レーシングカートのシャシーとエンジンの速さを追求するページです。
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2015-10 の記事

鈴鹿全日本最終戦SECク...

エンジン自体はデリバリーですので私がOHしたエンジンではありませんが、セッティングアドバイスとドライビングアドバイスをしました選手が3位入賞しました。
日ごろから私を信頼していただきましてありがとうございます。
今後も「選手のため」をテーマに速さを追及してまいります。

    NRU 代表 根田


Posted at 2015年10月29日 20時58分42秒  /  コメント( 0 )

本年一個目のシリーズ...

皆様方には、日ごろから多くの選手にEOHの依頼をいただきありがとうございます。

早くも今シーズンに名阪にて逆転でSECでのシリーズチャンピオンを確定しました。
今後も速いエンジンを目指していきますのでよろしくお願いいたします。

                   敬具


Posted at 2015年10月28日 21時23分11秒  /  コメント( 0 )

カート専用工具・・・...

カート専用の工具あるいは測定器類が多くリリースされて、昔に比べれば非常に便利になった。
私が一番「楽でいいなあ」と感じる測定器はフロントアライメントを測定する際に使うレーザーポインターである。
これの登場でフロントアライメント調整が短時間で行うことができるようになった。
実戦では短時間でできるということは非常に優位に立てる。
エントリー台数の多いあるいはカテゴリー数が多いレースなどでは、練習走行でも次に走るまで時間が少なく、いろんな
要素のセットをする際に、フロントアライメントに多くの時間を費やしていられない時など非常に重宝している。
もう一つはデータロガーである。
特に最近ではGPS信号を利用した実際の最高速度、コーナリング速度が正確に出るため、セットを決定する際に実戦に
即したアイテムだと考えている。
ちょっと前だとシャフトに小さいマグネットを装着し、その通過回数でタイヤの外周から速度を計算するデータロガー
であったので、コーナリングの最中の速度はけして正確なものではなかった。コーナーでリアタイヤがスリップしている
ことが当たり前のカートではシャフトの回転数イコール実速度ではないことを認識する必要がある。
コーナリング速度が正確になったことでレースでは一番大切な最高速データも含め、コストは若干高いが私にとっては
メカニックをしていて非常に頼りにしている一つである。

さて、最近カート専用の高額なアイテムとしてフレーム修正機について考えてみよう。
というよりもフレームの修正について考えると言ったほうがいいかもしれない。

ここでストレートの丸パイプを4本用意しこれを溶接して四角形の輪を作ったとしよう。
これは平面に固定し溶接後ひずみがたまっていないと仮定しよう。
これに外的応力を加えて平面方向に曲げを発生させる。そうすると当然のように平面に置いても対角線上の2点は平面に
つくが残りの他の対角線上2点は浮いた状態になったとしよう。
今度はこれを再び応力を加えて、角の4点が平面につくように修正したとしよう。
さて、この四角形の一辺のパイプを金のこぎりで切ってみましょう。切断後その断念のずれはどうなるか・・・
この場合、必ず断面はずれることは簡単に予測がつく。
これは外的応力で変形した際にすでにひずみがその四角形のパイプのループに存在し、さらにそれを外的応力で見かけ上の
修正を行うとその際のひずみもそのループ内にたまってしまうのである。
これはいろんな方向に力が働いてはいるが、溶接されているので見かけ上その力が釣り合っているということである。

カートのシャシーはこの閉ループが2個前後にくっついている構成なわけだが、クラッシュして曲がってしまったシャシーを
修正機にかけて見かけ上もとに戻すことは上記の理由と同じで完全にひずみが残ってしまう。

私はレースでクラッシュしたシャシーを修正する前に前側の閉ループの右側エリオットのすぐ後方で金のこぎりで切ってみた
ことがある。するとどうだろう・・・切断面は上下に5センチ以上もずれたのである。
これは釣り合っているお互いの応力が切断されたことで開放され各々の動きたい自然な位置に戻ったということである。

私自身が切断しないで見かけ上修正したシャシーで走ってみると、シャシーの左右のコーナリング特性が変わってしまい、
右コーナーはオーバーステアで左がアンダーといった具合になっていた。
見かけ上釣り合っているのだが左コーナーリング時にシャシーがスムーズにしなってくれない現象ということになり、
その方向に張りが強くなっていることを意味する。
セット以前の問題で、タイムがどうこうという以前の問題なのである。

上記切断作業でシャシーの前の閉ループを切断し、さらに後ろの閉ループもシート下で切断をすると、やはりシート下の切断面も
1センチほどずれを確認できた。
この状態で応力を加え、切断面がほぼずれない状態で各パイプの修正を行った、
仕上げはこの切断面をホースバンド固定しその切断面をアルゴン溶接機で溶接をする。
このシャシーの状態は限りなくひずみの存在しない2個の閉ループにまた戻ったことを意味する。

私は性能をチェックするためあるレースに使用したことがあり、そのレースでタイムトライアルこそ2位であったが
決勝でトップでゴールしたことを覚えている。
私自身もそのシャシーに乗り確認したが、左右コーナーに違いはなく新車とまではいかなくとも性能は復活していた。

曲がったシャシーを修正する方法はいろいろ考えられるが、見た目の車的商品として復活させるのであれば
そのまま修正して溶接痕が残らない方法が良いかもしれないが、遊びのレンタルカートならともかく私的には
「タイムの出ないカートシャシーは不要」という考えをもっている。
つまり、タイムが出ないカートでもレースに出るからにはいろいろな部分でコストがかかるが、そのコストが
最初から90%以上が「無駄」になってしまうことが明らかだからだ。
私は溶接痕があっても、たとえそれがゆえにきれいに見えなくても「レーシングマシンは速さのみが美徳」と考えている。


Posted at 2015年10月25日 08時43分50秒  /  コメント( 0 )

昨日の10月19日朝...

やはり鈴鹿は遠いですね・・・片道1050Km・・・
今回は東京で渋滞はほとんど無く予定より3時間は早く盛岡に着きました。
年齢のせいかやはり長距離の運転はきついものがあります。

今回は3選手のセットアドバイスということで、概ね目的は達成したのではないかと考えています。
トップカテゴリーのKFクラスが新品タイヤをどんどん投入するようになる金曜の午後からは、猫の目
のように路面が変わり、状況を予測してセットを変えなければならず、このような状況は経験がものをいう状況になってきます。

金曜にコースに着くなり、新品タイヤ投入でJrの選手がトップ差0,5でどうしたらいいか早速聞かれ、どうしようもない手製のパーツを10個ほど渡しこれに変えて締め具合はこんな感じで・・・
それにて0,4タイムアップ・・・私自身もびっくりしましたが(笑)・・・
今日もまだまだ疲れは残っています。
次回のブログをご期待ください・・・


Posted at 2015年10月20日 15時26分39秒  /  コメント( 0 )

カートエンジンのレギ...

以前にも少し触れましたが、ヨーロッパでは来年からエンジンの変更が行われます。
今のKFエンジンからOKエンジンに変更になりますが、このような年にはいつも日本では1年遅れて
レギュレーションが決まります。
OKエンジンの概要は、水冷125cc、クラッチなし、バランスシャフト採用、レブリミター付き、
デコンプ付き、との内容がリリースされています。
つまりデコンプでおしがけ時の圧縮を低くしてエンジンをかかりやすくするという発想ですが、そもそもエンジンのイニシャルコストを抑えてカート人口を増やしたいという思惑です。
ヨーロッパでは日本円で約30万円・・・日本ではプラス5万円程度でしょうか・・・
そうすると今のX30より安いことになりますが、この辺が大きな変化をもたらすかもしれません。
そのままX30の全日本がOKエンジンよりも値段が高くなり、トップカテゴリーよりもイニシャルコストが高いという状況になります。
日本ではここまでは非常に成功したカテゴリーとエンジンではあったのですが、もしなくなるとすれば非常に残念ですね・・・
又、セル付きエンジンがここまで継承されて、ここからまた昔の時代のようにおしがけの時代に戻るのも少し違和感がありますね・・・
ヨーロッパのエンジンメーカーはすでにテストが行われているのでしょうが、エンジンが軽くなることでカート自体は速くなるでしょう。
昔のカートのように動きがシャープになると思われます。
若干の変更はあるかもしれませんが、これ以上時代がさかのぼるような変更はないように期待しています。
今後を見守りましょう・・・


Posted at 2015年10月08日 12時52分18秒  /  コメント( 0 )