特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。 企業のサポート役として、よりよい人事・労務制度の構築、労働問題発生の未然防止、企業法務の対応等、強い組織・会社づくり、いきいきとした社員づくりのお手伝いをします。 主営業範囲(旭川市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、士別市、名寄市及びその周辺地域)
2010-06-08 の記事

傷病手当金と障害年金

社員が業務外の病気、怪我で仕事ができない場合、
一般的に、健康保険の「傷病手当金」を申請するのが一般的です。

最初の申請から、最大1年半の間 受給できます。

例えば、うつ病などで仕事ができなくなり、会社を休む場合、
会社からの給料が出ないとして(=無給の場合) 金額は基本給の
2/3支給されます。

一方、うつ病の場合、障害年金に該当する可能性も高いと言えます。

障害年金は、年金の納付要件等があります。

うつ病を例にすると、まず初診日(最初にその病気で医師の診断を受けた日)
が重要で、原則、その後 1年半経過した時が、障害認定日で、障害が認定
された場合に、障害年金に該当になります。

この初診日から1年半の例外は(=1年半待つ必要がない場合のことです)、
1.片足切断等の場合 =切断した日
2.人工透析     =人工透析を開始した日から3ヶ月を経過した日 
3.心臓ペースメーカー、人工弁、人工関節、人工肛門 =付けた日   

障害年金は障害の等級、配偶者の有無、子供の年齢等 も関係しますが、健康
保険の傷病手当金の方が、高い例が多いかと思います。

結論は、健康保険の傷病手当金と、障害年金の両方を受給することはできませ
ん。

一方、障害年金は初診日と、原則その後1年半後の 障害認定日で決定されます。

ですから、初診日から1年半、傷病手当金を受給するのは原則、問題ありません。

なかなか、複雑で難しいなお話ですが、業務外の病気、怪我で仕事ができない
場合、まず、傷病手当金を受給し、なかなか治らず仕事ができないな場合、
障害年金の申請も考える必要があるということです。


Posted at 2010年06月08日 23時20分51秒  /  コメント( 0 )