まだまだたくさんいらっしゃる状況です。

だから、今の職場と家庭を選んだことは、
とても幸運だったと思っています。

誰かが私の力になってくれたように、
私も誰かの力になっていきたい。
仕事でも、家庭でも…
そして感謝の気持ちを忘れずに。(michel)

Posted at 2017年02月27日 09時00分00秒

遂にこの日が来た!【スタッフ・ガイヘル日記】

ご利用者が楽しみにしていた豊島園へ行く日です。
私が「〇〇さん。今日は何処行く?」と聞くと
「豊島園!」と元気良く返事が返ってきました。
楽しみにしている様子が伺えます。

いざ、バスと電車を乗り継ぎ豊島園へ。
園内に入ると真っ先に「空飛ぶカーペット」へ。
カーペットに乗り、「ヒャー!、ワー!」と大歓声。
満面の笑顔で楽しんでいました。

「おっ!のってきたな。」
と思ったのも束の間、ご利用者は「帰る!」と一言。
思わぬ展開に意表をつかれました。

しかし簡単には諦めません。ここは盛り上げる形で。
「ねぇ〇〇さん向こう側にも何かあるよ」
「気になるね。行こうよ♪行こうよ。出発進行〜」
と盛り上げつつ奥へ進みました。

「何か強引じゃない?」、「本人の言う通り帰ればいいじゃん」
と、この対応について考える人もいるかと思います。
しかし、このような支援をしたのには理由があります。

知的障がいを抱える人たちは、
初めての場所へ行く、初めての事をするのに対し、
不安な気持ちを抱く方が多いです。
また、ご利用者は「僕は〇〇だから不安なんだよ」と
伝えるのが難しく、端的に「帰る」と伝えたのかもと思いました。

ご利用者の不安な気持ちに寄り添いつつ、
どうしたら楽しんでもらえるのかを考え、試していく…
それもヘルパーの仕事の内の一つなのです。
あと、ヘルパー自身も楽しむことが大切です。
どんな働きかけをしたとしても、
ヘルパーが態度で示さなければ、楽しさは伝わりません。

障がいを抱える人は、相手の表情や動き等に敏感です。
「自分の表情は大丈夫か?」
「どう盛り上げるか?」
「そして、安全かつ楽しく」
私は、この3点に気を付けてガイドヘルプをしています。

固い話になりすみません。では本題へ戻ります。

その後、次々に乗り物を楽しみました。
「機関車トーマス」に何度も乗りたがったので、
切り替えるため、時計を見ながら、
「お!もうご飯の時間じゃない」
「飲み物買いに行こうよ、レッツゴー」
と伝え、自動販売機で飲み物を購入。
この後、売店でホットドッグも買って食べました。

まだ、トーマスが気になるようでしたが、
「ジェットコースターまだだね。行こうよ」
「あっちの乗り物は空飛ぶよ、言ってみよー」
と誘うと、ニコニコと楽しんでいました。
私自身もとても楽しかったので、
「あー!」と大声が出てしまいました。(笑)

楽しい時間は、あっという間。
本人は、まだ遊びたい様子でしたが、
声をかけて帰路に就きました。
ご自宅に送り、ご利用者に挨拶すると
「さよならー」と笑顔で元気良く応えてくれました。

今日は豊島園で楽しめたようだ。良かった。(takuya)

Posted at 2017年02月20日 09時00分00秒

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