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大工の10年後




「墨付け・図面から土台、柱、梁など角材に継ぎ手など寸法を書く作業」
「その加工を、刻み(きざみ)や切り込み作業と言う。」
「現在では機械作業(プレカット)がほとんどである。」

大工を経て今、この業界にいて思う事は...

10年後、大工職人(一般木造住宅)は、ほぼ
存在しなくなるだろう。

仮に、大工と言う名の呼び名が残っていても、
内容のほとんどがフレーマー(組み立て職人)
になっている事だろう。

工法・建材・工具などの進歩と合理化によって
修行・技術・知識など職人の基礎は簡単化され
あまり必要とされなくなった。

この先、更に合理化が進み少し器用な人なら、
日曜大工の延長線的な感覚で家が造られると
言っても過言でない日が来るだろう。

現場でも、大工の蚤(のみ)鉋(かんな)を見
なくなったし、もはや必要としないのだ。

私は現在、30代後半だが同じ年代の大工で
墨付けが出来る環境(現場)を経て身(技術)
につけた人は、何人位いるのだろう?

また年齢問わず、今いる大工の何%がそうな
のだろうと、ふと想う時がある。

中には嘆き警鐘を鳴らす人達もいるが、私は
それ程、気にはならない。

何故なら、大きく見れば今までも、竪穴・高床
・神殿・数奇屋・在来・ツーバイ・コンクリートと
時代の流れと共に住まいもより快適になった。

つまり進歩・進化とは、未来にゆくと言う事なの
だから受け入れ順応する事が大切である。

変わらぬ物があるとすれば、それは心だと思う。

職人の技は変われど、職人の心は変わらない
でほしいし、これからの後継者にも、職人の技
より心を受け継いでほしいと願う。

私も今は大工ではないが、職人の気持ち想い
心は変わらないつもりでいる。

必要となくなっても、身につけた知識と技は決
して無駄にはならず、この先また必要となる日
が訪れば、また役立ち身を助けてくれる。

そして辛い事も多かったが、その様な環境で
様々な事を教え伝えてくれた親父と師匠に、
今は心から感謝している。
 

Posted at 2010年03月13日 13時10分00秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

簡単そうは難しい

生きれば生きる程、知れば知る程、真っ当
な人に日が当り腹黒い輩が報いを受ける
世の中では無いと否応無く骨身に沁みる。

神様でも英雄でもないので、決して世界を
変えようとか、大勢の人々を救おうとかは
思わないし出来もしない。

ただ、自分の周りを変え、近くで困ってる
人の力になる事は出来る筈です。

私でも、あなたでも、誰でも...

「蝶の羽ばたきも地球の裏側では嵐になる」
「雄大な大河も全ては小さな水滴の集まり」

何かするのではなく自分の出来る事...
何か変えるではなく自分が変わる事...

分かっててもなかなか出来ず、簡単そうな
事が凄く難しいです。
 

Posted at 2010年03月12日 13時57分46秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

クローゼット




ー既存ー
押入をクローゼットに交換します。






ー完成ー
押入開口部を同じ大きさのクローゼットにするのではなく、
一回り小さなクローゼットにし工事や部材のコストを抑える
事で、他の内装(壁紙、カーペット)も御客様に負担が少な
くなる様にしました。
 

Posted at 2010年03月11日 11時34分18秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

アバター

昨日、だいぶ遅れてる感があるが、
映画アバターを男2人で観た。

3Dは、さて置き映像が凄かった。

CGと判っても、その迫力と美しさ
に呑み込まれた。

今更、私が言うまでもないが...

ただ、観た映画館の3Dメガネが
何だか引っ掛かった。

終わった後、2人でそのメガネに
「ひと昔前のサングラスか!」と
ツッコミを入れた。
 

Posted at 2010年03月08日 09時28分41秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

モモレンジャー


実家を片付けていると箱の中から古い写真が沢山でてきた。

その中の1枚がこれ!(残りは今度、紹介します)

見た途端に、眠っていた記憶が蘇ってきた。

小学校に入る前だと思うが、村の公民館にゴレンジャーが
やって来て握手会を行った。

作業用のトラックに乗せられガタゴトと片道30分程かけ、
珍しく親父が連れて行ってくれた。

当然、アカレンジャーと握手すると決め込んでいた私だが、
並んだ行列に弾かれ流され、青・緑・最低ラインの黄まで
飛び越して、ありえないモモレンジャーと握手させられた。

男なのに、モモレンジャー(女)と握手してしまった屈辱感
とショックに思わず、その場ですねてしまった。

その時、たぶん親父が撮ったのだろう。モモレンジャーも
何故か落ち込んでいる様に見える(笑)
 

Posted at 2010年03月05日 16時56分59秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

トイレ内装


ー既存ー
トイレの床(クッションフロアー)を交換します。




ー完成ー
だいたい30分位で工事は終わり、費用も
4000円(税込)程です。
 

Posted at 2010年03月04日 17時19分13秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

寝方


先月、葬儀に連れられ正月ぶりに実家へ行きやした。

おいら的には、沢山の人達に可愛がられ散歩三昧で
最高の日々でやんした!

お盆以来に神奈川の姪っ子にも再会したでやんす。

姪っ子が、うずくまってますが実は、こうやって寝る
でやんすよ!変な寝方でやんすねぇ〜

隣で寝るおいらも人の事、言えないでやんすが!

ちなみに、とうぶんの間、おいらは実家で暮らす事に
なりセラピー犬の第一歩として頑張るでやんすよ!
 

Posted at 2010年03月02日 18時38分02秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

ニッチ



ー工事中ー
クロス(壁紙)交換だけの工事は別として、他に大工工事が絡む場合、
御客様に内緒で(途中でバレるが)家電家具が置かれそうもない壁に
サービスでニッチを造る様に心掛けています。





ー完成ー
ニッチは部屋の装飾に近いので、必要不可欠な存在ではありませんが、
あると使い道は住む人によって多様になります。

今までの経験上ニッチは、やはり女性(奥様)が好みで、植物と写真を
飾る割合が多い様です。
 

Posted at 2010年02月25日 18時37分30秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )

別れは突然に


≪最後の作業姿、平成20年・和室造作にて≫

近い内と覚悟はあったものの、別れは突然すぎた。

2月12日、腹部から栄養を直接入れるに出された
管を交換するため訪れた病院で、親父は急に容態
が悪くなり、そのまま静かに息を引き取った。

私は死に目に会えず、息を引き取った3〜5分後に
病室のドアを開けた。

危篤状態で急いだ訳でもなく、仕事の合間を寄り道
しながら来た私は、そうだと知っていれば20〜30分
前に着けた事に後悔や苛立ちよりショックを受けた。

ベットに横たわる親父の額に手を当てると、数分前
まで呼吸していた体温は、そのまま残っており、死
んだ事を素直に受け入れられなかった。

そのまま事務所に戻り現場の段取りを済ませ、観
てないDVDを返却し、紳士服のマスカットに寄って
礼服を購入し実家へ帰った。

既に実家では親戚達が集まり、親父は屏風の奥に
寝かされ準備は整えられていた。

「何だか今日一日、狐につままれた様な日だ」と姉
と話し、まだピンと来ない私は深夜、少なくなった親
戚を見計らい、独りそっと親父の元に行った。

枕元に静かに座り、顔を覆うガーゼを取ると数時間
前と変わらぬ親父がそこにいて、同じ様に額に手を
当てると氷の様に冷たくなっており、その差に驚くと
共に初めて死んでしまったんだと実感した。

あれよあれよと言う間に一週間が経ち昨日、初七日
を済ませ戻って来たが、手続きや整理する事が残っ
ているので、明日また実家へと帰ります。

悲しくないと言えば嘘になり時折、色々思い出し感情
が溢れますが大丈夫です。

何故なら、親父は死んでしまいましたが、私の体を流
れる血に、骨に、そして心に生きているからです。

生前、御世話と御迷惑を御掛けしました皆様、そして
仕事の場を与えて下さいました皆様ならびに共に働
いて下さいました職人の皆様には、亡き父に代わり
心から感謝と御礼を申し上げます。

本当に有難う御座いました。
 

Posted at 2010年02月20日 19時26分52秒  /  コメント( 2 )  /  トラックバック( 0 )

おんぶ

実家は道路から50〜60mほど坂道を
登った場所に建ってある。

その坂道を、歩く事もままならなくなった
親父を初めて、おんぶし歩いた。

背負いながら複雑な気持ちになったが、
背負われる方も同様だった事だろう。

年齢や状況からそれが自然な事でも、
そんな日が来ると想像できたろうか?

正直、私は自分が親を背負って歩く
事を背負う時まで想像できなかった。

理由や感情を除き、子供の頃おんぶ
された坂道を、おんぶし歩くのは案外、
悪くないと後で思った。(気付いた)

する側から、される側、命や想いとは、
こうやって繋がってゆくのだろう。

これまでも...これからも...
 

Posted at 2010年02月10日 16時51分59秒  /  コメント( 0 )  /  トラックバック( 0 )