特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。 企業のサポート役として、よりよい人事・労務制度の構築、労働問題発生の未然防止、企業法務の対応等、強い組織・会社づくり、いきいきとした社員づくりのお手伝いをします。 主営業範囲(旭川市、富良野市、深川市、滝川市、砂川市、留萌市、士別市、名寄市及びその周辺地域)

始末書を提出するよう命じたがなかなか出さない  旭川市・名寄市・士別市

 当社は従業員が十数名です。採用して6ヶ月目の社員が、お客さんとトラベルを繰り返し、「あの人では困るので担当者を変えてほしい」といったことが何回もあり、また、お客さんが怒こり、社長である私が直接謝りに行ったこともあります。何回も注意しているのですが、大して反省もしている様子もなく、改善する様子もありません。そこで、始末書を出すように厳しく言ったのでが、なかなか出しません。始末書の提出を命じたことは、当然と考えていますが、今後どうすればよいでしょうか?

 この種の問題で悩んでいる社長は多いですし、始末書をめぐる問題で悩んでいる社長も多いです。
売り上げがなかなか伸びない中、お客さんとトラブルを繰り返す社員は、大変困りますし、何とかしないと業績悪化の原因となります。
始末書には、「懲戒としての始末書」と「業務改善としての始末書」があります。
そもそも、お客さんとトラブルになった原因、その社員のお客さんに対する対応(不手際・言動)、それに対する今後の改善点を明確にする必要があります。
相談者(社長)は、社員に対し厳しく注意(実際は怒鳴り散らしている様子)をしているようですが、これを明確にしないと同じことを繰り返す可能性があります。
この、顛末・原因・今後の改善策を明確にする始末書提出は、業務命令として有効であり、この命令に対して、始末書を出さないのであれば、「業務命令違反」で懲戒の対象になります。
但し、懲戒等、就業規則が整備されていないと労使紛争に発展する可能性がありますが。
また、始末書には「反省している」ことを書くのが一般的ですが、これを強制することは判例、学説上、「内心の自由を侵している」として無効としているものがあります。
しかし、どの商売もお客さんがあって成り立つものであり、お客さんからいただいたお金で、会社が成り立ち、従業員の給与も支払えるのです。(私見ですが、内心の自由とは宗教の自由、思想.信条の自由等をいうのであり、「お客さんがあって始めて商売が成り立つ」のは真理です。お客さんとトラブルを起こしても反省しないのは、内心の自由と関係ないと思うのですが)
いずれにしても、始末書提出は業務命令として、厳しく指導する必要があります。
また、今後の問題として、繰り返し指導しても改善する見込みがなく、お客さんとトラブルを繰り返すようであれば、辞めていただくことも考える必要がありますが、この問題は別な機会に説明します。

ホームページ参照  http://www.office-matsuda.info/

特定社会保険労務士・行政書士事務所 所長の松田 隆です。
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Posted at 2007年10月31日 23時55分28秒

 
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