特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。 企業のサポート役として、よりよい人事・労務制度の構築、労働問題発生の未然防止、企業法務の対応等、強い組織・会社づくり、いきいきとした社員づくりのお手伝いをします。 主営業範囲(旭川市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、士別市、名寄市及びその周辺地域)

お客さんとトラブル続き …辞めてもいたいのですが

Q 当社の社員で、採用して約3年の者で、何回もお客さんとトラブルを続けて
  いるのがいます。
  何回注意しても直らないので、辞めてもらおうと考えているのですが…


A まず、今までどのようなトラブルがあったのか、その原因は、それに対して
  会社はどのように注意してきたのか、始末書は徴収したのかを まとめてほ
  しいのですが。


Q (後日)まとめてきました。その社員は、お客さんとトラブルが絶えず、担当を
  変えて、顧客対応が易しい先に変えています。
  それでも、トラブルが続いています。その都度、注意してきたのですが、始末書は
  徴収していません。
  当社の就業規則では、解雇の理由の中に、
  「職務の遂行に必要な能力を欠き、他の職務に転換させることができないとき」
  というのがあり、また
  「勤労意欲が低く、勤務成績、勤務態度その他業務に適さないと認められるとき」
  というのもあります。
  これらに該当すると思うのですが

A 使用者が労働者を解雇する場合は制限があります。
  解雇権の行使が客観的・合理的理由を欠き、社会通念上相当と是認することができ
  ない場合は、権利の濫用として解雇は無効となります。

  実際問題として、解雇は労使紛争の中でも最も発生する可能性があります。
  後日の紛争への対応のためにも、お客さんとのトラブルの内容、原因、会社の
  対応・教育(注意し、2度と繰り返さないように教育する)が、書類等で証明できる
  必要があります。

  今まで、始末書を徴収していないとの …後日、「会社は注意した、本人は聞いて
  いない」との水掛け論になる可能性があります。

  一つの案ですが、職場の長の方に、本人の勤務状況、お客さんとのトラブルが多い
  こと、それに対して、会社は都度 注意してきたことを 本人と話し合い、
  1.今度トラブルがあった場合は、始末書を提出すること
  2.その始末書には、今度トラブルがあった場合は、会社を辞めることを誓約させ
   る
  
  以上のことを、予定してみてはいかがでしょうか?

  なるべく、本人と話し合い、本人が納得する方法で辞めていただくのが良いと
  思います。

  なお、解雇予告制度として
  解雇する場合は、30日前に予告するか、または、予告手当として平均賃金の30日
  分以上の金額を支払うことを定めています。
  …実際問題として、お客さんとトラブルをおこしつづける社員に、30日前に予告して
   働いてもらうのは、難しいと思われます。
  お客さんとのトラブル=顧客喪失→ 会社の売り上げ、業績に悪影響 が考えられます。

  感情的になって、はずみで 解雇を言い渡すような危険なことは避け、冷静に対応して
  ください。


  ホームページ http://www.office-matsuda.info/ 

 特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。
主営業範囲(旭川市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、士別市、名寄市及びその周辺地域) 
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個別労使紛争の予防、解決
各種助成金申請・社内活性化・コンプライアンス(法令遵守)
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就業規則・給与規程・退職金規程他各種規程の制定
年金の調査、請求
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ご希望の会社設立のお手伝いをします。
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会社設立 
 

Posted at 2009年09月24日 18時20分42秒

 
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