こげら会のブログです
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2016-08 の記事

きみの宝物【スタッフ...

今回のご利用者は、キラキラした玩具が大好きとのこと。

外出中、その手にはキラキラした金属のブローチが握りしめられており、
コロコロ回したり、感触を楽しんだりしながら、電車で移動。

途中、缶コーヒーを飲んでいるときも、キラキラ光っていて、妙に納得。
本当に好きなんだなぁと思いました。

そして乗り継ぎの駅の100円ショップで、
おもちゃを1個だけ購入するときに事件発生。
なんと彼が時間をかけて選んだのは、
お米の分量をはかるプラスチックの計量カップ……
しかも妙に機能的……
お米がこぼれないような便利機能、主婦なら欲しがる便利グッズ…

「本当にそれでいいの?」と聞くと、
「いい」とのこと、なにか腑に落ちませんが購入。

すると、それまでのキラキラブローチをしまって、
そのお米を量る便利グッズでコロコロと遊び。
とても楽しそう!飽きずにずっとコロコロ!

自分の勝手な価値観で
それは楽しいおもちゃではないと判断したことが恥ずかしくなる。
一対一で支援していて、もっと相手をみて支援していきたいなぁ……
なんて彼の最高の笑顔をみて考えてしまう。
これからは気を付けていきたいと思いました。

ちなみに、帰りの電車の中で飽きてしまい、
本来の性能をいささかも発揮することなく、
お米を量る便利グッズは、
駅のごみ箱に捨てられてしまいました……(yu-dai)

Posted at 2016年08月29日 09時00分00秒

隣の芝は青く見える【...

今回は多摩障害者スポーツセンターのクッキーが大好きなご利用者のお話です。

このご利用者はいつも、プールを楽しんだ後、食堂で夕食をご一緒します。
テーブルに付くと、まず店内で売られているクッキーを指差します。
「クッキー食べます?」と聞くと、ニコッとしてご自分の頭を軽く叩きます。
「そうだよ」のサインです。ここのクッキーが大好きなのです。
でも、以前は全く興味を示しませんでした。
実は、このご利用者はクッキーが好きではなかったのです。

ご利用者が食事を召し上がっている間、私は時々このクッキーを食べていました。
ある日、ご利用者が唐揚げを召し上がる傍らで私はクッキーを食べていました。
すると、ご利用者は唐揚げから手を放し、クッキーに手を伸ばしました。
とても欲しそうにされるので、一枚お渡しすると勢いよく頬張り、
「もっと」というように手をまた伸ばすほど気に入ったようでした。

帰宅してからご家族に「クッキーがとても好きなんですね」とお話しすると、
「いやいや、全く食べないはずなんですけどね」とのこと。
試しにご家族がご自宅にあったクッキーを渡しますが見向きもしません。
ご家族も私も不思議に思い、次のガイドで一袋ご自宅に持ち帰ると、
こちらのクッキーは美味しそうに口にしました。
ご家族の話では、以前はクッキーのように口がパサパサするものは嫌がっていたのだそうです。「味覚って変わるんですね」と興味深そうに頷かれていました。

人は不思議なもので、他人の食べているものがとても美味しそうに見えます。
このご利用者と食事をご一緒すると、私の料理に手を伸ばされることがあります。
でも、それは私との外出の数回を重ねてからのことでした。
このクッキーについても、ガイドを重ねて関係性ができて、
私が食べるものを「欲しい」と思い、実際に食べてみたら美味しかったのでしょう。

「隣の芝は青く見える」
あまり良い意味で使われない言葉ですが、こんな風にして経験を重ねていくこともあるのかなと思います。(yoshiki)

Posted at 2016年08月22日 09時00分00秒

書を捨てよ、町に出よ...

こげらは、知的障がいのない、身体障がいの方のケアもしています。
その中で、事故により頸椎損傷をされ、お一人での外出が困難なご利用者のお話です。

そのご利用者との付き合いは入職してから5年程、何気ない日常会話や世間話をすることも多いです。
ここ最近まで、体力面、環境面の問題があり、外出の支援ができないでいました。
(個人特定を避けるため、詳しい事情は書けませんが…)
しかも、外出できない期間が半年にもおよんでいたのです。

皆さん、想像して下さい…
外に出たい気持ちがあるのに、半年間家から出ることができないという状況を。
筆舌に尽くしがたい程の辛さや悲しさがあったことが想像できると思います。
そのご利用者にとって、外に出る機会はこげらの移動支援しか無いのです。

しかし、ようやく先月からその枷から解き放たれ、
近場ではありますがバス等を利用して、移動支援での余暇を楽しんでおられます。

外出中、4階建てのビルのテラス広場で休憩していたとき、
ふと、ご利用者を見やると遠くの景色を見ながら、
何とも言えない良い表情で、微笑んでおられました。
私も釣られて微笑んでしまう程の良い笑顔でした。

推測することしかできませんが、
自宅の窓から見える景色以外の景色を見たことで、
外に出られることの喜びを感じられたのでは無いかと思いました。

そのあと、また他愛のない会話を楽しみながらガイドを終えました。
移動支援と言うのは心の栄養源なのだなと、そう感じた一日でした。(hide)

Posted at 2016年08月15日 09時00分00秒

安心して下さい!怖く...

自宅のインターフォンを押すと、
「早く行きたいぜ!」的な雰囲気で、ご利用者が出てきました。
私が「○○さん、こんにちは」と挨拶すると、「紅茶飲みたいの!」と早速アピール。
「いつものでしょ?分かった。歩いていこう」と声かけ。
すると「いつもの?」と私に聞いてきました。
瞬時に「そうだよ。歩いていこうね」と返事をしました。

その後家族から簡単に様子等を引き継ぎ、出発。
障がいのある方の中に「ここで〜をする」等、パターンを持つ方もいます。
今回の場合は自宅近くの自動販売機で紅茶を買う。
これは、こげらで外出する際の楽しみで定番となっています。
なので制止はせずに毎回購入しています。
(私達もプライベートとかで出かける際に○○に行ったら××をしたい!というのは、よくありますよね!これは障がいの有無関わらず、誰にでもある欲求なのです)

その後、移動の電車内で「ハンバーグ食べたいの」と小さな声で訴え。
ご利用者に「ハンバーグの店?」と聞くと「はい」と返事がありました。
西武池袋線の小手指駅で降りて、本人の要望でバーガーキングに行きました。
お店で待っている最中に「食べたいのー」と大きい声を出す事があったので、
下記のやり取りをしました。

私:「○○さん、大きい声は?」
ご利用者:「出しません。」
私:「食べたい人は、ま・・」
Tさん:「待ってください。」
私:「そうですね、待ちましょう」

支援者がきっかけを与え、自分で言葉を発することで、
自分の力で自身をコントロールすることができます。

昼食後、西武池袋線稲荷山公園駅から徒歩1分の所にあるプールへ。
徒歩1分・・
近くには稲荷山公園。なんて良い場所だ!(あ・・・別にネタはパクってないですよ!)
やばい・・脱線しかけているので本題へ(笑)

プール建物へは抵抗なく入りましたが、
更衣室の入り口へ向かう途中「行かないの!」と言うことがありました。
「○○さん。5分だけでもいいから、行こうよ、行こうよ♪」と誘う事で更衣室へ入る。
更衣室で水着に着替えてプールサイドへ。
自由コースに入り、最初は「出たいの!」ということがありましたが、
入っている内に笑顔を見せます。
時々水の中に潜るなどして、楽しんでいました。

「行かないの!」という意思表示に対し、
「本人が嫌だって言っているのに、行かせるってどうなの?」
と思う方もいるかもしれません。

しかし、この場面では「初めての場所に行くこと」が不安なだけで、
行きたくないという訳ではないのです。
ここでご利用者の“意思表示”を尊重し、行かないことを選択してしまうと、
ご利用者自身の活動範囲を狭める可能性もあります。

外出を通じて様々な新しいことを経験することも大切です。
場所に対しての不安を、ヘルパーという人への安心で和らげることもできます。

ご利用者の楽しんでいる様子を見てほのぼのし、チラっと時計を見ると14時45分・・
そろそろでないといけません。
本人に声かけして、シャワーや着替え等を済ませプールから出ました。
表情も良く本日のガイドを楽しめたのだなと感じました。

ではまた次の投稿まで See you! (takuya)

Posted at 2016年08月08日 09時00分00秒

【東京】 10月 ガイ...

2016年10月
講義   16日(日)・23日(日) 9時15分〜17時00分
演習   30日(日)        9時15分〜17時00分
受講料 一般12,000円、学生3,000円
会場  ケアこげら小金井事務所
所在地:東京都小金井市貫井北町1−6−22 2階 JR武蔵小金井駅徒歩15分
定員  40名

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研修終了後はケアこげらのガイドヘルパーとして登録することが可能です。
同行研修修了後ガイドヘルパーとしてやっていけるという自信を得ていただければガイドヘルプ開始です。

Posted at 2016年08月04日 16時10分13秒  /  コメント( 0 )

【東京】 9月 ガイド...

2016年9月
講義   17日(土)・18日(日) 9時15分〜17時00分
演習   19日(月)        9時15分〜17時00分
受講料 一般12,000円、学生3,000円
会場  ケアこげら小金井事務所
所在地:東京都小金井市貫井北町1−6−22 2階 JR武蔵小金井駅徒歩15分
定員  40名

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Posted at 2016年08月04日 16時10分03秒  /  コメント( 0 )

【東京】 8月 平日コ...

2016年8月∧親コース
講義   24日(水)・25日(木) 9時15分〜17時00分
演習   26日(金)        9時15分〜17時00分
受講料 一般12,000円、学生3,000円
会場  ケアこげら小金井事務所
所在地:東京都小金井市貫井北町1−6−22 2階 JR武蔵小金井駅徒歩15分
定員  40名

8月ご希望の方は、必ず備考欄に
「8月‘曜日コース」か「8月∧親コース」どちらをご希望か記入してください。


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Posted at 2016年08月04日 16時09分54秒  /  コメント( 0 )

今、思うこと【スタッ...

相模原市の衝撃のニュ−スを目の当たりにし、
一度は書き始めた愉快でハッピ−な【ガイヘル日記】が
深い悲しみと虚無感で、
それ以上書き進められなくなってしまいました。

…戦後最悪の集団殺害事件を、
ぎりぎりの理性で客観視している自分に相反して、
容疑者を取り囲んでいたであろう周りの人的環境は、
果たしてどこまで健全なものであったのだろうか?
二十数年にわたる彼の人生を取り巻いてきたもの、
そこに大きな不安と疑問を感じてしまいました。

無論、彼の決して起こしてはならなかった行為、
大惨事をもたらした行為を擁護するつもりは全くありません。

人間の狂気なんて理性と紙一重なのだと
改めて思い知らされるのには、
あまりに残酷で深い傷を負わされた気がしています。

ならばその狂気と理性のバランスを保つものとは何なのか…

やはり使い古された言葉 「愛」しかないのか。

こどもにも劣らない瞳の輝きで、
回り続ける模型の電車を一心に見つめ続ける自閉症の青年。

気に入った曲ならカラオケで二時間でも足りないほどの情熱で
何度も何度でも歌い続ける特別支援学校に通う少年。

ちっぽけな僕には,
得体の知れない「愛」の正体なんて分かりません。
しかし、その瞳の輝きを、撒き散らす汗や唾を、
素敵だと感じられることも、
もしかしたら 立派な「愛」なのかもしれません。

少なくとも今はそれを信じて、
繋ぎあわせておかなければ、
前を向く力も湧いてきません。

梅雨明けの眩しい青空の下で、
我々は今こうして、どうしようもなく生きているんだな…
そんなことばかり思う日々です。(hiro)

Posted at 2016年08月03日 18時21分47秒