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2011-11-02 の記事

動物眼科症例(猫のヘ...

 猫のヘルペスウィルス感染症による、新生児眼炎、眼球癒着、角膜炎を併発した症例を紹介します。 症例は生後40日令ぐらい、体重600gのMIX猫。3週間前に捕獲し、地元の動物病院に10日ほど入院、退院時は両眼の眼球が確認できず、歩行もぶつかっていたとのことでした。その後当病院の眼科に来院。上の画像は来院時のもので、右眼眼球はありますが眼炎、結膜炎、角膜炎が重度で眼球内が確認できません、また眼瞼癒着もあります。左眼は瞬膜、眼球結膜、眼瞼結膜の癒着がひどく眼球は確認できません。
来院後5日間の内科治療をした後、再来院して両眼の眼球、角膜、結膜、瞬膜の処置をしました。真中の画像は処置後の画像です。両眼とも癒着がひどく、処置後は画像のようにかなり腫脹しました。また、両眼とも眼球はありますが、角膜癒着の肉芽が重度で眼球内は確認できませんでした。なお、体重は650gです。 下の画像は処置後10日目の画像です。右眼は瞳孔も確認され反射も正常でした。左眼にかんしては角膜の変化はありませんでした。両眼とも少し癒着が進んでいます。体重は850gになりました。なお、元気にものにぶつからず遊んでいるそうです。次回に続きます。

Posted at 2011年11月02日 09時23分34秒