特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。 企業のサポート役として、よりよい人事・労務制度の構築、労働問題発生の未然防止、企業法務の対応等、強い組織・会社づくり、いきいきとした社員づくりのお手伝いをします。 主営業範囲(旭川市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、士別市、名寄市及びその周辺地域)

隠すべきか、公表すべきか?

日本人の意識として、昔は 身内、社内の不祥事、恥は隠すのが
当然なものとしてきました。
(いわば、「臭いものにふた」です。)

しかし、コンプライアンス、説明責任が重視されてきて、段々
意識が変わってきています。

象徴的な事件が、9年ほど前(私の記憶ですので、多少 年月が
前後しています。)

一つは、雪印乳業事件、もう一つは 参天製薬です。

○雪印乳業事件
 工場の停電で、一時 工場が止まり、乳牛製品に影響が出たのに
 そのまま出荷し、大勢の食中毒患者が発生。
 会社は、ことの詳細を明らかにしないで、公表も後手後手まわり、
 製品の回収も遅れ、謝罪も遅れました。
 社長は、記者会見で追及されたのに対し、明確な回答をせず、挙句
 には、「私も、何日も寝ていない …」と、疲れきった表情で答え
 ていました。
 いかにも、サラリーマン社長 そのものの印象を受ける方でした。
 公表、製品の回収が送れ、その後は、皆さんもご存知のように牛肉の
 偽装問題もあって、雪印乳業は壊滅的な打撃を受けました。

一方、同じ時期に
○参天製薬
 目薬に異物が混入された(犯人による通告であったかと記憶して
 います。)とのことで、記者会見で公にしたのと同時に、全ての
 小売店から、商品を回収しました。
 参天製薬にとって、大変な損害であったかと思います。
 当時、日本では、そこまで徹底して公表する会社はありませんでした。
 この時、雪印乳業と正反対な対応で、参天製薬は、大いに信用が増した
 のです。

 私の感じるところでは、これを堺に、会社の不祥事は、隠せば、大い
 に信用を失い、逆にすばやい調査、対応で公にすれば、信用を失う
 ことも最小で済み、場合によっては逆に信用が増す 風潮になって
 きたように思います。
 
 ところで、旭川等 一般の中小企業、(役所も含めて)は、まだまだ
 この辺のことを 理解している方は 少ないようにも感じます。

Posted at 2009年12月02日 20時53分03秒

 
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