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2016-06 の記事

全日本西第3戦・・・...

6月18、19日にF1ヨーロッパGP開催と同時に全日本西第3戦瑞浪戦が行われた。
今回は前から行かない予定であったため、事前に用意するものは何もなかったが、瑞浪のコースでは
レースライブの配信があり、それをもとにほぼリアルタイムで携帯電話によりアドバイスを行った。
気温の上昇によりドライバーもメカニックも大変だったと思うが、私も3日間レースライブに注視した。
そんな中で各カテゴリーの走行選手のデータを一括で見れるレースライブは有効に働いた。
私は日頃メカニックをする選手のカートにはGPSデータで表示できるデーターロガーで現在の
最高速度を一番にチェックする。かつてはリアシャフトにマグネットをつけてそれをセンサーで
検知し、その回転数にタイヤの外周をかけて速度を割り出すタイプを使用していたが、これがなかなか
正確な速度を示さないのである。
その理由はリアタイヤが滑っている状態での速度は進行方向に対するベクトルとリアタイヤの回転方向のベクトル
で実測値と同じになるためマグネット式では実際の底度との差が時速1,5キロ以上の差が出るときがある。
最高速度の差領域が時速103〜105キロで判断する領域ではこの1,5キロの差は非常に大きい。
しかし、最近では¥80,000前後でそのようなシステムをカートに搭載できるロガーが発売になって
いるので予算的にも低コストで済むようになった。
瑞浪のスピード測定はどうやらスピードガン方式によるものらしいので正確さに於いては文句はないだろう。

各々のサーキットに於いてはその特性により一般的に最高速を少し下回る速度にして、そこから若干ギヤーを
上げた場合の方が一周回ったタイムが速い場合が多い。
特にX30はドライブが12Tであるのでドリブンの1T違いはそんなに影響はでないため好都合である。
はたしてやはり瑞浪もその傾向があり、全体として4〜6番手の最高速の選手がトップタイムを出している
場合が多かった。
しかしそれは前のカートのスリップに入っているときでは無く、スリップの影響の無い単独で走っているとき
のデータを優先した方がいいのでその判断はこちらで行った。
スプロケットの決定も比較的早く行われ非常に有意義であった。
全日本選手権が行われるサーキットには「レースライブ」はデータとして戦力になるので全部のサーキットに
欲しいところであるが現実にはそうはいかないところが残念である。

しかしながら2人の選手にとって試練であるかもしれないが、決勝は雨になってしまい予選までの苦労が
幾分徒労に終わったが、突然の雨で殆どこっちからのセット指示で申し訳ない感がある・・・
セットの説明もできずに・・・という感じであるがガラッと変わるこんな時のセットこそメカニックにとっても
勉強になるもの・・・
コーナーはかなり速かったようなので結果はともかくドライバーにとっても試練の経験になったと感じています。


Posted at 2016年06月22日 17時23分10秒  /  コメント( 0 )