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2013-07 の記事

犬の症例紹介(角膜障害)

 最近診察した犬の白い眼(角膜障害)パート1
 
 上の2画像は右眼と左眼です。
 7歳のボストンテリアで1年ぐらい前から両眼角膜に白濁が出現、白濁部が増えてきたとのことで当眼科に来院。
 これは角膜内皮ジストロフィーというもので、優性または不完全優性遺伝が示唆されます。一般に発症する系統はチワワ、ボストンテリア、ボクサー、ダックスフンドなどが問題となる系統で、年齢は7歳以上に多く見られます。上の症例の現在の状況は水ほう性角膜症という状況で右眼は2次的な角膜びらんが見られます。治療は全層角膜移植術が角膜の透明度を回復する理想の方法です。ただし、角膜提供があった場合です。また、痛みのある水ほう性角膜症では角膜熱形成術(角膜ジアテルミー)が最も有効です。病変を持つ動物は繁殖させないように忠告することが必要です。
 なお、この症例はホームページの前回の症例紹介例です。パート2に続く。

Posted at 2013年07月19日 11時50分16秒

糖尿病、慢性腎不全の...


当院では2005年7月よりDCA2000(写真)という検査機種を導入しています。この機種は(1)犬猫の慢性腎不全が全尿で早期発見 尿のアルブミン/クレアチニン比を検査します。この値は血液生化学検査(BUN,CREA)よりも、早期に腎機能の評価ができます。(2)犬の糖尿病の早期発見 血液の糖化ヘモグロビンHb1cを測定することにより、糖尿病、隠れ糖尿病、インスリンコントロールがうまくいっているかの判断に使われます。この検査は従来の血糖値よりも正確に糖尿病を判断できます。
 当医院では現在、この2つの検査と従来の血液・尿生化学検査を併用して正確な診断に役立てています。

Posted at 2013年07月13日 17時57分28秒  /  コメント( 0 )