ようこそ、寅さんの家へ! 私達は北海道磯谷郡蘭越町で自然体験が豊富に楽しめる、農家民宿を営んでおります。 アットホームな当民宿で、山菜・きのこ取りから釣り、芋ほりなど、日常では出来ない自然体験を楽しみ、スローライフとは何か、自然とは何かを感じ取って頂けると思います。
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ファームステイ

 昨晩、某大手旅行代理店から問い合わせの電話がきた。修学旅行でのファームステイについての問い合わせだった。もちろん我が家には修学旅行生が泊まれるようなキャパは無く、細かい話については数年前から修学旅行受け入れ(農業体験として)の仲介をして下さっているマルベリー代表 松橋さんを紹介して電話は終わった。

 近年、修学旅行での農業体験や酪農体験といった一次産業への体験事業が増えてきている。背景には、文科省や各教育委員会での方針(体験事業の重要性を認識のため)があるのだろう。我が家にとっても、農家にとっても商品を売るという形以外で収入があるのは助かる。生徒にとっても、一次産業の苦しさ、大変さを、反面、面白みも伝わるのかもしれない。悪くはない事業なのだとは思う。

 ただ、この事業が根本的に減反・転作政策や後継者、担い手の減少に苦しむ農業集落を救うものにはならない。子どもたちにとっても、たかだか半日や一日で農業をはじめとする一次産業のすべてが伝わるとも思えない。なんでも義務化のようにさせられるようなままではいけないのではないのか。
 受け入れ側としても、集落の自立を目指し農業集落だけで受け入れができるような基盤を作っていかなければいけないだろう。蘭越において考えると、ニセコ近辺にペンションを構える方々もおり、うまくいけば100名程度のキャパは用意できる。宿泊施設の横のつながりを強くし、閑散期における集客アップに繋がる可能性もあるのではないのだろうか。そして農家さんとの連携を強くし、お互いの魅力を引き出せるような共同体を作っていくべきだろう。

 長々となったが、蘭越町に住んで、農家民宿を経営していこうときめた以上泣き言は言ってられない。6000人弱の小さな町だが魅力は多々ある。もちろん問題も多々ある。そういったしがらみ、魅力すべてをふまえ、蘭越に住む人間、来る人間全てが精神的に満たされるようになって欲しいものだ。もちろん微力ながら私自身も尽力し続け、都市の人たちに蘭越の魅力を発信していこうと思う。

Posted at 2007年12月28日 07時17分44秒

 
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